2007年10月28日

友人RA結婚式 〜後編〜

披露宴が始まった。
新郎新婦の入場。
チャペルでの挙式の時は緊張していた新郎RA君も、披露宴では自然体だ。

料理も運ばれてくる。
初っ端、僕の苦手な海鮮系の料理だ。
キャビアなんかも添えられている。
人生初のキャビアは、やっぱり美味しくなかった。

しかし、パンは美味しい。
いつも思うが、結婚式で出されるパンは美味しい。
3個のパンを一気に平らげてしまった。

その後も海の幸が続くが、僕には不幸である。
スワイ蟹を友人にあげ、僕はパンを貰って食べる。
3種も続いた海の幸の後のシャーベットが美味しかった。

スピーチ、ケーキ入刀、お色直し、思い出のアルバムと続き、僕らの演奏時間も迫ってくる。
緊張のあまり、ビールやワインを飲みすぎて、僕の顔は真っ赤だ。

「大丈夫なの?顔真っ赤だよ!」
「うん、酔った…」
友人に言われるまでもなく、酔っているのは自覚している。

飲みたくて飲んでるのではない。
注がれたビールを半分飲むと、会場係の人がいつの間にかにまた注いでいくのだ。
僕は言いたかった。
「ビールはいいからパンをくれ!」と。

テーブル上の楽譜.jpg

手元に楽譜を置いてあるが、酔っててよく分からない。
どうせ、弾く時は楽譜は見ないからいいけど。
自分の手元を見ながらでないと鍵盤を押し間違えるので、楽譜を見ながらでは弾けないのだ。

お色直しの新郎新婦が改めて入場。
各テーブルにキャンドルサービスをして回る。
僕の酔いも回る。

RA君が僕らのテーブルのキャンドルに火を燈したが、点いた直後に消えた。
「消えちゃったじゃん」
「もう一回点けるよ。ほら、点いた〜」
新郎新婦が手を添え合って火を燈す。

「消えた〜!」
一瞬点いた炎は、また消え去った。
「え?また?今度こそ…点いた〜」
「消えた〜」

なんだか僕らのテーブルだけ時間が掛かってた。


そして演奏が回ってきた。
まず、ボーカルのしゅう君がスピーチ。
司会の人が演奏メンバーを紹介し、演奏スタート。
練習の成果をみせてやる!

僕の練習の成果は、片手演奏に逃げることでミスを減らす奏法だ。
最初だけ両手で、ヤバくなってきたら右手だけに変更する。

RA曲演奏ボーカル.jpg

イントロが終わりボーカルしゅう君が歌いだす。
曲の編曲がピアノとギターだけなので、ボーカルが大事な場面。
後に楽器が増えてくる構成なので、ボーカルの聴かせどころだ。

コーラスのオノ君も入ってくるが、演奏していてどうもおかしい事に気付いた。
テンポが合ってない。
練習の時はギターのマナブ君が先走っていたが、テンポが速いのはマナブ君ではないようだ。
僕の横のコーラスのオノ君でもない。
では誰が…?

ボーカルのしゅう君だ!
テーブルに残っている友人たちが、盛り上げようとして手拍子をしている。
その手拍子に釣られて、しゅう君が速く歌っているのだ。

RA曲演奏中.jpg

ベースとドラムが重なってくるが、それらはシンセの自動演奏なのでテンポにミスはない。
キーボードとギター、ボーカル、コーラス、手拍子でテンポが合ってないのだ。

しゅう君はどんどん先走り、サビ直前。
しかし、演奏はまだそこまでいってない。

(速すぎるよ)
僕はこっそりしゅう君に言った。
サビの直前に間があるので、そこで何とか持ち直した。

んで、2番へ。
僕も演奏を頑張らねばならない。
僕の前に会場のビデオ撮影の人が来て、僕を撮っている。
大きなカメラで、僕の手元も撮っている。

(ヤベ〜!早くあっち行って〜。ミスるから〜)
ミスった。
一旦ミスると、真っ白になって続け様にミスをする。
その失敗だらけの僕を撮られている。

何度も何度も失敗しながら演奏は終わった。
途中からは、ボーカルの二人の声は僕には聴こえてなかった。
ミスって頭は真っ白、酔いと恥ずかしさで顔は真っ赤だ。

「結婚式で初めて汗をかいたよ」
ボーカルのしゅう君が言う。
やはり、かなりの緊張だったのだろう。
さっきまでクーラーの風が直撃して寒がっていたオノ君も、暑くなって汗をかいている。

席に戻ると、肉料理が来ていた。
苦手なフォアグラだったが、これは美味しかった。
ひと演奏終えてから食べる料理は美味しいですな。

パンもおかわりした。
この日は合計7個のパンを食べてしまった。デブ。

新婦側友人の余興も終わり、披露宴もたけなわ。
新郎新婦のスピーチで幕を閉じた。


FSH駐車場.jpg

「これ重すぎだよ〜」
披露宴終了後、地下駐車場へキーボードを運ぶボーカル二人。
お疲れ様でした。

そして、RA君おめでとう。
末永くお幸せに!
ニックネーム SNJ at 00:22| Comment(4) | TrackBack(0) | 結婚式編

2007年10月26日

友人RA結婚式 〜前編〜

2週間前の10月13日、友人RA君の結婚式だった。
披露宴では、仲間内で恒例の演奏を行う手はずになっていた。

そのために式の1週間前に、ボーカルしゅう君、コーラスのオノ君と練習をした。
ギターのマナブ君が練習に参加できなかったのが残念だったが、個人練習もしているし大丈夫だろう。

問題は僕だった。
全然キーボードが弾けないままに当日を迎えてしまった。

9時半出発。
…のはずが、車を出してくれるN谷君が来ない。
電話すると、寝ていた。
「10時半集合かと思ってた〜!」
集合時間はN谷君が決めたものだった…。

40分ほど遅れて、地元の柏市を出発。
道は混んでいなかったので、順調に都内へ。
車の中で、曲の最後の確認をしてもよかったが、何もせず。
それだけ、自信があったという事だ。僕以外は。


11時、式場へ到着。
場所は、目白の『椿山荘(ちんざんそう)』。
立派な庭園があり、なんと三重塔まである。
日本庭園だが、敷地内にはチャペルもある。

地下駐車場には、高級外車が多い。
その中をデカいキーボードを抱えた我々が、所在なさ気に歩いていく。
僕は脚が痛いので、18kgあるキーボードはボーカルの二人に運んでもらっている。

椿山荘4階.jpg

4階の受付に来たが、早く着き過ぎたのでまだ受付も始まってない。
しばらく座って待っていたが、高級すぎて居心地も悪いので、僕としゅう君で庭園の方へ行ってみる事にした。
「10分くらい歩いてくるよ」

椿山荘4階から.jpg

「なんだこれ!すごい豪華!」
「高そう!」
庭園に降り立ってすぐ、見事な日本庭園に魅了された。

椿山荘三重塔.jpg

三重塔をバックに。
都内だとは思えない。
だがここは、池袋がすぐそこの目白なのだ。

椿山荘庭園池.jpg

水面を見つめるしゅう君。
池には高そうな錦鯉が泳いでいる。

椿山荘庭園滝.jpg

その池には滝も流れ落ちる。人工だけど。
この滝は、滝の裏の通路からも見れる。

椿山荘三重塔と空.jpg

木々に囲まれて聳える三重塔。
結婚式に来ていることを忘れそうになる。

「そろそろ戻ろうか」
「広すぎて15分じゃ見終わらないよ」
庭園はまた後にして、そろそろ集まってくる他の友人たちと合流。
そのままチャペルへ向かって、結婚式に参列だ。

チャペルに入場し、拍手で新郎新婦を迎える。
新郎のRA君は、緊張のせいか歩幅がおかしくなり、片脚を引きずるように歩いてくる。
普段は笑ってばかりいるRA君の笑顔もぎこちない。
友人一同笑いそうに、いや、RA君の晴れ舞台に笑みを浮かべて式を見守る。

無事に式が終了。
外に出てフラワーシャワーの祝福をする。
緊張が解けたのか、RA君も本気笑いだ。

参列者が写真を撮ったり、歓談している中、僕ら演奏メンバー4人は披露宴会場へセッティングに向かった。
テーブルにナイフやフォークが用意されていくのを横目に、僕らは隅っこに楽器をセット。
披露宴が始まるまでの10分少々練習が出来る。

「それじゃ、いってみようか」
演奏スタート!

1週間前の練習では、メインのしゅう君、コーラスのオノ君ともにバッチリだった。
これにギターのマナブ君が加わる。

演奏していると、どうもギターが速い。
「もう少しゆっくりだからヨロシク」
マナブ君に指示をしたら、それはすぐに改善された。

何度か演奏し、マイクの音量チェックなどもして、準備完了。
僕の演奏も70%は大丈夫だろう。
途中から様子を見にきていたビデオ係のNK君と、先月結婚したクニ君も「けっこういいんじゃない?」との褒め言葉。

披露宴前練習.jpg

後は本番だ。
緊張のために僕らは少し汗をかきながら、披露宴の開始を待つ。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 20:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 結婚式編

2007年10月20日

秋だぁ

1ヶ月前、青梅に行った時は31℃を超える暑さだったが、いつの間にやら秋。
キンモクセイの香りも漂い、そして漂わなくなった。

日が落ちれば肌寒い。
でも今日は暖かかった。
せっかくの日和なので出掛けたかったが、脚が痛い。
自転車で整骨院に行って、その辺をぶらついただけだった。
3週間も痛くて、自転車もあまり漕げない有り様だ。

そういえば、去年の今日は自転車で箱根を走っていたっけ。
念願の箱根越えをした記念日だ。そんなに大げさなもんではないが。
それに比べて、今年は脚が痛くて走れない。
箱根の時も脚が攣って痛かったが、今の痛さとは違って勲章的な痛みだ。

これからの季節、朝は寒いので自転車で早朝出掛けるのは、だんだん辛くなる。
遠出するなら今の内だが、脚が治らないと無理だな〜。


行くならどこに行こうかな?
茨城県の袋田の滝に行けば、G.W.に行った那智の滝、6月の華厳の滝と合わせて日本三大名瀑を1年の内で制覇できる。

他にも去年の箱根に続いて、名のある峠を越えるのもいいな。
などと、机上で考えてるのが楽しい。
現実に名のある峠を越えとなると地獄だな。
ニックネーム SNJ at 23:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

自転車奇行・青梅〜飯能編11 〜帰路〜

ズッピュリ、グチョリ

濡れた靴で自転車を漕ぐ。
天気は良いのに気持ち悪い。

高麗川駅.jpg

モニュメントが特徴的な、高麗川駅に到着。
自転車を折り畳むも、日陰がなく汗だくになる。
駅前の自販機で麦茶を買おうとしたら、ガコッと音がしたものの、引っ掛かって出てこない。
取り出し口から手を突っ込んでみても、引っ掛かってるとこまで届かない。

自販機に表記されてる連絡先に電話すると、後日150円を書き留めで送ってくれるという。
正直150円はどうでもよかったが、このまま故障してると後が迷惑になるので連絡しただけだ。
電車の時間が迫っていたので、早口でのやり取りになってしまった。

電話を切ると、急いで改札を抜ける。
そろそろ川越行きの電車が来る時刻だ。
しかし、ホームに電車が来ない。
向かいのホームにディーゼルの列車が停まっているが、それは逆方向の高崎行きだ。

そこで気付いた。
ディーゼル列車の向こうに、いつの間にか電車が来ていた。
「あ!向こうのやつだ…」

電車は発車していった。
ディーゼルの音がうるさくて、電車が来たことに気付かなかった。
乗り遅れるんだったら、もっとゆっくりしてればよかった。

20分以上待つと、次の川越行き電車が来た。
乗ろうとするも、ドアが開かない。
慌てて開いてるドアに回って乗り込んだ。
どうやら、中からボタンを押して開けるドアのようだ。

車内を移動中、脚を組んで本を本出るおじさんのスネに自転車のタイヤが当たった。
「すみません」
僕は謝ったが、おじさんはよほど痛かったのか舌打ちして自転車を蹴ってきた。
靴は濡れるわ、自販機は出ないわ、電車に乗り遅れるわ、踏んだり蹴ったりだ。

後は電車を乗り継いで、出発駅の新松戸へ。
学生の下校時間帯に被って、電車内は女子高生でいっぱい。
自転車を引き連れた僕らは、とっても邪魔モノになってしまった。

そして新松戸に帰着し、自転車を組み立てて解散。
この日の走行距離は、43kmとなった。
50kmに届かず、残念。新松戸から家までの往復距離を入れれば、56kmくらいだけど。
登った標高は、合計で500m弱だろうか。まあまあかな。


新松戸から自宅へ帰る途中、急な坂があった。
自転車に乗った母親と小さい女の子が、二人とも坂の手前で自転車を降りた。
その横を僕は自転車に乗ったまま登っていく。

「あの人、自転車で登ってる〜」
女の子はビックリしていたが、さっき登った山王峠に比べたらこんな街中の坂など大したことない。

帰宅して体重を計ると、1.8kgほど減っている。
だが、目標の2.5kgにはほど遠かった。
ラーメン食べた時に、水を7杯飲んだのがいけなかったかな。


今回の旅は、初めての青梅が楽しかった。
のどかな風景が脳裏に焼きつく。
キューピーさんも青梅を気に入り、また訪れてみたいそうだ。

   −青梅〜飯能編・完−
ニックネーム SNJ at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年10月19日

自転車奇行・青梅〜飯能編10 〜お彼岸の巾着田〜

クリーンセンターから入間川に向かって下る。

割岩橋.jpg

入間川を渡って数百メートルで飯能駅だ。
僕は飯能駅に来るのは、去年の年末から数えて3回目だ。
なんだか駅周辺も覚えてきて、馴染みの駅になっている。

時刻は午後1時過ぎ。
駅の近くのつけ麺屋で昼食にしよう。
店の前に自転車を停める時に、キューピーさんが自転車ごと転びそうになった。
かなり脚にきているのだろう。

二人とも、つけ麺を注文した。
麺が運ばれてくるまでに、僕は水を3杯飲んだ。
身体が水分を欲している。

つけ麺は美味しかった。
僕は大盛りを頼んでしまったが、食べきれずにキューピーさんに食べてもらった。
食べ物は入らないが、水は7杯飲んだ。

お腹いっぱいになって、再び自転車を漕ぎだす。
向かう先は巾着田(きんちゃくだ)。
僕が春に桜を観に行ったところだ。

飯能駅の北側から日高市にかけての道は、ほとんど歩道がない。
歩行者は、真横を大型トラックが通るので大変だろう。トラックからすれば歩行者が邪魔だろうが。
僕はいつも苦労するので通りたくないが、他に道がないので仕方ない。

僕はタイミングを計ってトラックの来ない隙に飛ばすが、脚にきているキューピーさんが心配だ。
トラックを背負って走ってくるキューピーさん。
写真を撮りたかったが、僕にも余裕はない。

巾着田への脇道に入った。
車が擦れ違えない狭さだが、人で溢れている。
出店も多い。
何故かと言えば、巾着田ではヒガンバナがシーズンだからである。

巾着田ヒガンバナ.jpg

人の流れに沿って行くと、巾着田に到着。
ヒガンバナが咲き誇っていて、すごい人出だ!
春は菜の花と桜で黄色&ピンク、秋はヒガンバナで真っ赤に染まる。
これで僕は、春と秋と巾着田のベストシーズンに来たことになる。

当初のダイエット計画では、ここから見える日高山に登る予定になっていた。
日高山は、僕が春に登って楽しかった山だ。
僕は自転車で登ったが、今回は徒歩での予定だ。

「日高山に登りますか?」
「もう限界です…」
キューピーさんが限界を迎えているので、名栗湖に続いて日高山も却下。

巾着田川原.jpg

巾着田の周りの河原で一休み。
川を自転車で渡ろうと思ったら、タイヤが川底の砂利に沈んで転びそうになり、僕は靴ごと川に入ってしまった。

高麗川で.jpg

どうせだから裸足になって川遊びだ。
裸足で川に入るのは、何年振りだろう。
あれ?8月の旅行で、河原の露天風呂に浸かった後に川にも入ったな…。

砂利が痛くて、川の中は歩きにくい。
川には小さな魚が泳いでいる。
魚を踏まないか心配なくらい泳いでいる。
(さっき自転車で川を渡ろうとした時に、轢いてないだろうな?)

時刻は午後2時半。
とてものどかな昼下がりだ。

これで、計画してたことは終わった。湖と山は却下したけど…。
少し早いが、帰路に着こう。
僕は濡れた靴で自転車を漕ぎ出した。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 00:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年10月18日

自転車奇行・青梅〜飯能編9 〜畑トンネル〜

山王峠を下ってから向かう先は、畑トンネル。
先ほど通った旧吹上トンネルに続いての心霊トンネルだ。
飯能市内のクリーンセンターの裏手に位置し、今では使われなくなったトンネルである。

トンネル南側からアプローチしようとすると、工事車両が道を塞いでおり、工事のおじちゃんが道に寝ている。
その横を通り抜けていくのは気まずいので、トンネル北側から向かうことにする。

クリーンセンターに向かって上り坂を往く。
さっきの山王峠で今日のキツい登りは最後だと思っていたのに、ここの上り坂もキツかった。
一直線に登っていく。
そうか、トンネルがあったという事はやはり山だったのだ。

キューピーさんは自転車を降りたらしい。後ろを見ても付いてきてない。
僕は坂に喰らいついたが、ヨレヨレになって道沿いの植物に突っ込んだ。
枝に棘があったらしく、肩を擦り剥いた。
そこに汗が滲みる。

畑クリーンセンター.jpg

クリーンセンターが見えてきて、登りは終わった。
センター脇に草が生い茂った道が見えるが、そこが畑トンネルへの道だろう。
キューピーさんが登ってくるまで、どろどろに溶けたチョコを食べて待つ。

キューピーさんが来るとトンネルへ向かう。
道は未舗装だが、元々は舗装路でその上に泥が溜まったのかもしれない。

畑トンネル北側.jpg

畑トンネルは草に覆われて、その口を開いていた。
昼だからいいものの、この草模様を見ると夜は怖くて入れない。

トンネルは短い。
内部には落書きが多いが、キレイなトンネルである。
路面も荒れていない。

畑トンネル1.jpg

写真を撮ると、1枚目は何もなかったが2枚目に玉が写った。
上に一つ、下に一つ。

畑トンネル2.jpg

トンネルを進んで行くと、場所を変えて写る。
位置関係は上に一つ、下に一つのままだ。

トンネルを抜けると、日差しが眩しい。
こちらは南側なので、北側よりも明るい。

トンネルを戻る。
戻りは何も写らなかった。

カメラなどをリュックに入れて帰る準備をしていると、どこからか声が聞こえる。
トンネルを見ても誰もいない。

「声が聞こえません?」
「どこですかね?」

二人でキョロキョロしたが、何の事はない。
トンネル横のクリーンセンターで、清掃員がしゃべっていた声だった。

「さて、行きますか…」
クリーンセンターの前に戻る。

畑クリーン前.jpg

センターの向かいには削れた山があり、その向こうは真っ平らな空き地が広がる。
空き地のさらに向こうには大きな団地があり、元々は畑峠といったこの辺は開発の波に飲み込まれたようだ。

その開発地区に押されて森林が消え往く中、今は廃トンネルとなった畑トンネルが、クリーンセンターの陰に隠れてひっそりと存在している。
人を寄せ付けない心霊トンネルとして…。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 13:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年10月13日

いよいよ今日

今日、寝て起きたら友人の結婚式だ。
披露宴で、僕らは演奏する。

先週の練習でボーカル二人は上手くいってたが、やはり僕が足を引っ張りそうだ。
全然キーボードが弾けない。

キーボードをよく弾いていたのは、もう何年も前だ。
なのに、ちょっと練習したくらいでいきなり弾けるはずもないのだ。

曲を作っている時に、これくらいなら自分で弾けるだろうと作った旋律が弾けない。
戦慄だ!

しかもマズイことに、脚が痛い。
10日以上も痛いが、筋を痛めているのだろうか?
キーボードの練習で座ると、痛くて集中できない。
歩くのはそんなに痛くないのに、座るとそのまま固まって立てなくなる。

本番で痛んだらどうしよう?
気になって演奏どころではないぞ。
突き指よりも太股が痛いとは困ったもんだ。

両手演奏は諦めて、片手演奏にしようかな…。
キーボード弾いてて片手が空いてるのは恥ずかしいが。
ニックネーム SNJ at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 結婚式編

2007年10月12日

自転車奇行・青梅〜飯能編8 〜小沢峠から山王峠〜

小沢トンネル手前で、勾配10%はあるのではなかろうかと思われる坂が出現!

小沢トンネル手前.jpg

キューピーさんは一切登らずに、諦めて自転車を降りた。
僕は坂の下で呼吸を整えてから登ってみたが、半分で失速。足を着いた。
最後にこんなのが待ち構えていたとは…。


さて、この後は目の前の小沢トンネルを抜ければ、東京都青梅市から埼玉県飯能市になる。
トンネルを行っても構わないが、長いトンネルだと呼吸がツライ。
6月に、日光から足尾に抜ける長さ3km近い日足トンネルで苦労して、交通量の多いトンネルは嫌いになっている。
現に目の前で車がトンネルに入ると、轟音が響いている。

小沢峠へ.jpg

これなら、トンネル右手から登山道を行ってみるのも手だ。
山道を標高で5〜60mも登れば小沢峠だろう。

試しに登山道を登ってみると、もの凄い勾配だ。
しかも、木の枝や折れて横たわった竹が邪魔で走りにくい。
登る時は自転車を手押ししていけばいいが、峠を越えて下りる時も地面がこんな感じだと、自転車に乗れずに手押しして疲れるだけだ。

「ちょっと先を見てきます」
自転車を置いて、僕だけ山道を登って先の様子を窺ってみると、丸太が倒れて道を塞いでいる。
ただでさえキツイ勾配で、丸太を避けながら自転車を押していくのは難しそうだ。

「戻りましょう…」
僕らは、せっかく登ってきた山道を引き返した。
自転車に乗って下ってみたが、怖いのなんの。
横たわった竹でスリップして崖下に落ちそうになった。

小沢トンネル.jpg

結局、小沢トンネルを往く。
心霊トンネルではないのだが、中はとても涼しい。
どのくらいの長さか分からなかったが、すぐに通過できた。

ここから待望の下りだ!
「ヒャッホ〜ゥ!」

2分も掛からずに下りは終わった…。
分岐に差し掛かり、ここで選択。
右に行くと飯能市街地、左に行くと名栗湖がある。

名栗湖への分岐.jpg

向こうの山々の間に名栗湖があり、100mの標高を登る。
当初の予定では名栗湖に向かうはずだった。ダイエット目的なのだからキツい計画になっていたのだ。

「名栗湖どうしましょうか?」
「やまめすか…」
僕らは右へ、飯能市街地へ向かった。

入間川沿いの道を下る。
何人ものロードレーサーとすれ違う。
僕らの2倍のスピードで走っている。

山王峠への分岐.jpg

数キロ進むと、東京への近道、山王峠への分岐。
僕らは山王峠に向かう。90mほどの登りだ。

日差しが強くなってきたので、僕は自販機で飲み物を買った。
その隙に、木陰でキューピーさんが弁当を食べ始めた。
朝、青梅駅前で買った弁当だ。
すっかり温まっている。

山王峠へ.jpg

エネルギー補給の後、山王峠に挑む。
標高差が少ないと侮っていたが、勾配がすごい。
キューピーさんはすぐに足を着いた。
僕も今にも足を着きそうだ。

急勾配を蛇行しながら登るも、峠まであと少しで自転車を降りた。
大量の汗が垂れてくる。
腕を振ると、腕の汗が手の先に集まって、もう一度振ると汗が飛んでいく。
水芸だ!汚い!

その僕の指先にテントウ虫が止まった。
塩分が欲しかったのだろうか?
指を高く翳すと、テントウ虫は飛び立っていった。

山王峠.jpg

どうにか山王峠を登り切る。
『勾配10%』の標識があった。そりゃあキツイわけだ。
今日はここまで、合計400m以上の標高を登っている。

日陰のない山王峠から下っていく。
道端には花が咲いていて、気分が良くなる。
民家には蔵があり、風情もある。

山王峠から.jpg

花越しにキューピーさんを。
テンションも上がる。
心なしか、気温も上がったかな。31℃以上だ。

この道を真っ直ぐ行くと、また青梅市に戻ってしまうのだが、僕らはもう青梅には戻らない。
青梅市寸前で、東に進路を取る。

なぜ青梅に戻らないのに山王峠を越えたかと言えば、ダイエットの為と、もう一つの目的の為だ。
僕らは、そこに向かってひた走る。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

自転車奇行・青梅〜飯能編7 〜鈴の音〜

旧吹上トンネルを抜けると、下に新吹上トンネルを通るトラックが見える。
これから僕らが走っていく北の方向の眺めも良くなる。

旧吹上から下り.jpg

新トンネルへ向かって坂を下る。
旧トンネルが現役だったころは、この道を車が通っていたのだろう。
対向車線もあるが、今はアスファルトが草に覆われてしまっている。

リンリン、リ〜ン

坂を下ってる途中、鈴の音が聴こえてくるのに気付いた。
(どこから聴こえてくるんだ?)
心霊スポットを通った後なので不安になる。

リンリン、リ〜ン

音はずっと付いてくる。
まるで僕の後ろを追い掛けてくるかのように!

そこで気付いた。
そういや、背中のリュックにお守りを入れてた。その鈴だ…。


坂を下りて車道に合流すると、成木街道を北西へ進む。
ここから次の小沢トンネルまで、標高差200mほどの登りになる。

成木の集落.jpg

成木の集落も沢に沿って広がり、雰囲気が良い。
気温も上がり、汗が噴き出してくる。
それでも、坂が緩やかなのでけっこう楽だ。

楽だと思っていたら、だんだんと勾配がキツくなってくる。
楽だった分、ここからが踏ん張りどころだ。

でも、踏ん張る前に一休み。
休憩中の僕らの前を、ロードレーサーに乗った人が猛スピードで走り抜ける。
まるで平地を走っているかのようだ。

それに触発されて僕らも走り出すが、キツくなった勾配と暑さにやられ始める。
民家が減って森に囲まれてきたが、集落と集落の間なのだろう。
「ヒィヒィ、ハァハァ」
前を走るキューピーさんも苦しそうだが、何とか登っている。

背後に気配を感じたので振り返ると、またロードレーサーが来ている。
サングラスを掛けた60歳以上の方に思えるが、どんどん僕らに追い付いてくる。

抜かれた。
背中が遠ざかる。
やがて見えなくなった。
ロードレーサーと折り畳み自転車の性能差があるとはいえ、年齢差を考えると僕らが不甲斐ない。

負けるもんかと踏ん張って登っていると、今度は前方からランニング中のおじいさんが下りてきた。
先ほどの方より、年齢は上っぽい。

「こんにちは〜っ!頑張ってるね〜!」
おじいさんは元気に挨拶をしてきた。
「こ、こんにちは〜」
僕らは元気のない挨拶を返す。

おじいさんは上半身が裸。
日焼けをして引き締まった身体である。
僕らは日に焼けず、青白い肌。タプタプのお腹である。

おじいさんは風のように駆け下りていった。
この差は何だ!?

「この辺は、ああいう人多いんですかね?」
「山に囲まれてるから、老人でも体力あるんですかね?」
僕とキューピーさんで不思議がる。

そしてまた休憩。
脚はまだ大丈夫だが、暑くて参った。

成木の登り.jpg

一休みしてまた登り始めると、民家が多くなってきた。
坂は緩やかになるが体力がなくなっているので、やっぱり坂はキツい。

リンリン、リ〜ン

また鈴の音が聴こえる。
僕の背後からではない。
(どこだ!?)

見ると、横の民家の軒下に風鈴が揺れていた。
なんの事はない。過敏になっているだけだ。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年10月11日

自転車奇行・青梅〜飯能編6 〜旧吹上トンネル〜

旧々吹上トンネルから戻ると、停めておいた自転車に乗って、今度は旧吹上トンネルを目指す。
心霊スポットとしては、旧々トンネルの方が怖いらしい。
怖い方を先に見終えたので、いくぶん気は楽になる。

坂を上っていると、僕の前を何かが横切った!
ムカデだ!
無事に回避。
こんなとこでムカデに出会うと不気味だ。

キューピーさんが追い付いてくると、二人で旧トンネルへの分岐を入っていく。
蝉時雨の中、トンネルが見えてくると、僕は思わず叫んでいた。

「怖ッ!!」

なんと、トンネルの前に我々を拒むかのように霧が立ち込めている!
先ほど…40分ほど前だろうか、僕だけ道を間違えて一旦ここへ来たが、その時には霧はなかった気がする。
あくまでも気がするだけで、きっとさっきも霧があったのだろうが。

旧吹上霧.jpg

時刻は午前9時過ぎ。
この日の最高気温は31℃以上だったので、この時間で26℃以上はあったと思うが、朝靄のようになっている。
トンネルの入り口に湧き水が溜まってるので、トンネル内の温度が冷たくて温度差で霧になっているのかもしれないが、不気味だ。
トンネル内は、そんなに寒いとでもいうのか?
冷気が、いや、霊気が漂っているのだろうか!?

不気味だが、このトンネルを抜けないと先に進めないので、自転車を押して通り抜けよう。
セミの鳴き声が、現実に引き戻してくれる。

霧は、僕らが着いた時にはかなり出ていたが、不思議とどんどん晴れていった。
霧の中に入ると、霧は見えなくなる。そんなとこだろう。

キューピーさんにビデオカメラを渡して、僕が先に入っていく。
キューピーさんのモニターには、暗闇に入っていく僕の後ろ姿が映し出されている。

旧吹上入り口.jpg

「ああ、ちょっと怖いですねェ。田中さんが暗くて見えなくなりました」
僕はトンネル内に入りきった。
キューピーさんも後から入ってくる。

ミーンミンミンミン、ミ〜〜ン
カツーン、コツーン

トンネル内にセミの鳴き声と靴音が響く。
僕はデジカメで写真を撮りながら進む。
この上に位置する旧々吹上トンネルではいくつもの玉が写ったが、ここではどうか?

旧吹上トンネル2.jpg

写った!
見やすいようにコントラストを明るくしてあるが、実際はトンネル上部にライトが点いてるものの真っ暗だ。
矢印を付けた以外にも、玉はたくさんある。

旧吹上トンネル4.jpg

キューピーさんを写すと、また囲まれている!
先ほどと同じく、キューピーさんの真横に写っていたので、僕はまた何も言えなくなった。

ここから先の写真は、暗すぎてデジカメのモニターでは確認できなかった。

旧吹上トンネル7.jpg

パソコンでコントラストを変えると、浮かび上がる玉。
僕も囲まれてた!?
トンネルの模様の可能性も大だが…。
たぶん埃や塵。

旧吹上トンネル8.jpg

振り返って、入ってきた方向を撮る。
元画像は逆光で真っ暗だが、コントラスト変更で見えてくる。

出口が近付いてくる。
何枚撮っても、真っ暗な写真しか撮れないので、あとは適当に流そう。
(もう写らないかな)

旧吹上トンネル9.jpg

…と思っていたのに、コントラストを変えるとたくさん写っていた。
しかも、僕の目の前。

念のため、今までに撮った他のトンネルの写真のコントラストを明るくしてみたが、玉は浮かび上がってこなかった。
浮かび上がるのは、ここだけだ。

旧吹上トンネル出口.jpg

僕がデジカメのモニターを確認して止まっている内に、キューピさんは先にトンネルを抜けた。
僕も続いてトンネルを抜ける。
現実の光が眩しい。

玉は写ったけど、顔が写ったり声が聞こえたりとかはなかった。
病も霊も気から。
気分を保てば、ただの塵。場所柄もあるし、思い込めば、霊。
それでいいか。

これで吹上峠は越えた。
さぁ、青梅の山々へ走り出そう。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年10月10日

脚が痛い

先週のフットサルの試合の影響か、脚が痛い。
左太もも外側が吊るように痛む。
ピキーン!と痛みがきて、曲げられない。

試合から一週間以上経つが、日に日に痛みがひどくなる。
立ってる時と歩く時には痛みはほとんどないが、座ろうとすると座ってられないほど痛い。

仕事中は座りっぱなしなので、痛みで動けなくなる。
うめき声を発っしながら仕事してる。
痛みを我慢して力んでたら、肩も凝ってきた。
困ったもんだ。
痛くて自転車も乗れないし。

帰宅してもこれじゃ、キーボード弾く練習できないぞ〜。
結婚式は土曜日なのにマズいな〜。
ニックネーム SNJ at 04:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2007年10月07日

自転車奇行・青梅〜飯能編5 〜旧々吹上トンネル〜

逆光かもしれない。
カメラの汚れかもしれない。
埃や塵、水滴にフラッシュが反射しているのかもしれない。
妄想かもしれない。

逆光なら直線状に並ぶだろうし、カメラの汚れならば同じ位置に写るはずだ。
水滴にしては落下のブレがないし、埃や塵ならもっと細かいのではなかろうか?

その玉みたいなモノは、我々のそばに寄ってきているようにも見受けられる。
果たして…?
ただ一つ言える事は、何かがそこにあり、光学的には捉えられたという事だ。


旧々吹上トンネルに入って1枚目の写真には、前述した通りに何も変化がなかった。
2枚目にもキューピーさんの後ろ姿以外は何も見えない。
そして少し奥に進んで、3枚目…。

出口のところに、丸い玉みたいのが薄っすらと写った。
僕は、出口の光がブレているのだろうと思っていた。

旧々行き.jpg

だが、家に帰ってパソコンで確認してみると、いくつかの玉が写っていた。
僕の真ん前、キューピーさんの前方にもある。
画像は見やすいようにコントラストを明るく変え、矢印を書き込んだが、それ以外に加工はしていない。
壁の模様かもしれないが、円状になっているので壁の模様ではないと思う。

僕は光の加減だと思って先に進む。
念のため、もう一枚撮ってみたが何もない。

旧々行き2.jpg

…と思ってたが、帰宅後に確認すると、やはりキューピーさんの前方に小さく写っていた。
僕は気付かずに、そのまま出口へ。


今度はトンネルを戻る。
戻り始めてすぐに一枚撮る。

撮ってその場で確認をすると、キューピーさんの横に玉があった!
(え…!?また出口の光?…でも、位置が真横にきてる…)
しかも、キューピーさんの視線の先だ!
キューピーさんにはもちろん何も見えてない。
僕だけがデジカメのモニターを見て、それに気付いている。

旧々戻り.jpg

PCで観ると、もっとたくさんの玉が写っていた。
僕はこの時、キューピーさんに声を掛けようと思ったがやめた。
(キューピーさんの横にあるという事は、自分の横や後ろはどうなっているのだろう?)

僕は振り返ってシャッターを押した。
すぐにモニターを見て、僕は絶句した!

旧々戻り2.jpg

僕の背後にもいくつかの玉が写っている!
(囲まれた!?)
瞬間、僕はゾクッと寒気がした。
昼間である!
こういうのは半信半疑だ!
なのに!?

トンネル内は涼しいが、寒気は恐怖から来るものだ。
僕はもう、キューピーさんにこの事を伝えられなかった。
(トンネル出るまで我慢だ…)

僕の後ろにいっぱい玉がある。
キューピーさんの横のはどうなったろうと思い、またキューピーさんを撮ってみた。

旧々戻り3.jpg

完璧に囲まれた!!
パッと見で、3つの玉が見えた!
(あららら…)
キューピーさんは、平然とすたすたと歩いていく。

ここに載せた画像はコントラストを明るくしてあるので、実際は真っ暗だ。
僕は懐中電灯を持ってないので、足元が見えない。
置いてかれまいと、デジカメのモニターの明かりで足元を照らしながら早歩きになった。

旧々戻り4.jpg

トンネルの半分くらいの位置で撮影。
我々が歩く位置を変えたからか、玉の位置も変わった。
(すごい密着マークだな)

これは付いて来て…いや、憑いて来てるのか?
(僕の後ろはどうなったかな?)

旧々戻り5.jpg

玉の数は減って、下に移動している。
もうすぐ出口だ。
ここで僕はキューピーさんを追い抜いた。
怖いから早く出たかったのかもしれない。

地面はグチャグチャだ。
ここでキューピーさんが、霊に足を捕まれたとかではないだろうが、足を滑らせた。

そして、脱出。
僕とキューピーさんで、お互いに清めの塩を振り掛けあう。
さらにお互いに写真を撮り合い、もう何も写らない事を確認。
この場を引き上げる事にした。

しかし、玉みたいのは何だったんだろう…?
たぶん埃や塵かな。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 01:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年10月06日

あと1週間

友人RA君の結婚式まで、あと1週間。
披露宴で曲の演奏を成功させるためにも、練習は絶対だ。
先月のK君の結婚式では練習もせずに、大失態をさらけ出した。

当日の演奏の映像を観返してみたら、思っていたよりも失敗している。
K君には申し訳ないとこである。
次こそは…。

という訳で、今日はカラオケボックスに行って練習をしてきた。
メインボーカルのしゅう君、コーラスのオノ君、そしてキーボードの僕だ。

昨夜、ようやく編曲が全て完成したので、増えた部分がある。
ボーカル二人には、付け足されたパートをいち早く覚えてもらわなければならない。


練習前に夕食を。
駅前のパスタ屋に入る。
けっこうな種類のパスタがあって、どれも美味しそうで選べない。
僕の好きなのはゴルゴンゾーラだが、それはメニューにはなかった。
緑色したジェノベーゼも好きなので、ジェノベーゼに決定!

しかしそこで、和風豆乳カルボナーラをメニューに発見。
ジェノベーゼにするか、カルボナーラにするか迷う。

練習前のパスタ.jpg

仕方ない!二つとも食べよう。
だから太るのだ…。
ご馳走様!

RA曲の練習.jpg

食事後はカラオケ店に入って練習だ。
お腹いっぱいで苦しいが、僕は歌わないので大丈夫だ。
まずはボーカル二人に、一人ずつ順番に歌ってもらう。

しゅう君は、一部音程が怪しかったが、ほぼ合格。
オノ君も、合格だ。
このままいければ本番は大丈夫だと思えた。

問題の新しいパートはコーラス感があって、釣られないように歌うのが難しいが、1時間ほど後には二人とも覚えた。
これは期待できそうだ。今までで一番の演奏になりそうな手応えである。

だが…、問題は僕だ…。
昨夜、編曲が終わってキーボードを練習したところ、全っ然弾けない。
今まで練習する時間はあったが、歌詞も編曲も終わっていなかったので、どうしても自分の練習が後回しになっていたのだ。

明日から泊まり仕事で家にいないので、練習できるのはあと一日半だけ。
ボーカル二人が順調、ギターのマナブ君も仕上げてくるだろうから、僕が最も足を引っ張りそう。

ヒィ〜。
ニックネーム SNJ at 22:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 結婚式編

自転車奇行・青梅〜飯能編4 〜吹上峠へ〜

坂を下って戻っていくと、ちょうどキューピーさんが登ってくるところだった。
「こっちは旧トンネルでした。旧々トンネルは少し戻ったとこから登るみたいです」

さらに戻って、横道を見付ける。
そこから舗装路を登っていくと、2軒の民家があった。
民家の横道を行けば旧々トンネルだが、その前にはバリーケドが作られている。
自転車をバリケードの向こうに持っていくのは大変そうなので、木陰に停めておく。

徒歩で民家の横を通っていく。
家の中からはテレビの音が大音量でしている。
もしかすると、先ほど旧トンネルで聞いた笑い声は、このテレビの音だったのかもしれない。

旧トンネルとの位置関係は、旧トンネルから民家までが直線距離で50mほど。
さらに高低差が20mほどあり、間には木々が繁っている。
その距離で笑い声のようなものが届くのかは不明だが、おそらくテレビの音だろう。

バリケードは道いっぱいに広がっている。
この先は、どこかの会社の土地なのだろうか?
バリケードの横から、僕は崖側に身を乗り出しながら、キューピーさんは山肌側から越えていく。

旧々吹上入り口.jpg

そして見えてきたのが、旧々吹上トンネル。
心霊スポットだが、昼間ということもあり怖い雰囲気は漂っていない。

トンネルの手前に廃屋があり、昔そこで殺人事件があったというが、今は廃屋は工事用具の置き場になっている。

「どうします、入りますか?」
「入りましょうか。でも、懐中電灯を忘れてきちゃったんですよ〜」
「僕のを使って下さい」

旧々吹上入り口2.jpg

僕の懐中電灯を渡して、キューピーさんが先にフェンスの裂け目からトンネルに入る。
フェンスにリュックが引っ掛かって入りづらそうだが、キューピーさんは闇の向こうへ消えた。

僕とキューピーさんがフェンスを隔てて対峙する。
「ここで僕が走って逃げたらどうしますか?」
「僕も逃げますねェ」

もちろん、僕も置いてかれたら逃げるだろう。
僕もキューピーさんに続いてトンネルに入る。

ピチョン、ピチャン
「びちゃびちゃですよ〜」

トンネル内は真っ暗で温度が低く、水滴が滴っており地面は水浸しだ。
左側が少し高くなっているので、そこを歩いていく。
ライトはキューピーさんしか持っていないので、僕の足元は全然見えない。
とりあえず、デジカメでフラッシュ撮影してみる。

旧々吹上内1.jpg

何も写らない。
真ん中の明るいのは出口の明かりだ。
そりゃそうだ、心霊とか何とか、半信半疑である。数珠は握ってるけど…。

「冷たっ!」
たまに水が首筋に垂れてヒヤッとするが、何かの気配とかは感じない。

トンネルの中間辺りから地面は乾いているので、真ん中を歩く。
正面には出口が明るく、背後を振り返ると入り口だけが明るい。
あとは闇。
その闇を、僕のデジカメのフラッシュが時折り切り裂く。

やがて僕もキューピーさんも無言になった。
靴音と水滴の音だけがトンネルに反響する。

旧々吹上出口.jpg

出口に近付くとまた地面は水浸しになり、やがて外に出た。
こちら側は、かなり外の道もぬかるんでいる。
入り口方向を見ると、短いトンネルである。
「戻りますか…」

今度はトンネルを逆に抜けていく。
僕もキューピーさんも暗闇でキョロキョロしているが、二人とも無言だ。
僕はライトを持っていないので、キョロキョロしても何も見えない。
ただただ何枚も写真を撮り、そのフラッシュで一瞬周りが見えるだけだ。

もうすぐ出口というところで僕はキューピーさんの前に回り、奥を写真に撮る。
その時、キューピーさんが滑って転びそうになったが、フラッシュが眩しかったのかもしれない。

そして、トンネルを脱出。
元の場所に戻ってきた。
「どうでした?」
二人ともフェンスの穴を出ると、僕はキューピーさんに尋ねる。

「何も感じませんでしたねェ」
「いましたよ」
「へ?」
「トンネル内では口に出しませんでしたが、写真に丸い玉が写ってましたよ」
「オーブですか?」
「最初は出口の明かりがブレているのかと思いましたが、どんどん増えていきました」
「マジっすか!?」

僕が無言になったのは、デジカメに写ったそれに気付いたからである。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 13:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年10月05日

自転車奇行・青梅〜飯能編3 〜青梅駅〜

僕が遅刻したことにより一本遅れてしまったが、新松戸駅を05:35発の武蔵野線で西国分寺へ向かう。
早朝で車内は空いていたが、浦和に近付くに連れて混んできた。
電車の最前列に折り畳んだ2台の自転車を置いていたが、このラッシュでは迷惑極まりない。

さらに僕は汗でシャツが湿っている。
誰かと触れたら、特に女性と触れたら気持ち悪がられるのは間違いない。
2台の自転車の間に挟まるように壁に張り付いていた。

そのラッシュも、武蔵浦和駅で解消された。
乗客の9割が降りていった。
埼京線に乗り換えて都内へ向かうのだろう。
あのままラッシュだったら、自転車にぶつかって痛がる乗客がいたかもしれない。

西国分寺駅で青梅線に乗り換える。
後は終点青梅まで乗りっぱなしだ。
拝島駅から先は初めて通るが、山が見えていて良い雰囲気だ。

青梅駅ホーム.jpg

7時20分頃、青梅駅に到着。
通勤通学客が、東京行きに乗り込んでいく。
周りの雰囲気は良いが、都内へ向かうのは大変そうだ。

ガシャーン!

ここでキューピさんの自転車を入れた袋の金具が折れ、肩から吊り下げてた自転車が地面に落ちた。
その際、キューピーさんも打撲を負った。
「自転車の出っ張りで恥骨を痛めました…」

青梅駅構内.jpg

青梅駅構内は、レトロな看板でいっぱい。
なかなか面白い駅である。

駅前で自転車を組み立てて、気付いた。
タイヤの空気が減っている!

でも大丈夫。
携帯空気入れを持ってるから。

…て、あれ!?
バルブが上手く合わない!
これじゃ空気が入れられない!

どうしようかと思ったら、駅前に交番がある。
「すみません、空気入れありませんか?あったら貸して頂きたいのですが」
「ああ、ありますよ」
「ありがとうございま〜す!助かります」

交番で空気入れを借りて、一件落着。
危ないところだった。

コンビニで飲み物や食料を補給。
僕はおにぎりを買ってその場で食べたが、キューピーさんはお弁当を買ったのでその場では食べにくい。
「どこかで止まってから食べますよ」
「そうですか、では心霊スポットで食べますか?」

8時過ぎ、ようやく青梅駅を出発。
青梅駅には南口しかなく、僕らが向かう先は駅の北側だ。
線路を渡って北に向かうも、細い道ばかりで行き止まり。
駅の北側は山になっているのだ。

青梅駅北側.jpg

やっと北に続く道を見付けたが、急な上り坂だった。
僕もキューピーさんも、登りきれずに自転車を降りて押し歩き。

青梅駅北側トンネル.jpg

トンネルを抜けると下りが始まり、快適に下っていく。
どんどん下っていく。
登った標高より下っている感じなので、あとで登る量が増えるという事だ。

雰囲気の良い道を走って、成木街道を西に向かうと吹上峠がある。
坂を登っていくと、新吹上トンネルが見えてきた。
後ろを振り返ると、キューピーさんはまだ来ていない。押し歩いているのだろう。

新吹上トンネル.jpg

青梅駅を発ってから30分、新吹上トンネル到着。
このトンネルの右手から、心霊スポットの旧吹上トンネルに行ける。
旧々吹上トンネルは、さらに上だろうか。

旧吹上トンネルに向かうと車止めの柵があり、車は通れない。
キューピーさんはまだ来てないが、僕は柵の間を抜けてトンネルに向かう。

湧き水で濡れた路面を登っていくと、旧トンネルはすぐそこにあった。
真っ黒い口を開けて待ち構えている。
でも、旧々トンネルに向かう登り口がない
先に旧々トンネルに行ってから、こちらの旧トンネルを抜ける方が時間のロスが少ないので、目の前にある旧トンネルは後回しだ。

旧々トンネルへは、ここに来る手前にあった細い道から登っていくのかもしれない。
キューピーさんも来てないことだし、一旦戻ろう。

アハハハハ

その時、僕は笑い声を聞いた。女性の声だ。
聞こえる方向はトンネルの上の山。
見上げると、木々が生い茂っている。
誰か山の中を歩いているのだろうか?

(ハイキングでもしてんのかな?もしくは、僕らより先に旧々トンネルに行ってる人の笑い声かも)
そう考えて、僕は自転車の向きを変えて坂を下りだした。
車止めの柵を抜けようとしたその時!

僕は急ブレーキを掛けた!
目の前に、柵の横棒があったのだ。
柵の縦の棒は見えていたが、路面の色に溶け込んで横棒が見えてなかった。

危ないとこだった。
あのまま柵に突っ込んでいたら、6月の時と同じく後輪が浮き上がって前方に投げ出されていたかもしれない。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

自転車奇行・青梅〜飯能編2 〜迷走〜

9月21日午前4時、起床。
4時半過ぎ、待ち合わせ場所の新松戸駅に向けて自転車を漕ぎ出す。
05:15発の武蔵野線に乗る予定だ。

僕は寝る前に地図で、家から新松戸までの道のりを見ておいた。
まだ暗い中を、その道順で走る。

家を出てすぐは肌寒かったが、だんだんと汗ばんできた。
線路をくぐればもうすぐ新松戸駅というところで、後ろからバイクで二人乗りをした若者が追い抜いていった。
さらにもう1台が二人乗りで追い抜いていった。

辺りは暗いし、ガラの悪そうな連中なので絡まれたら嫌だなと思っていると、前方に1台のバイクが止まっている。
後ろに乗ってる方がバイクを降りて、こちらに向かってくる。

(ヤだな〜。絡んでくる気かな〜)
そう思いながら近付いていくと、僕の目の前でバイクを降りたヤツが屈んで地面に落ちてた物を拾った。

「ワハハ、落としちったよ〜」
そう言いながら、またバイクに乗った。
何の事はない。走ってて落とした物を拾っただけのようだ。

僕はその横を追い抜いていく。
赤信号でバイクは停まった。
ヤツらが停まっている内に距離を稼いでおこうと思い、懸命に漕ぐ。
もっとも、向かう方向が同じとは限らないが。

線路の高架線下をくぐって細い道を曲がっていくと、後ろからバイクの音が近付いてくる。
(同じ道を来やがったか…)

バイクの方が速いのですぐに追い付いてくる。
バイクを先に行かすため、僕は細い道の左側に寄った。
すると、バイクもスピードを落とし、道の左に寄ってきて、僕の真後ろに来た。

(今度こそ絡んでくる気か!?さっき追い抜いたから!?)
と思っていると、バイクは右折していった。
右折するために、スピードを落として道の左側に寄ったようだ。

しかも、僕の走る先は一方通行になっていた。
一方通行だから、ヤツらは右折していったのだ。
ガラが悪そうと思っていたが、交通ルールを守るヤツらだった。

その後も、バイクの音が聞こえてくる。
一本向こうの道を走っているのだろう。
また出会ったら嫌だと思っていたが、出会うことはなかった。

バイクから解放されて道を走っていく。もう汗だくだ。
そろそろ新松戸のはずだが、一向に駅に着かない。
線路沿いに走ってるはずなのに、おかしい…。
空は明るんできて、時刻は5時になる。
このままでは、キューピーさんとの集合時間に遅れてしまう。

(もしかしたら、行き過ぎたのかも…?)
バイクを気にしていて、ぐぐった線路の高架線を勘違いしたのかもしれない。
この辺りは千代田線、武蔵野線、流山電鉄、貨物線と4本の路線が交わっているのだ。

ちょうど通り掛かった高校生男子に道を尋ねる。
「新松戸駅はどちらでしょう?」
「ああ、向こうです」
予想通り、僕は駅を通り越してどんどん遠ざかっていたようだ。

「この道を真っ直ぐ行くと川があるので、橋を渡って次に踏切を…」
高校生は丁寧に教えてくれるが、今は時間がない。
「なるほど、分かりました。あっちですね」
話半分に終わらせて、自転車の向きを逆に変える。

「どうもありがとございま〜す!」
追い抜き様に高校生にお礼を言って、思いっ切り漕いで加速していく。
道を曲がって、もう一度曲がると川が見えてきた。
(あの向こうだな)

ここで走りながら、キューピーさんに遅れるという電話を入れる。
「すみませ〜ん、迷子になってて遅れます。もうすぐ着きます〜」
「はいは〜い」
キューピーさんは、すでに駅に着いていた。

川沿いに走っていると、向こうから走って来た人と目が合った。
「あっ!」
「あっ!」
さっきの高校生だ!
同じ方向に走っていた高校生と逆向きに擦れ違うという事は、どうやら僕はまた逆走していたようだ。

向こうからすれば、駅までの道を教えてあげたのに通じてなかったと思ったろう。
(マズい!ごまかそう!)
「ああ、さっきはありがとうございます。新松戸駅は向こうですよね」
僕は自分の背後を指差し、駅の位置は知ってて逆に向かってるんだというフリをした。

高校生がいなくなると、僕は急いで川を渡り、今度こそ駅に向かってスパートをかけた。
漕ぐたびに、汗がポタポタ垂れてくる。
シャツは汗でビショビショだ。

05:07、新松戸駅に到着。
「おはようです。遅れてすみませ〜ん!」
「おはようございま〜す」
キューピーさんに挨拶をし、すぐに自転車を折り畳む。

大汗をかきながら自転車を畳み終えた僕は、頭上に電車の発車ベルを聞いた。
見上げると、05:15発の武蔵野線が発車していった…。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

自転車奇行・青梅〜飯能編1 〜企画立て〜

今年の春に自転車で山に登ったのだが、その時にご夫婦と出会った。
話すと、青梅から来たらしい。
「青梅はいいとこですから、ぜひいらして下さい」
「今度走りに行こうかと思ってんたですよ〜」

あれから5ヶ月。
僕は青梅行きの計画を練っていた。
暑い夏が終わり、そろそろかなと思っていた矢先。
猛烈な台風が関東を襲い、台風一過後に再び暑さが戻ってきてしまった。
台風から2週間ほど経った9月21日もまだまだ暑かったが、ついに青梅を自転車で走ることにした。

なぜなら今回のテーマは、『ダイエット』。
夏に落ちるどころか、増えてしまった体重を落とすのが目的だ。
そのためには、暑い方が良いだろう。

旅の道連れに、水戸、日光に続いて3度目の自転車旅となるキューピーさん。
僕とキューピーさんで50km以上の距離を走って、合計5kgの体重を落とすのが目標である。

…が、他にも裏の目的があった。
僕が地図で見て、青梅に行ったら通ろうと思っていた吹上(ふきあげ)峠。
峠にはトンネルがあるのだが、そこが実は心霊スポットだったのだ。

これは通るのをやめるべきか?
いや、むしろ行こう。
キューピーさんが一緒に行く気になったのも、その吹上峠があるからだ。

行く場所が心霊スポットでは青梅の良さも分からないかもしれないが、元々通ろうと思っていた峠だし、青梅の山々は走るわけだ。
夜に走るのではないし、スポットといってもそんなに怖くはないだろう。

ネットで吹上峠を調べてみると、やはり心霊スポットとして有名だった。
吹上峠には、現在使われている新吹上トンネルがあり、その上に旧吹上トンネルがある。
前者は平成になってから掘られたトンネルで、後者は昭和に掘られたものだ。
旧トンネルの方は現在、車両通行止めになり、歩行者や自転車だけが通れるらしい。
この旧トンネルが心霊スポットだ。

新吹上トンネルは交通量が多いので通りたくない。
となれば、旧トンネルを通ることになるだろう。

ネットの情報を見ると、霊感の強い人はトンネルに入れないとか怖いことが書いてあるが、他に自転車乗り達のページを見ると、あっさりとこのトンネルを通り抜けている。
きっと僕らもあっさりと通過するだろう。

………だが!
吹上峠には、まだ先がある。
新吹上トンネルの上に旧吹上トンネルが通っているが、さらにその上にもう一つ、明治に掘られた旧々吹上トンネルがあるのだ!

そこが一番コワイらしい。
僕らは、効き目は信じてないけど一応、数珠を買った。
旧々吹上トンネルに入るために…。

果たしてダイエット出来るのか?
デブは痩せられるのか?
いや、憑かれてやつれるのかもしれない…。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年10月04日

献血

先週のフットサルで突き指し、指の根元がかなり腫れ上がっていた。
長引くかと思いきや、二日ほどで痛みが引いた。
代わりに他の場所が痛くなってきた。
試合の翌日から腰が痛くなりだし、腰もすぐに痛くなくなったが左太股が痛みだした。

そんなに痛いわけではないが、仕事で座っているのがつらかった。
打撲や筋肉痛ではなさそうだから、腰からくる太股の痛みだと長引きそうだ。

ついてない…。
いや、突き指したから、ついているのか?贅肉もついているぞ。
憑いている…?
いや、運が悪いからついてないはずだ。
憑いているのか、憑いていないのか?
それはまた後日…。



今日は仕事帰りに、初めての献血をした。
以前から献血はしてみようと思っていたが、献血所の前を通り掛かる時は徹夜明けなどで体調が芳しくなくて、献血を見送っていた。
決して、注射が怖かった訳ではない!…はず…。

だが、昨日のラジオで若者の献血が減っていると言っていたし、今日は体調も良かったので、ついに意を決して献血ルームに飛び込んだ。

緊張の面持ちで献血ルームに入っていく。
「こんにちは、献血カードは持ってらっしゃいますか?」
「いえ、ありません。初めてです」

問診表などに記入し、無料でジュースなどが飲めるので、飲みながら待つ。
ハンバーガーやクッキーも置いてある。献血後に食べていこうかな。

本棚には漫画本があり、あたち充の『H2』もあった。
先週、ラーメン屋で12巻を読めなかったのを思い出し、12巻を探すも見当たらない。
11巻まではあるし、14巻以降も見付けたが、12巻と13巻が見付からない。
なぜ僕は、H2の12巻が読めないのか?

「田中さ〜ん」
「はい〜」
受付けに呼ばれて行くと、血圧を測る。
緊張で脈拍が早くなってるが、血圧は正常だ。
後は、血を抜くだけである。

採血する前に、医師が問診表をチェックする。
「ふんふん、だいたい大丈夫ですね〜……あ!」
医師が何かに気付いた。

「これね、最後に食事を摂った時間が昨日の夜12時となってますね」
「はい」
今は昼の12時過ぎだ。
昨夜、寝る前に食べたので、12時間以上食べていない。

「献血の前には、きちんと食事を摂って、睡眠も十分でなければいけません。万が一にでも、倒れられたら営業停止になってしまいますから。善意で献血に来て頂いたのに、裏目に出てしまいます」
「そうですか、ではあそこにあるハンバーガーでも食べます」
「う〜ん、食事というのはですね〜…」

医師が言うには、ハンバーガー1個とかでなく、ちゃんとした昼食を食べて来なさいという事だった。
「そういうの、厚生省がうるさいのよ…」
医師は口の横に手を持ってきて、こっそりと言った。
僕は仕方なく一旦外に出て、回転寿司を食べにいった。

20分ほどで食べ終わって、また献血ルームに戻ってきた。
「食べて来ました!」
「もう食べたの?早いね〜」
医師の許可を貰い、まずは検査のための採血場所に座る。

「献血は初めてでございますね?」
「はい」
「それでは、血液型を確かめます。血液型は何型ですか?」
「A型です」

少量の血を抜かれる。
右腕に針が刺さった途端に、右腕に力が入らなくなる。
献血なんか怖くないと思いながらも、実は注射を怖れていたのだろう。

自分の血が注射器に吸い取られていくのを見て、全身に力が入らなくなってきた。
顔の力が抜け、笑った感じになってしまった。
いや、むしろ笑って噴き出しそうになっている。

「痛かったでしょ〜?」
採血する女性に訊かれ、半分笑いながら「大丈夫です」と答える。

「A型ですね〜」
検査でA型と確定し、いよいよ400mlの採血場所へ。
そちらにはベッドが置いてあり、今の検査の注射器よりも太い注射針が待ち構えている。
全身の力は戻ってきたが、右腕だけ力が入らない。
顔は笑っている。

「こちらへどうぞ〜」
靴を履いたまま、ベッドに寝かされる。
脚を上げて上体を起こし、Vの字というか、逆ヘの字の状態になる。
血が多く循環している脚を、心臓より高い位置に持ってくるためだろうか。

寝かされたベッドの左側に針があるので、どうやら左腕から抜かれるようだ。
右腕に続いて、左腕も力が入らなくなりそうだ。
僕は観念して目を閉じた。

ヒヤリッ!

消毒液の冷たい刺激が、目を閉じていたので一瞬、針を刺された刺激かと勘違いした。
身構えている証拠だ。

「それでは刺しますね〜」
チクッ!

針が太いだけに、けっこう痛かった。
もう顔は笑いっぱなしだ。
何とか無表情を装わなければと思うが、意識し過ぎると逆に噴き出しそうになってしまう。

「あとは自動で機械で混ぜながら抜き取るので、引っ張られるような感じがありますが大丈夫ですから」
「はい〜」
確かに、血を抜き取られる感触が伝わってくる。
血を抜かれてると思うと、また全身の力も抜けていく。
んで、顔は笑う。


5分ほど経った。
「はい、半分ほど入りましたので、あと半分ですね〜」
まだ200mlしか抜かれていないようだ。
もう限界が近いのに、まだ半分だけとは!
痛みではなくて、笑うのを我慢する限界だ。

長い……、時が進むのが長く感じる。
採血する女性が向こうを向いた隙に、僕も横を向いて笑った。無言で。
針が痛いのに、何で笑えてくるのだろう?
全身の力が抜けて、腑抜けているのだろうか?

10分以上経って、ようやく400mlの献血が終わった。
「これで終わりですので、ゆっくり立ち上がってくださ〜い」
僕はゆっくり立ち上がる。笑顔で。

「頭がクラクラしませんか?」
「しません。大丈夫です」
僕は笑顔で答えた。

献血後に水分補給を勧められたので、無料のジュースとハンバーガーで栄養補給。
400mlも血を抜かれたら、それなりにフラフラになるかと思っていたが、何も感じない。

こうして初めての献血は終わった。
笑いそうになるのを堪えるのが、いちばんの難関だった…。
ニックネーム SNJ at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角・日常編

2007年10月01日

突き指

今日は仕事前にフットサルの試合をした。
雨天だったが屋内だったので支障はなかった。

今日も僕は無得点だ。
キーパーが倒れた状態でゴール前、どフリーのシュートを外した。
これが入らないなら、今年はもう無得点だろう。
憂鬱になる。

ゴールキーパーをやった時に相手選手に指を蹴られて、久しぶりに突き指した。
大した突き指ではなかったからいいが、お陰で仕事中痛んで憂鬱だ。

試合中に体育館のドアの横に立てかけといた傘が、誰かがドアを開けた際にドアに挟まれて曲がってしまったのが憂鬱だ。

曲がったくらいならまぁいいかと、外に出て傘を差そうとしたら取っ手から折れてしまった。
僕の指の代わりに折れてくれたと思うことにしよう。


今日はチームエースのS君が彼女連れで来た。
いつの間にか彼女を作っていたとは。

昨年末にK君、大晦日にA君が結婚発表。
次はS君か!?
さらにその次も現れるかもしれない。

彼女を作る能力はないが曲なら作れる僕は、結婚式での演奏のために尽力しよう。
突き指がすぐに治るといいな。演奏の練習が出来ないから。
ニックネーム SNJ at 03:33| Comment(2) | TrackBack(0) | Sporting Chance