2006年08月30日

夢物語9 〜早く戻らないと〜

嫌な夢を見た。


夢の中で何故か僕は、トラの子供を飼っていた。
トラの子1匹とネコの子2匹、その他に鳥を何羽か飼っていた。

家族に見付からないようにするためだろうか、誰も入らない薄暗い部屋の中で箱に入れて飼っている。
そんな部屋は実際の家にないのだが、夢の中ではそういう設定だ。

トラの子と子ネコ2匹は同じ箱に入っている。
トラの子は小さいので、ネコを襲うことはない。

僕は、トラの子が大きくなることを恐れていた。
子トラは可愛いが、大きくなると困るな〜、食べる量を減らせば、大きくならないんじゃないかな〜と思っていた。

そういう思いからか僕は、事あるごとにエサ遣りを忘れるのだ。
忘れていて突然思い出し、エサをあげる。
そうしてトラ達を可愛がって、また闇の中に閉じ込める。

ある日、家族で出掛けた。
僕はエサをあげるのを忘れていたのを思い出し、慌てて家に帰るからと、ひとり家族と別れた。
(きっとトラ達は闇の中でお腹を空かせているに違いない)

急いで帰ろうとすると、、若い女性が道を尋ねてきた。
「ここに行きたいんですけど、どうやって行くか分かりますか?地図が分かりづらくて…」
「ああ、それならすぐそこですから案内しますよ」
案内しようとすると、4人ほどの女性が出てきて一緒についてきた。

僕はトラが気になり、急いで案内したいのだが、女性陣はおしゃべりしながら歩みは遅い。
(早くしないとトラ達が死んでしまう)
僕はどんどん焦っていった。

目的地が見えてきた。
「ああ、この辺ですね」
「あ、ホントだ!ここよ〜!」
女性達は目的地に向かって走り去っていった。
(走れるなら最初から走れよ…)

急いで家に戻ろうとすると、友人に出会った。
ビデオを探してるんだけど、もう売ってないんだよね。レンタルならあるかなぁ?」
「ああ、じゃあレンタル店がすぐそこにあるから、一緒に行ってみようか」
僕は友人とビデオを探す事になった。
トラの事は忘れてしまっていた。

目的のビデオは、何件かレンタル店を回っても見付からなかった。
バスに乗って少し遠い店も回ってみた。
バスの中で僕は、急にトラ達の事を思い出した。
(しまった!もう1週間もエサをあげてない!水だって飲んでないはずだ。干からびて死んでるんじゃないか?…)
時空が飛んで、1週間経っていた。

僕はバスを降りたかったが、停留所以外では降りられなかった。
そしてバスは渋滞に捕まった…。

(ダメだ…。トラ達はもう死んでしまったに違いない…。あるいは、子ネコを食べてトラだけが…)


解決を見ずに、最悪の状況で夢は終わった。
きっと全員が助かったと思いたい。
ニックネーム SNJ at 13:27| Comment(4) | 夢物語

電車の中の親子

電車の中に、乳母車に乗った1歳児と、その兄貴5歳くらい、そして母親がいた。
1歳児は、ハッピーターンだか、ばかうけのような形のお菓子を両手に握って食べている。乳児用のお菓子だろう。
メガネをかけた兄貴5歳は、手擦りに掴まって行儀が良い。

1歳児は、両手でがっつりとお菓子を掴み、寄り目でそれを見つめてニンマリしている。
兄貴5歳は、まじめな顔で窓の外を見ている。

1歳児は、両手で握ったお菓子を口に持っていってかじった。
もしゃもしゃと食べながら、美味しかったのかとても嬉しそうな顔をしている。
メガネの兄貴は、まじめな顔をしている。

1歳児はどんどんと食べる。
メガネは手擦りに掴まって、時折、体を横に傾けて手擦りを軸に回ったりしているが、窓の外を見ている。

1歳児は、お菓子を食べ終わった。
満腹になったのだろう、満足気な顔をしている。
1歳児は、自分の手を見つめた。
そして、もうお菓子のなくなった手を、にぎにぎした。
1歳児の顔が、見る見る内に悲しい顔になっていく。

「ア〜ァ!」

乳母車の横に立っていた母親が、すぐに1歳児の手をティッシュで拭いてあげた。
べたつきが取れて1歳児は嬉しそうな顔をした。
まじめメガネの兄貴はそれを横目で見つつ、また窓の外に視線を戻した。

一部始終を見届けると、僕も視線を窓の外に向けた。
電車は、車窓もいいけど、車内もいい。
ニックネーム SNJ at 01:53| Comment(4) | 街角・日常編

2006年08月28日

蝉が道路に落ちて引っ繰り返っている。
その蝉を逆向きに起こしてあげても、飛び立ちもしないし、あとは車に轢かれるか、犬猫に食べられるだけだろう。

もう、夏も終わりだな。
蝉を見て、空蝉(うつせみ)を思う。

今年の夏は旅行に行けて良かった。
今はしばらく動けそうにないので、この日記も滞りがちです。
早く旅行記を書き終わらせないと、どんな旅だったか忘れてしまうな…。
ニックネーム SNJ at 01:45| Comment(2) | 日記

2006年08月22日

Drive物語・東北編5 〜栗駒高原の温泉〜

幽玄洞と厳美渓を観た後、我ら4人は栗駒高原に向かった。
宮城、岩手、秋田に跨って、栗駒山を中心に広がる高原である。

僕らが向かう温泉は、小野君が雑誌で見てその景観に一目惚れした『栗駒山荘』という温泉宿だ。
宿泊も出来るが、今回は温泉の立ち寄りだけである。

延々と続く山道を、パジェロioの持ち主であるRA君が運転していく。
RA君は昨夜は仕事帰りで、車内で2時間ほどしか眠れていない。
天気もどんどん悪くなっていく。霧が立ち込め、やがて雨も降ってくる。
この旅行中、高速道路を含めて何度か雨に降られているが、車から降りている時には雨はやんでいた。
しかし、この天候では温泉の露天風呂もからの眺めも良く見えないかもしれない。

栗駒高原は広いので道を間違えた。ついうっかり宮城県側の道に行ってしまったのだ。
栗駒山荘は秋田県にあるので、今来た道を引き返さねばならない。
しかし引き返そうにも道が狭く、Uターン出来る場所がない。
かなり走ってから、やっとUターンして戻った。

天気は相変わらず悪い。
車の前を、イタチが横切った。
山道は険しい。
悪天候と急カーブで、RA君の体力はどんどん磨り減っていった。
早く温泉に着かないと身が持たない。

山道を上り終えると、高原の中の道が続き、風の中に硫黄の匂いが混じり始め、ようやく温泉宿が見えてきた。
しかし、ここは『須川温泉』といって、岩手県側の温泉だ。
もう少し進んでカーブを曲がるとすぐ、秋田県側の『栗駒山荘』に着いた。
県境を挟んですぐの位置に温泉宿がある。なかなかの温泉所なのだろう。
この時、急に天候が回復し、空は晴れ渡った。この辺は普段から霧も多いのでラッキーと言える。

栗駒山荘に入ると早速、湯に向かった。
風呂場の引き戸を開けると、左に洗い場、右に内湯、そして内湯の向こうに露天風呂があった。
体を洗うと、内湯を無視して露天風呂に向かった。

僕より先に体を洗い終えた小野君とNK君、運転で疲れたRA君がすでに露天に浸かっていた。
彼らの前には、タオルで隠しもしない素っ裸のおじいさんが、風呂の縁に寝そべっていて、視界を遮る。
その向こうの山々の手前に、おじいさん連邦を臨まなくてはならない。
少し、視線を彷徨わせるしかなかった。

やがておじいさんがいなくなると、雑誌の写真通りの素晴らしい眺望が広がる。
僕らは、しばし無言で遠くまで連なる山々を見ていた。

栗駒.jpg

アハハ〜、キャ〜、ワハハ

露天には子供も何人かいて、騒いでいた。
子供たちの父親が「うるさくするならもう出てなさい」と叱ったが、子供たちは「やだ〜」と言って露天に残った。
やはり、子供もこの開放感で浮かれているのだろう。それほどの開けた眺望なのだ。

しばらくすると子供たちはまた騒ぎ出した。
何となしに子供たちの会話を聞いていると、このように話していた。

「いらっしゃ〜い。ミルク温泉にしますか?それともタマゴ温泉にしますか?ツルツル飲み会もありまぁす」

ミルクはお湯の色、タマゴは温泉の匂い、ツルツルは泉質で肌がツルツルになるからだろう。
視覚、嗅覚、触覚で発想したネーミングだ。僕は少し笑ってしまった。

「スベスベマッサージしまぁす」

見ると、子供が湯舟の縁に横たわって、他の子がお湯をかけている。
横たわっているのも幼女なら、お湯をかけているのも幼女だった。
この露天風呂は、いろんな人が写真にとってホームページに載せているので、僕も撮りたかったが、これでは無理だ。

硫黄の匂いと、すっかりのぼせてクラクラになったので、湯から上がって内湯に入ってみた。
露天はぬるめで長く浸かってられたが、内湯は熱くてすぐに出た。
体に染み付いた硫黄の匂いを落とそうと体を洗ったが、シャワーのお湯自体が硫黄の匂いがする。
硫黄臭を身にまとって出るしかなかった。

いつぞや、青森旅行で『酸ヶ湯』に入った帰りを思い出した。
あの時は帰りの車中に硫黄臭が充満し、窓を開けても辛かったのだ。
(今回の残り香はどれほどのもんかな…)
そう思って湯を後にしたが、幸いなことにそれほどひどくはなかった。

僕が風呂を出る頃には子供たちもいなくなり、湯舟はすっかり空いていた。
イケメンの色黒のお兄さんが独り、露天の隅に方膝を立てて腰掛け、山々を眺めている。
チクショー、サマになってるなぁ。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 23:50| Comment(4) | Drive物語U

2006年08月21日

夜道のムシ

夜道を自転車で走っていると、前方に何やら黒いモノがあった。
通り過ぎ様に、チラッと見てみた。

(あっ、クワガタだ!)

慌てて急ブレーキをかけて停止し、自転車を降りてバックしてそのクワガタに近付いた。
近付いても逃げない。
(轢かれて死んでいるのかな?)
そう思いながらよく見ると、それはヤツだった。

(またオマエか!!)

それはクワガタではなく、ゴッキーだった。
7月の日記でよく話題にしていた、ゴキブリ君だった。
僕が近付いたのに、逃げることもなくその場に留まっている。
音を立てて脅かすと、草むらに逃げ込んでいった。

(まったく…うっかり轢いてしまうとこだったぜ…)
とりあえず、ゴキブリを轢かなかったことに安堵する。

(がっかりさせやがって…)
それがクワガタでなかったことに少し落胆する。

例えクワガタであっても、特に持って帰ることはなかったのだが、そこで出会ったのがクワガタだったなら、轢かれないように木にとまらせたりして気分良く帰れたのだ。

僕はゴキブリの逃げ込んだ草むらを一瞥すると、自転車に跨ってまた走り出した。
ニックネーム SNJ at 23:59| Comment(2) | 街角・日常編

2006年08月18日

Drive物語・東北編4 〜鍾乳洞と渓谷〜

中尊寺を後にして、僕ら4人は近場の『幽玄洞』という鍾乳洞に向かった。
本来は、盛岡から東にずっと行ったとこにある龍泉洞に行きたかったのだが、渋滞で盛岡に行くのを諦めたので、その代わりの鍾乳洞として幽玄洞を選んだのだ。

訪れてみると、まあまあのこじんまりとした鍾乳洞で、一応は地底湖があると謳っていたが、池みたいなもんだった。
龍泉洞の水深90m以上の地底湖と比べてしまうと、物足りない。

入り口でネコが出迎えてくれたり、洞内の温度が一気に下がったり、急な階段や低い天井など、鍾乳洞としては趣のあるものだったが、昔に訪れた、あぶくま洞の近くのヘビー級の鍾乳洞、『入水鍾乳洞』の体験があるもんだから、どの鍾乳洞も霞んでしまう。
龍泉洞に行きたかったという想いを募らせ、僕らは次に向かった。

幽玄洞のすぐ側に『睨鼻渓』という渓谷があって、舟に乗って流れを楽しめるのだが、渋滞で疲れていたので、もう温泉に向かおうということになった。
目的の温泉地は、岩手と秋田の県境に位置する『栗駒高原』にある。

温泉に向かう途中、先ほど素通りした睨鼻渓と、平泉を挟んで東と西で対の位置にある『厳美渓』に立ち寄った。
渓谷沿いに車で走る分には良い眺めだったが、車を降りて歩くには遊歩道もないし、少しこじんまりとした感があった。

厳美渓.jpg

もう少し川原に下りて行ければ良かったんだけど…。
写真の岩の向こうに行ってみたかったな。
どうしても、却下した龍泉洞やダイナミックなリアス式海岸を上回る景観ではなかった感は否めない。

厳美渓の売店の若い女性店員が美人だった。
僕は日本酒を買った。
レジに並んだら、美人店員はレジの横に行ってしまって、違うおばちゃんが対応してくれた…。
おまけでボールペンをプレゼントしてくれた。ありがとう。

さて、温泉に向かおう。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 22:34| Comment(3) | Drive物語U

2006年08月15日

Drive物語・東北編3 〜平泉中尊寺金色堂〜

当初の予定の盛岡を諦めた我々は、高速を下りて平泉中尊寺に向かった。
僕は、平泉は険しい山の中にあると思っていたが、高速からすぐのところにあった。
奥州藤原三代で栄えた土地柄だが、今は情緒のある田舎町である。
中尊寺のすぐ側に弁慶の墓もある。

午前10時頃に中尊寺に着くと、駐車場は空いていた。
「平泉は人気ないのかな?」
そんな話をしながら、本堂に向けて山道を登っていく。
短いながら、けっこうキツイ上り坂だ。

やがて、金色堂が見えてくる。
見えてくると言っても、金色堂はすっぽりと建物に覆われて外からは見えない。
別料金を払っての拝観となる。
もちろん中に入って見たが、金色堂はガラスの向こうにあるため、質感が分からなかった。

金色堂を見たあとは本堂でお参りを済ませるが、僕はビデオを撮っていたため、お参りするのを忘れた。
形だけでも、お参りしておきたかったが…。

平泉.jpg

駐車場まで戻ってきて、早めの昼食にする。
昨夜から渋滞だし、ろくに食べてない。
みんなは盛岡冷麺、僕はわんこそばを注文した。
盛岡まで行けなかった名残りであるが、この平泉だって岩手県だ。

わんこそば.jpg

僕が頼んだわんこそばは、お椀に小分けされたそばが運ばれてきて、自分でよそって食べるものだった。
そばを入れる人が付くと千円ほど高くなる。
僕は一人寂しく、自分のペースでわんこそばを味わった。美味しかった。お腹いっぱいだ。

駐車場から出ると、駐車場は満車になっていた。
やはり、平泉は人気があるようだ。
本来は午後に来る予定だったが、早めに訪れて良かったのかもしれない。

さて、次に向かうは、時間の都合で却下された龍泉洞に代えて選んだ鍾乳洞だ。
果たしてどんな鍾乳洞が待ち受けているのだろうか?

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 22:16| Comment(2) | Drive物語U

Drive物語・東北編2 〜渋滞オンパレード〜

外環から東北自動車道に乗ると、最初のパーキングが見えてきた。
運転手のRA君が言った。
「最初のパーキングは混んでるもんだから、ここは飛ばして次のパーキングで運転交替しよう」

二つ目のパーキングが見えてきた。
RA君の言った通り、二つ目のパーキングは空いていた。
ここで、RA君から次のドライバーの小野君にチェンジした。

三つ目のパーキングが見えてきた。
驚いたことに混んでいる。
この頃には、東北道はすっかり渋滞してしまって、みんなパーキングに寄りたくなっているのだ。
RA君の直感で、空いたパーキングで交替できて良かった。

しかし渋滞はかなりひどく、東北道ではなく、常磐自動車道から回っていった方が良かったのかもしれない。
RA君は言った。
「やっぱり常磐で行った方が良かったね。会社の人も東北はやめた方がいいって言ってたもん。常磐は水戸を過ぎたらガラガラだよって」

……。
「早く言ってよ〜」
一同後悔。

電光掲示板の表示では、宇都宮まで2時間となっていた。
その時点で1時前。
まさか宇都宮まで2時間も掛かるはずがないと思っていた。
空いてれば、1時間も掛からない。

3時になった。
まだ宇都宮を越えていなかった。
運転を交替してから眠っていたRA君が目覚めた。
「あれ?まだ宇都宮?寝て起きたら、もう福島くらいかと思ってたのにな」

車中のみんなは、宇都宮を過ぎれば道は空き始めるんじゃないかと思っていた。
しかし、宇都宮を過ぎるとますます動かなくなった。

『事故車あり。6km先3km渋滞』

…などの電光掲示板がある。
みんなでがっくりする。

実は、最初の目的地は岩手県盛岡市からず〜っと東に行った海岸線の『浄土ヶ浜』という所だった。
その他、リアス式海岸の景勝地を巡る予定だったが、どうも時間的に無理になってきた。

「却下だな」

リアス式海岸に行くのはやめた。
それでもまだ、盛岡から東に行ったとこにある『龍泉洞』という鍾乳洞には行くつもりだった。
そこには、水深90m以上の地底湖があり、水中からライトアップされ、幻想的な景観となっているのだ。
僕はぜひとも、龍泉洞が見たかった。

運転は僕に替わっていた。
道は空いてきて、110kmで飛ばせた。
「このペースなら、浄土ヶ浜まで行けたろうにな〜」

『郡山で事故渋滞15km』

「却下だな」

龍泉洞も消えた。

渋滞はいよいよ全く動かなくなった。
郡山というのは、東北道と常磐自動車道から続いてきた磐越自動車道がクロスするジャンクションの手前である。
「常磐で来てればな〜。この事故渋滞の先に出てこれる訳だからね」
みんな東北道が嫌いになった。

郡山を越えたが、どこで事故があったのかは分からなかった。
「なんだか、この旅は運が悪い気がしてきたね」

夜が明けた。
眠れぬ夜を過ごしたのだが、寝ないできた割には、進んだ距離が短すぎる。
渋滞は解消されてきたが、みんな憔悴しきっていた。

朝8時頃、やっと仙台を過ぎた。

「もう盛岡まで行くのは無理だ。却下しよう」

盛岡も却下された。
本場の盛岡冷麺やわんこそば、盛岡の地酒も消えることになった。

いったいどこまで、この旅の予定は削れていくのだろうか?

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 06:11| Comment(2) | Drive物語U

2006年08月14日

Drive物語・東北編1 〜久しぶりの夏の旅路へ〜

僕と友人の小野君で行った、ゴールデンウィークの四国へのドライブ旅行から3ヶ月ちょい。
今度は夏にどこかに行こうかと話していた。
「前は西だから、今度は北だな」
「北に行ったら、年末にみんなで飲むように、酒を買ってこよう。北は米所がいっぱいあるからさ、日本酒も種類あるよ」
「それ、いいね。せっかくだから、みんなも誘ってみるか。久しく大人数での旅行に行ってないからな」
そして北への旅路が決まった。

参加メンバーは、四国に行った僕と小野君に加えてNK君。
そしてRA君が、仕事があるかもしれないが、ぜひ夜から追いかけてでも合流して、旅先で飲みたいとのことで、メンバーに加わった。
後にRA君は仕事の休みが取れ、最初から4人で旅立つことになる。

旅行への日取りは、8月12〜13日の一泊旅行。
しかし道が混むことを予想して、11日の夜に出発することにした。

旅に使う車は、RA君のパジェロio。
しかし、RA君は11日の日中は仕事のため疲れているだろうから眠っててもらって、僕と小野君で運転していくことにした。

11日夜11時半。
集合場所に僕が向かうと、他の3人はすでに集まっていた。
僕は言った。
「あのさぁ、今日の仕事が長引いて夜7時過ぎに帰ってきたから、2時間しか寝てないんだよ。その前は27時間起きてたから、目も霞んでる。だから最初は運転やめとくよ」

仕事で疲れているRA君が運転していくことになった。
「まぁオレが運転していくよ。高速に乗ったら交替しよう」

こうして北への旅路が始まった。
予定は僕の中でいろいろ立ててあった。
あれもこれもと、かなり欲張った厳しいスケジュールだ。

それを遂行するためには、果たしてどんな難関が待っているのだろうか?

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 02:59| Comment(2) | Drive物語U

2006年08月08日

金縛り

久しぶりに金縛りになった。
寝る前にホラーものをたくさん観ていたので、金縛りになった瞬間、焦った。

夢を見ていたのだが、ふと目が覚めてしまった。
ずっと起きていた気もするが、数分寝ていたはずだ。

壁に向いて横向きに寝ていたのだが、動けなくなった瞬間、背後を見るのが少し怖かった。
ホラーものだと、怖くて振り向く事が出来ない登場人物の背後に居るからだ。

振り返るも何も、耳鳴りがしたまま動けない状態なのだが、だんだん全身が動くようになっても、やっぱり振り向けない。

でも、後ろを見ないと気が済まないので、ゆっくりと、まずは下半身を捻って上に向け、それから上半身を上に向けた。
見ないように見るには、我ながらなかなか良い動きだと思った。
もちろん何もいなかった。

耳鳴りの名残りと、激しい動悸だけが残った。
たぶん、フットサルの試合で疲れていたのだろう。
ニックネーム SNJ at 23:46| Comment(4) | 日記

クリアした

『ぼくのなつやすみ2』に続いて、『MOTHER3』もクリアした。
MOTHER3は、相変わらず糸井重里節が炸裂していて、表現が独特で面白い。
心に残る名セリフが目白押しだ。

MOTHER3は3ヶ月半、ぼくのなつやすみ2は3年半でのクリアだ。
今年はあまりゲームをやっていないが、もう少しで『幻想水滸伝W』もクリア出来そうだ。
クリアすれば、1年半でのクリアとなる。

一気にやってしまえばいいんだけど、少し間が空くとやらなくなってしまい、ストーリーも忘れて、どこに行くのかも忘れて、ますますクリアが難しくなる。
FFZ、ドラクエZ、アーク・ザ・ラッドU、全て1年3ヶ月ほどかかっている。
どれも面白くやっていたのだが、ふと間が空いて忘れてしまい、クリアした時にはストーリーも覚えていないため、クリアした感動は薄い。
せっかくやったのに、もったいないことだ。

とても面白かったはずの、ゲームキューブ版のゼルダの伝説は、かなりやり込んでいたにもかかわらず、プレイが途絶えて3年半経つ。
クリアはいつになるのだろうか?
もう、ゼルダの伝説の新作が発売されてしまう。
それまでに終えたいところだ。
ニックネーム SNJ at 22:59| Comment(4) | ゲーム

2006年08月06日

浴衣

夜、電車に乗っていると、浴衣姿の若い女性が多かった。
たまに浴衣の男もいるが、女性が圧倒的に多い。
しかも若い女性が多い。

若い女の子のにとって花火を観に行くというイベントは、年に唯一の浴衣を着る機会なのかもしれない。
普段は派手な服を着ているであろう顔立ちの子も、浴衣を着て、なんだかおしとやかになったように見える。

『ユカ』という名の子がいるとしよう。
そのユカさんが浴衣を着てカレシの前に現れ、「ユカたん、浴衣ン着たの〜」と言うのだろうか?
ユカタン半島に流されてしまえ。

ふと、僕が最後に浴衣を着たのはいつかと考えたら、ついこの間、四国旅行に行った時に、ホテル備え付けの浴衣を着て寝た時だった。
面白くも何ともない浴衣の着方だ。

なぜか浴衣を着て寝ると、朝起きて、はだけてるんだよな…。
ニックネーム SNJ at 01:53| Comment(6) | 日記

2006年08月02日

裏山の冒険

『この森の向こうはどうなってるんだろう?

あの山の向こうには何があるのだろう?』


そんな些細な興味から、子供は冒険へと旅立つ。

田舎の家の裏山の向こう…。
僕は、そこに何があるのか知りたかった。
中学1年生だかの夏休み、僕は冒険に出た。

冒険に出る仲間として、田舎の友達のイクちゃんがいた。
イクちゃんは、僕より六つか七つ年下で、まだまだ小さな子供だった。
でも、田舎で野山を駆け回って育っているので、運動神経はバツグンだ。

「シンちゃん、行こうか」
「うん、行こう!」

僕らは、畑の向こう側から始まる森の中に分け入っていった。
そこは猿の通り道なので、森の中には猿のフンが落ちている。
(猿に出会ったらイヤだな…)
僕は少し不安になった。

時たま猿のフンを見かけながら、僕らはどんどんと山を登っていった。
登るほどに道はなくなり、不安感は増してゆく。
後ろを振り返ると、田舎の家が遥か下の方に垣間見える。

そして、見えなくなった…。

足元は落ち葉が堆積して歩きにくく、上を見れば木々が繁って薄暗い。
僕は年長なこともあって、もう戻ろうとか弱気なことは言えなかった。
イクちゃんは、僕の不安を余所にどんどん登っていく。
小柄なイクちゃんは木の間を軽々と抜けていくが、僕には狭すぎてキツい。

我慢して登っていくと勾配が緩くなり、やがて下りになった。
もう戻れない。行くしかない。
この先には何があるのだろうか?
期待半分、不安半分だった。

下りは上りより辛かった。
足を滑らせば、落ちていってしまうし、加速してしまっては止まれない。
それでも、イクちゃんは器用に下りてゆく。
僕は足を滑らせて岩にぶつかり、ズボンが破けてしまった。
岩で打撲して痛かったが、それよりズボンが破れたのが悲しかった。

かなり下りると、草むらの向こうに金網があった。
何の金網か、その時の僕には分からなかったが、落石防止の金網だ。
突然の金網の登場に、気分も高揚する。
金網の下の方には、草むら越しに道が見えている。
(なんだかスゴいとこに来たかもしれないぞ!)

山肌と金網の間には人がギリギリ通れるほどの隙間があり、僕らはその隙間を下りていった。
少し下りると、山肌はコンクリートで固められている。
勾配は急になり、ほとんど垂直みたいなもんだ。
僕は落っこちそうになりながら狭い隙間を下りていった。

先に下り切ったイクちゃんが言った。
「シンちゃん、こっち通れないや!」
「ええっ!?」
金網は、下の道まで続いており、金網に遮られて道に出られないのだ。
僕も、金網を下り切ったが、やはり出るところはなく、そこで立ち往生してしまった。

夏の日.jpg

イクちゃんはすぐにまた山肌を登っていって、金網の外側に回りこんだ。
「これなら出られるよ」
イクちゃんは軽く言うが、僕は運動神経が悪い。
登ることも出ることも出来ず、囚人のようになっていた。

「シンちゃん、頑張れ!」
イクちゃんに励まされ、年長者としては泣き言も言えない。
内心、大人を呼んできてもらって、金網を切ってもらおうかと思ったが、そうはいかないようだ。
僕は頑張って金網と山肌の間を登ることにした。
イクちゃんは、靴のサイズが小さいから金網の間に足を入れられるが、僕の靴はなかなか足場が定まらなかった。

やっと金網の一番上まで来たが、そこから金網の向こう側にいくのが難しかった。
向こうに渡るのに失敗すれば、下に落っこちて大怪我しかねない。
僕は手足を思いっきり伸ばして、なんとか金網の外側に回りこんだ。

どうにかこうにか、金網を下り切った。
イクちゃんと、「ここはどこだろう?」と考える。

「少し歩いていってみよう」
僕らは歩き出した。ずいぶん遠くまできたと思う。
そして、しばらく歩いてカーブを曲がると…。

「あれっ?」
「あっ!」
そこは、田舎の家の前だった。
Cの字型の道があるとして、Cの字の端に位置する家の裏山から、ショートカットして逆の端に行き着いただけだったのだ。

「なぁんだ…」
冒険は終わった。
なんだか、ひどく疲れた。
打撲も痛いし、ズボンも破れた。

でも、少し強くなった実感が少しだけあった。


なお、絵では金網が低いが、本当はもっと高かった。
さらに、なんか冬休みだったような気もしてきた。
まぁいいか。
ニックネーム SNJ at 23:21| Comment(2) | 思い出ボロボロ

とんがりコーン

『とんがりコーン』は美味しい。
美味しいのに加えて、なんと指に嵌めることも出来る。

人差し指に付けて、「E.T」とか、左右の全部の指に付けて、「魔女」とかできる素晴らしいお菓子だ。
怪しく指を動かしながら、この指で相手を触ろうとすれば、相手は逃げる。お菓子で触られるとベタベタになってしまうからだ。

たまに、指から抜けて地面に落ちてしまうこともある。
すぐに拾って、ふぅ〜っと埃を払ってから食べる。

左右の指に嵌めた10本のとんがりコーンを、端から食べていくのも爽快だ。
たまに深く嵌まっていて、自分の指を噛んでしまう。気を付けろ。

最近では、とんがりコーンを口の空いてる方同士くっつけて、中に欠片を入れて振りながら、「カクテル」というのが出来るのにも気付いた。

もちろん、上下に重ねて嵌めた伝統の技「ロケット」も出来る。
下から、「1段ロケット切り離し!」と言いながら食べていく。

ホントに素晴らしいお菓子である。
ニックネーム SNJ at 06:38| Comment(6) | 日記

2006年08月01日

8月に突入

今日から8月。
ワールドカップが終わって久しいが、今になってやっと録画してあった試合を観ている。
W杯期間中は家にいなかったので、ほとんど観ていないのだ。

今観ても、結果を知っているのであまり盛り上がらない。
夏も盛り上がらない。涼しい。

そういえば、ぼくのなつやすみの画集を買った。
日本のふるさとの風景画集だ。

故近藤喜文氏の画集も買った。
僕の好きな映画『耳をすませば』の監督で、その才能を開花させながらも、まだ若くして亡くなってしまった方だ。
柔らかいタッチで、色鉛筆を使って描かれた画集である。

どちらも大変良い出来で、見ていると心が安らぐ。
嫌なことがあったら、これを見よう。
ニックネーム SNJ at 22:53| Comment(0) | 日記