2008年02月28日

ベトナム編9 〜自転車を借りて〜

義弟の実家には、義弟のお姉さんとその娘さんが一人、そして母親が暮らしていた。
家の隣りは、義弟の別のお姉さんの家。
逆隣りに母の妹の家、さらに隣りに母のお姉さんの家。
書くとよく分からないだろうが、親族が近くに住んでいるわけだ。

僕らの到着を知って、親族の方々が家にやってきた。
「お母さんのお姉さんです」
義弟に紹介される。
「お母さんの妹です」
義弟に紹介される。

さらに孫や子も次々にやってくる。
自転車で乗り付ける子、畑の向こうから走ってくる子、義弟も名前を覚えられないほどの人数だ。

犬と牛と.jpg

子供たちは僕を無視して、初めて会う1歳児の姪っ子に近寄っていった。
そして、犬や牛と遊んでいる。
まぁいい、どうせ言葉も分からないし。
僕はココナッツジュースを飲みながら、手持ち無沙汰だ。

犬と牛はなつっこいが、大人のアヒルは攻撃的だった。
ガーガー言いながら、闖入者である僕を威嚇してくる。
背中を見せると一気に間合いを詰めてくるので、面と向かったまま後ずさりした。
その周りをアヒルの子供たちが何匹も走り回っている。


フルーツを食べた後、僕は少し散歩でもしてこようと思いたち、カメラを持って出掛けた。
道に出て歩いていくと、すぐに汗が噴出してくる。
帽子を被ってくれば良かったかな。

自転車で走ってきたおじさんが、僕をじろじろ見てくので「ハ〜イ」と挨拶したら、すごいはにかんでた。
僕は色白でメガネにカメラ姿。典型的な日本人だ。
ホーチミンと違って、ここでは外国人が珍しいのだろう。

トラクターが.jpg

トラクターが往く。
道にはアヒルだか鶏が走り回っている。
こんな風景の中を歩くのは初めてだ。

あまり遠くに行くと戻れなくなるので、引き返した。
自転車さえあれば、もっと遠くに行けたのに…。

家に戻ると、庭先に自転車が置いてあった。
(これなら遠くに…)

妹に聞くと、義弟の姪っ子の自転車らしい。
僕はそれを借りることにした。

自転車を借りて.jpg

菅笠も被って、準備万端。
いっちょ行ってくっか。
僕は自転車に跨った。

乗った瞬間に気付いた。
ハンドルが右に曲がっている!
しかもネジが緩いのか、グラグラだ。

僕は畑に突っ込みそうになった。
気を取り直して、改めて走り出す。

また畑に突っ込みそうになった。
なんとペダルも傾いている!
これでは漕ぐとバランスを崩してしまう。
しかもハンドルは緩々なので、手ではバランスを取れないのだ。

(まぁ、舗装路に出ればなんとか…)
ここ一年ほど僕は自転車を乗り回して、軽めの岩場も登ったし、木の段差も下ってきた。
それなりに自信はある。

畑の間の道をフラフラになりながら漕いでいき、ようやく舗装路に出た。
舗装路に出て気付いた。

ブレーキが効かない!
僕は草むらに突っ込んだ。
ハンドルも効かないので、進行方向の微調整も出来ない。
少し走っただけで、僕は引き返した。

なお、夕方にこの自転車の持ち主である娘さんが、普通にこの自転車に乗っているのを目撃した。
しかも大きな籠を抱えながら、片手運転で畑の中のガタガタ道を走っていた。
その子は中学生で、遠くの学校にもこの自転車で40分かけて通ってるという。
僕は自信をなくした…。


お昼ご飯の時間になった。
もてなし料理として、エビや豚の耳が出された。
モロに僕の苦手な食材だが、御もてなし料理を食べないわけにはいかない。
なんとか食べたが、やはり苦手だった…。


「お兄ちゃん、一緒に出掛ける?」
昼食後、義弟が村の友人たちに会いに行くと言うので、僕も付いていく事にした。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 11:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅は靴擦れ
この記事へのコメント
日本製?
物を大切に長く乗るのだろうな。
日本人はすぐ取り替えるもんね。
Posted by しゅう at 2008年02月29日 15:50
中国製だろね。
自転車を買って、その帰り道に壊れることもあるらしい質の悪さ。

日本のは中国製でも質がいいけどね。質が悪いのは店として売れないしね。信用なくす…。

物を大事にするところは見習いたいが。
Posted by SNJ at 2008年03月01日 06:40
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL
http://269g.jp/tb/10447101
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。