夢の中で何故か僕は、トラの子供を飼っていた。
トラの子1匹とネコの子2匹、その他に鳥を何羽か飼っていた。
家族に見付からないようにするためだろうか、誰も入らない薄暗い部屋の中で箱に入れて飼っている。
そんな部屋は実際の家にないのだが、夢の中ではそういう設定だ。
トラの子と子ネコ2匹は同じ箱に入っている。
トラの子は小さいので、ネコを襲うことはない。
僕は、トラの子が大きくなることを恐れていた。
子トラは可愛いが、大きくなると困るな〜、食べる量を減らせば、大きくならないんじゃないかな〜と思っていた。
そういう思いからか僕は、事あるごとにエサ遣りを忘れるのだ。
忘れていて突然思い出し、エサをあげる。
そうしてトラ達を可愛がって、また闇の中に閉じ込める。
ある日、家族で出掛けた。
僕はエサをあげるのを忘れていたのを思い出し、慌てて家に帰るからと、ひとり家族と別れた。
(きっとトラ達は闇の中でお腹を空かせているに違いない)
急いで帰ろうとすると、、若い女性が道を尋ねてきた。
「ここに行きたいんですけど、どうやって行くか分かりますか?地図が分かりづらくて…」
「ああ、それならすぐそこですから案内しますよ」
案内しようとすると、4人ほどの女性が出てきて一緒についてきた。
僕はトラが気になり、急いで案内したいのだが、女性陣はおしゃべりしながら歩みは遅い。
(早くしないとトラ達が死んでしまう)
僕はどんどん焦っていった。
目的地が見えてきた。
「ああ、この辺ですね」
「あ、ホントだ!ここよ〜!」
女性達は目的地に向かって走り去っていった。
(走れるなら最初から走れよ…)
急いで家に戻ろうとすると、友人に出会った。
「ビデオを探してるんだけど、もう売ってないんだよね。レンタルならあるかなぁ?」
「ああ、じゃあレンタル店がすぐそこにあるから、一緒に行ってみようか」
僕は友人とビデオを探す事になった。
トラの事は忘れてしまっていた。
目的のビデオは、何件かレンタル店を回っても見付からなかった。
バスに乗って少し遠い店も回ってみた。
バスの中で僕は、急にトラ達の事を思い出した。
(しまった!もう1週間もエサをあげてない!水だって飲んでないはずだ。干からびて死んでるんじゃないか?…)
時空が飛んで、1週間経っていた。
僕はバスを降りたかったが、停留所以外では降りられなかった。
そしてバスは渋滞に捕まった…。
(ダメだ…。トラ達はもう死んでしまったに違いない…。あるいは、子ネコを食べてトラだけが…)
解決を見ずに、最悪の状況で夢は終わった。
きっと全員が助かったと思いたい。





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