2008年03月29日

桜咲いてる

桜が咲いてるな。
もう春だ…。

ベトナムの旅行記を書いているが、遅々として進まない。
だんだんと記憶も薄れ、会った人に口で伝えてしまっているので、書く必要もないかと思い始めた。
まぁそのうち。


今日は4時間ほど寝て、昼に起きる。
朝から、前から予定していたイベントに支障が出始めたのだが、昼になってさらに支障が広がった。

謝ったり伺ったり、なんとか取り繕うと30通近いメールをいろんな人に送った。
だが、改善できず。
そのまま気力もなくなった。

だが、自分が立てた企画なので、自分がやらなきゃいけない、みんなを引っ張らなきゃならないと、気合を入れるために公園にボールを蹴りにいった。
蹴りすぎて足が痛くなった。
このままでは、みんなの足を引っ張りそうだ。

帰宅して電気を点けると、電気の紐が切れた。
直して繋いだが、紐を引っ張ったらまた切れた。


僕が足を引っ張って、気力切れして、繋がることはないという暗示か…。

外に桜は咲いてた。
ニックネーム SNJ at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年03月27日

カンボジア編3 〜アンコールワット〜

夕日を観た後は、ディナーに直行。

アプサラ.jpg

アプサラという踊りを観ながらのバイキング。
他にも民族衣装での踊りをいくつか観る。
踊りは派手ではないが、衣装を見てれば面白いかな。

ふと気が付くと、足元に猫がいる。
姪っ子が落とした食べ物を漁りにきたようだ。
猫はやがて、他のテーブルの下へと歩いていった。

姪っ子がぐずり出したので、踊りの途中で席を外す。
途中退場にもかかわらず、僕は食べ過ぎていた。


ホテルに戻って、風呂に入る。
べトナムに来てからずっとシャワーだけだったので、本を読みながら2時間以上も湯船に浸かってしまった。
おかげで、午前2時就寝。


翌朝は6時半起床。
ホテルの朝食バイキングで、また食べ過ぎる。
カンボジアのパンは、あまり美味しくない。でも食べ過ぎた。

今日はいよいよアンコールワットの観光だ。
昨日と同じく、トゥクトゥクに乗り込んで出発。

ワット入り口.jpg

午前8時、アンコールワットに到着。
奥にそびえる塔が魅力的だ。

ワット中.jpg

観光客がいっぱいだが、地元の人々も普通に参拝に訪れている。

ワット修復.jpg

いろいろ修復中だ。

ワット塔.jpg

上の回廊に登りたいが、通行禁止になっている。
前は登れたが、転落事故があって禁止になったらしい。

姪っ子がぐずり出したので、僕以外の家族は先に帰った。
自由になった僕は、回廊を2周した。

ワット逆光.jpg

登りたい…。
5つの塔があるが、近寄ると真ん中の塔はほとんど見えない。

ワット窓.jpg

触ったら折れそう。

ワット池越.jpg

池越しに見ると、5つの塔が見える。
やっぱり高いな〜。
ぜひ登りたかった…。


こうして世界遺産のアンコールワットを観終えた。
2時間もここに居なかったが、かなり暑いので長時間の観光は厳しい。

アンコールワットを出ると、母が一人で待っていた。
妹夫婦は、姪っ子と一緒にホテルに戻ったようだ。

時刻は10時。
姪っ子をホテルに送り届けた義弟が、またトゥクトゥクに乗ってやってきた。
この後はアンコールトムに向かおう。

   〜続く〜
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2008年03月23日

カンボジア編2 〜バケン山から夕日を〜

シェムリアップ空港から、車でホテルに向かう。
ホテルに荷物を置いて、市場へ買い物に出掛ける。

シェムリアップ.jpg

ベトナムと比べると、車が多い。
シェムリアップの街は、世界遺産のアンコール遺跡群の南方に位置する。
シェムリアップを訪れる観光客は、必ず一泊以上する義務があるので、この街は潤っていると思われる。
街角には、交差点ごとに警官が立っている。
治安が悪いというより、観光客の多いこの街で何かあったらマズイので、防犯強化のためだろう。

市場で買い物をしてホテルに戻る。
時刻は午後4時半。
そろそろ向かおうか、アンコール遺跡へ。

トゥクトゥク.jpg

トゥクトゥクに乗り込み、街の北方5kmほどにあるアンコール遺跡群へ。
今日はアンコールワットには入らず、バケン山という山に登って、そこから夕日を見る予定だ。

アンコール入場.jpg

アンコール遺跡は、広大な範囲に広がっているのだが、そこへ通じる道には料金所が設置されており、入場券を買わなければならない。
1日入場券なら20$だ。
24時間有効なので、明日の午後5時までは入場しほうだいだ。
義弟はカンボジア人なので、入場無料。その娘である僕の姪っ子も無料だ。


バケン山に着いた。
標高80mもない低山だ。
象に乗って頂上まで行くことも出来るが、お一人様15$なのでやめた。
徒歩で登ろう。

登山道を行くのだが、多くの観光客が夕日を観るために登っているので、渋滞気味だ。
日本語も聞こえてくる。
周りを見れば、日本人グループも多いようだ。

バケン山頂上.jpg

20分ほどで頂上へ。
頂上には遺跡が広がっている。

バケン山森.jpg

急な階段を登って、遺跡の上に立つ。
森が広がっている他は、何もない。

バケン山夕日.jpg

それにしても、人が多い。
白人も多いが、東洋人が多いかな。

「登山だったね」
日本語の会話が聞こえてくる。

「オプソヨ〜」
韓国人の若い女性グループもいる。

気球に乗って夕日を観ている人もいるが、気球は遺跡の上空には侵入できない。
飛行機も遺跡上空は飛べない。

バケン山夕日2.jpg

まあまあの夕日だ。
曇ってなくて良かった。

夕日を観た後は下山。
もちろん、下山渋滞だ。

   〜続く〜
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2008年03月17日

カンボジア編1 〜シェムリアップへ〜

ベトナムに来て4回目の朝。
今日は8時半に出発だ。

向かう先は、ホーチミン市内の北部に位置するタンソンニャット空港。
11時半のべトナム航空便で、シェムリアップ空港に飛ぶ予定だ。

タクシーで空港に向かうと、大渋滞。
今までに何度も書いてきたが、バイク渋滞で車が全然進まないのだ。

8時半に出発したのに、10時半近くになってようやく空港に到着。
倍以上の時間が掛かってしまった。
すぐに搭乗手続きを済ませる。

出国審査でのことだ。
僕も妹夫婦もすんなり通れたが、母が呼び止められた。
義弟が係員に話を聞くと、出入国カードが他人のものになっていると言う。

このままでは、母は出国できない。
空港へのチェックイン時に、カウンターの係員が取り違えたのだろうか?
もしくは、目の前にいる係員が小銭欲しさにカードをすり替えて、いちゃもんを付けているのか…。

その場で義弟が書類を書き直して事なきを得たが、なかなかびっくりする出来事だった。


紙飛行機で遊ぶ.jpg

シェムリアップ行きのゲートに向かうと、待合室で紙飛行機を飛ばして遊んでいる子供がいた。
さらにその子は、パソコンの前に座ってマウスをいじくりだした。
そのパソコンは空港のコンピューターだろう。大丈夫なのか?
子供は係員の女性と話していたが、係員の子供なのだろうか?


11時40分離陸。
機体はみるみる内に高度を上げ、眼下には雲海。
機内食に出されたサンドイッチは、見た目は侘しいがけっこう美味しかった。


食事が終わると、もう機体は高度を下げ始める。
雲海に潜ると、下に広大な大地が見えた。
それが、カンボジアだ。
僕らはカンボジアにやってきたのだ。

シェムリアップ空港.jpg

離陸から1時間ほどでシェムリアップ国際空港に到着。
こじんまりとした空港だ。
気温は31℃。

まずは入国審査だが、先ほどのベトナムの出国審査の事があるのでちょっと心配だ。
パスポートを出入国カードを係員に渡す。
係員がチェックする。

その時、係員が僕に話し掛けてきた。
英語だ!
何て言ってるかよく分からないが、「イエス」と答えた。

でも一応、もう一回言ってもらおうかと思って、「ホワット?」と聞き返した。
すると係員はこう言った。

「ナニ?」

日本語だ。
僕が「ホワット?」と言ったので、訳されたのか?
よく分からないが、もう一度聞いてみよう。

「ホワット?」
「ナニ?」

これではコントだ。
意思の疎通が出来ていない…。

係員は、僕に「通ってよし」と言うように、指で示した。
無事に入国できたが、すっきりしなかった…。

   〜続く〜
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2008年03月14日

ベトナム編13 〜田舎を後にして〜

コッケコッコ〜ッ!

朝、ニワトリの鳴き声で目覚めた。
時刻はまだ午前4時。
窓の外はまだ暗い。

しばらくゴロゴロしてたが、眠くないので蚊帳から出て、外に出てみる。
空には月が輝いているので、また読書だ。

コッケコッコ〜ッ!

ニワトリのいる、家の裏手の方を伺ってみる。
やつらは、空がまだ暗いのに夜明けを感じているんだな。

ガーガー!

まずい、アヒルに気付かれた。
ということは…、

ワンワン、ワンワン!

犬が家の裏手から僕の方へ向かって走ってきた。

ワンワン!ワンワン!

昨晩、いっしょに遊んでいたのを忘れてか、吠えまくる。

ワンワン!ワ…

僕のことを思い出したらしい。
犬を撫でて、本を読んで、なんてゆったりとした夜明けなのだろう。

家の明かりが灯った。
家人が起きたっぽいが、僕はまだ外にいよう。


1時間ほど外にいると、東の空が明るんできた。
いや、どっちが東か分からないが、明るくなってきたので向こうが東だ。

ベトナム田舎夜明け.jpg

午前6時、見事な夜明け。
いい色合いだ。
ベトナムに来て3回目の朝を迎えた。
この後、一気に明るくなっていった。

6時半、娘さんが学校へ行った。
確かに、あの自転車に乗って走っていった。
僕には乗れなかったあの自転車で。

田舎の市場.jpg

義弟たちも起きたので、一緒に市場の方へ朝食を食べに行く。
7時前だと言うのに、市場には人がいっぱい。

フーテュー.jpg

市場の隣りの店で、フーテューという麺を食べる。
フォーと似てるが、フーテューの麺の方が細くて硬い。
フォーより美味しかったな。

足元には、子犬が3匹ほど走り回っている。
ベトナムでは、食べかすなどは床に捨てるので、子犬たちはそれを狙っているのだろう。


朝食を終え、家に戻る。
今日でホーチミンに戻ってしまうので、ここにいるのもあと4時間ほどだ。

田舎の池.jpg

家の前の溜池には蓮の花が咲き、アヒルも泳いでいる。

ブタ.jpg

豚もいる。

休耕田.jpg

広大な牧草地には、牛が草を食む。
義弟の家の敷地だが、男手がなく休耕田になっている土地だ。


そうこうしている内に、出発の時間が近付いてくる。
出発前に昼ごはんを頂く。
美味しそうなゴイクンだ。
ゴイクンとは、日本でも有名な生春巻きのことである。

僕はエビが苦手なので、エビ抜きで作ってもらったのだが、これがまたウマい!
タレが辛いけど、ウマい!
大きなゴイクンを4、5本食べてしまった。
ベトナムに来てから食べてばっかりだ。


出発の時が来た。
お世話になった礼を言って、11時半出発。
ホーチミンまで5、6時間だ。

車は加速し、義弟のバイクの後ろに乗って走り回ったこの村が、どんどん後ろに流れていく。
ここに来てようやく僕は思い至ったのだった。

(いいとこだな…)

ここに来ることはもうないかもしれないが、とても記憶に残る場所だった。
ベトナムが嫌いだと言って日本から出なかったら、こんな体験は出来なかったろう。
言葉は通じなかったけど、優しい人々の心は僕なりに受け止めたつもりだ。


村を後にし、来た時と同じく、変わらぬ風景が続く。
だが、変わらぬ風景の中に、もう田舎は感じられない。

(またあそこに行きたいな…)

再び行けるかどうか分からないが、そう思った。
あの子供たちは、どのように育っていくのだろう?
都会に出るのか、田舎を守っていくのか。
日本以上に都市部の暮らしと格差があるが、田舎は良かった。


夕方、ホーチミンに到着。
また喧騒の中に戻ってきた。

(田舎、良かったなぁ…)

僕はマンションのベランダから田舎の方角を見て、たそがれた。

   〜続く〜
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2008年03月10日

ベトナム編12 〜ドラ息子〜

話は前後するが、僕が義弟のバイクの後ろに乗せてもらって、義弟の叔父さんを訪ねた時のことだ。

サトウキビのジュースを飲むかと聞かれたので、僕は飲みたいと答えた。
サトウキビジュースを待っている間、叔父さん達と話していると、バイクの音が聞こえてきた。

ブロロロロロ〜、ブロ〜ン

バイクは叔父さんの家の庭に入ってきて停まった。
叔父さんの子だろうか、17、8歳くらいの若者がバイクから降りた。
ベトナムの若者だが、他のバイクと比べて高そうなバイクを乗り回してる様は日本の若者と変わらない。
きっとバイク好きの若者なのだろう。

叔父さんと若者が話をする。
なんと言ってるかは僕には分からないが、次のように推測した。

「おお息子、帰ってきたか。日本からお客さん来てるぞ。挨拶してけ」
「え〜?いいよ〜、めんどくせーなぁ」

義弟も若者と話をして、義弟が若者にお金を渡した。
若者はいらないよと手を振りながらも、義弟からお金を貰った。
僕はこう推測した。

「久しぶり。お小遣いあげようか?」
「え〜?いーよいーよ」
「いいからいいから。取っとけって」
「ん〜、じゃあ貰っとくわ」

若者はまたバイクで出掛けていった。
(な〜んだ。金を貰ったらさっさと行っちゃうなんて、けっこうドラ息子じゃないの?)
僕は彼をドラ息子と認識した。


ドラ息子が出てってしばらく経つと、またバイクが庭に入ってきた。
ドラ息子が戻ってきたようだ。
ドラ息子は叔父さんと話すと、またバイクで出掛けていってしまった。
さっきは左に走っていったが、今度は右に向かって走っていった。
僕はこう推測した。

「ただいま〜。あれ、まだ日本人いんの?」
「いいから挨拶していきなさい!」
「いいって〜の!めんどくせー。アバヨ〜」

(あっち行ったりこっち行ったり、遊び回ってんな。やっぱりドラ息子だな)
どこの国も変わらないもんだ。


その後、サトウキビジュースが出てくる前に、僕らは叔父さんの家を後にしてしまった。
僕は、叔父さんや義弟が、サトウキビジュースのことをすっかり忘れてしまったんだと思った。


そして、義弟の友人宅を回ってまた叔父さんの家に立ち寄った。

ブロロロロ〜

義弟と叔父さんが話していると、またドラ息子が戻ってきた。
叔父さん達と一言二言話すと、またすぐにバイクで出掛けていった。

(最後までドラ息子だな〜)
僕の中で、彼は完璧にドラ息子になった。



そして、夜。
僕が手品をやったりしてる時間帯だ。

ブロロロロロ〜

バイクの音が聞こえてきた。
僕は外に出ていたので、畑の向こうからライトが近付いてくるのが見えた。

(あっ!あいつだ!)
畑の向こうからバイクで近付いてきたのは、昼間のドラ息子だった。
(まったく、夜にまでバイクを乗り回して遊んでやがる)

ドラ息子はバイクを降り、義弟にビニール袋を渡した。
何か荷物でも持ってきたのだろう。

次の瞬間、義弟の言葉に僕は耳を疑った。

「お兄ちゃん、サトウキビジュース来たよ〜」

(えっ!?……………あっ!ああっ!!)
僕は真実を理解した!

ドラ息子が今持って来たのは、サトウキビジュースだった!
何でこんな夜に持って来たのか?

僕に飲ませるためだ!
昼間、彼がバイクで右に左に走り回っていたのは、サトウキビジュースを求めて村中を走り回っていたのだ!
義弟が彼に渡したお金は、ジュース代だったのだ!

そんでサトウキビジュースが品切れかなんかで、夜まで見付からなかったのだろう。
(……僕のために……こんな時間まで………)

彼はドラ息子なんかではなかった…。
僕にサトウキビジュースを飲ませてあげたくて、村の市場を駆け回ってくれた心優しい若者だったのだ…。

ありがとう…。
ありがとう……。


「カ〜ムオン!」
僕は彼にベトナム語でありがとうを言い、
「タンビェ〜ット!」
暗がりの畑の中を帰っていく彼の背中に別れを告げたのだった…。


そうして飲んだ初めてのサトウキビジュースは、とても美味しかった。

   〜続く〜
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2008年03月07日

ベトナム編11 〜手品〜

夜になった。
夕食を終えて、やることもない。
近所に住む親類が集まってきて話して込んでいるが、僕は会話に参加できない。

子供たちと.jpg

子供たちも6、7人遊びに来ているが、兄弟姉妹で顔が似てるので何人の子が遊びに来てるのか不明だ。
写真を撮ってあげると、子供たちは大喜びだ。
普段は写真を撮ることも少ないのだろう。
子供たちはデジカメのモニターに自分たちが写っているのを見て、大爆笑している。
そんで、もう一枚撮ってくれというように並んで待っている。

もう一枚撮ると、またモニターを見て大爆笑。
さらにもう一枚を要求して並んでいる。
15枚以上撮ったが、なんか面白かったからOK。


僕は子供たちに手品でも披露しようかと思い立った。
だが、トランプなどはない。
あるのはお金だけだ。
(苦手なコインマジックか…)

「見て見て〜」
僕は子供たちを並ばせて、指の背でコインを転がすコインロールを見せた。
子供たちは大喜びだ。
とりあえずウケて良かった…。

次はコイン消失マジックを見せた。
これまた子供たちはビックリしていた。
手品もほとんど見たことがないのだろう。

(やれやれ、何とか成功したか…)
と思っていると、子供たちがもう一回やってくれとせがんでくる。
もう一回やると、またビックリしている。

すると、畑の向こうから子供が3人走ってきた。
どうやら仲間を呼びにいったらしい。
もう一回みせてくれとせがまれる。

もう一回披露すると、また大ウケ。
さらに畑の向こうからもう一人が集まってきた。
子供たちはいったい何人いるんだ?

何度もやりすぎて最後はタネがバレた…。


こうして、やることもなかった夜だったが、子供たちとふれあいも出来た。
多少なりとも手品を覚えといて良かったと思える一幕だった。


やがて子供たちは帰っていき、大人たちだけが残って義弟や妹と話し込んでいる。
言葉が分からない僕と母は手持ち無沙汰だ。
時刻はまだ21時前だが、朝も早かったので母は先に寝た。

僕は外に出て本を読んでいた。
空には月明かり。
月明かりで本が読めるなんて初めてだ。

2匹の飼い犬が何度か僕の近くに遊びに来た他は、何もない。
向こうでは笑い声が聞こえているが、とても静かな夜を感じた。
長い夜だ。

22時前、僕も寝ることにした。
蚊帳の中で寝るのも初めてだった。
隣りの部屋の話し声が聞こえてくるが、ホーチミンの夜のクラクションなどの騒音に比べれば静かに眠れそうだ。
暑いけど、ベトナムに来てようやく熟睡できるかな。


ワンワンワンワン!

静かだと思っていたら、親類が帰るたびに犬が吠える。
吠えて追いかけてってから知ってる人だと気付いたらしく、犬は大人しくなる。

ワンワンワンワン!

しばらく経つと、また誰かが帰ったらしく犬が吠えて走り回っている。

ワンワンワンワン!

うるさい夜だな…。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 03:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅は靴擦れ

2008年03月05日

ベトナム編10 〜何人?〜

義弟のバイクの後ろに跨り、村の中を行く。
さっきまで僕はメガネをしていたが、あまりにも村の中で浮くのでコンタクトにした。

バイクで走っていると、埃が目に入った。
目をこすったらソフトコンタクトが破れた…。


まずは義弟の母の弟である叔父さんの家に寄る。
縁側で、叔父さんや家族が6、7人談笑している。
その横で大人しそうな黒い犬が歩き回っている。

義弟が挨拶すると、「よく来たな〜、まぁ座れ」みたいな感じで話している。
僕はベトナム語が分からないので、「チャ〜オ」と挨拶しただけだ。

叔父さんは僕にも縁側に座るように言い、僕も縁側に座った。
義弟と叔父さんの家族で話が弾んでいるが、僕にはさっぱり分からない。
「ベトナム語分かるか?」と聞かれたが、「話せない」と言うしか出来なかった。

しばらく話していると、叔父さんの家の奥からまた人が出てきた。
義弟がお土産のタバコを渡す。
僕も挨拶だけする。

また話していると、家の奥からさらに人が出てきた。
いったい、この家の奥に何人いるのだろうかと気になる。
きっと、義弟が帰ってきたのを知って、畑仕事から戻ってきたのだろう。

義弟は家の人に連れられ、家の奥に入っていってしまった。
僕は叔父さん達と縁側に取り残されて気まずい…。

叔父さん達は、時折り僕の方を見ながらも家族で談笑している。
僕も何か話したいが、言葉が分からない。

やがて義弟も縁側に戻ってきて、また談笑する。
「結婚してるのか?」
叔父さんは僕に聞いてきた。義弟の通訳だ。
「いいえ」

「なら、ベトナムの女を嫁に貰えばいい」
叔父さんは笑いながらそう言ってきた。
「ベトナム語が分からないから難しいですね」
僕も笑いながらそう返す。


叔父さんの家を後にして、次は義弟の友人の家を訪れた。
大人しい黒い犬がいた。
さっきの叔父さんの家にいた犬と似ている。

家の中に通され、義弟と友人とそのお母さんで話している横で、僕はまた手持ち無沙汰だ。
「若いね。結婚してるの?」
母親から聞かれる。
そういうのは、ベトナムでの会話の常套句なのだろう。

友人の腕に大きな傷があったので聞くと、飼い犬にやられたらしい。
大人しそうな犬なのに、やる時はやるんだな。

友人らと.jpg

一緒に写真を撮って、お暇する。
「タンビェ〜ット!」
ベトナム語でさようならを言った。


次はまた別の友人の家に向かった。
義弟と一緒に村から大学に行った仲だそうで、卒業後、義弟はホーチミンに残り、友人は村に戻ったという。
友人は畑仕事の手を止めて迎えてくれた。

「ベトナム語は話せる?」
「コンノ〜イ」
僕はベトナム語で、「話せない」と言った。
なので、ここから先は義弟の通訳だ。

「結婚はしてる?」
「してません」
「若いですね」
「カ〜ムオン(ありがとう)」

「日本と比べて、ベトナムはどうですか?」
「日本の田舎に似てますね」
生えてる木々などは全く違うが、ここの田舎は昔の日本の田舎みたいな雰囲気だ。

しばらく話して、友人宅を出る。
後で聞くと、その友人は英語が話せたらしいので、英語を混ぜて話せばもう少し話せたかもしれない…。


義弟の母の妹である叔母さんの家にも寄って、お土産を渡す。
ここにも大人しそうな黒い犬。
ここまで100%の確立で、どの家にも犬がいる。
しかもみんな同じ風体。犬も一族なのだろうか?


また叔父さんの家に戻ると、また別の義弟の友人が来ていた。
「若いですね〜」
また若いと言われたが、肌が白いので若く見えるのだろうか。
またしばらく話して、叔父さんの家を後にする。


帰り際、義弟が雑貨店の前でバイクを止めて、店先のおじいさんと話しをしている。
買い物でもするのかと思ったら、
「お母さんのお兄さんです」との事。
いったい何人の叔父さん叔母さんがいるのか?

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅は靴擦れ