2年くらい前になるが、お世話になってる忍野さんという方のお宅で、焼肉パーティーをした。
夜7時から飲んだり食べたりして、朝になった。
僕は車で来ていたので、途中から飲むのをやめた。
朝を迎え、車で帰ろうとしたが、忍野さん宅は横浜。僕の家は千葉県柏市だ。車で2時間かかる。
帰るついでに、一緒に飲んでた友人を3人ほど送っていく事になった。
横浜圏内のオギ&トモっち、練馬区のタカギ氏の3人だ。
車で走り始めると、オギ氏が吐き気を催し始めた。
寝不足と心労、酒のせい、さらに車にも酔ったのかもしれない。
まず、トモっちを家まで送り届け、次にオギ氏の家へ向かう。
オギ「う〜、あ〜、はぁあぁあああ〜、ふぅ〜」
ますます顔色の悪くなるオギ氏。
呼吸も荒く、震えもきている。
(死ぬなよ〜)
僕は心の中で叫んでいた。
なんとか、吐く前にオギ氏を送り届ける。
「お大事に〜」
残るはタカギ氏のみ。ここからは二人旅だ。
横浜から、池袋の先の江古田に向かう。そこがタカギ氏宅だ。
しかし、朝8時になり、道は渋滞していた。
10分で100mも進まない。
僕もタカギ氏も眠くなっていた。
僕は運転しているので、絶対に眠るわけにはいかない。
タカギ氏も眠気を堪えてる。
タカギ「田中さんにだけ運転させて僕だけ寝る訳にはいきません。いろいろしゃべってましょうよ」
なんとも頼もしい同乗者である。
ふと、横のタカギ氏を見ると、寝ていた。
(まぁしょうがないか…)
そのまま5分が経った。
タカギ「あっ、僕、今寝てました?」
突如、目覚めるタカギ氏。
僕「寝てました」
タカギ「どのくらい寝てました?」
僕「5分です」
タカギ「すいませんねぇ、寝る気はなかったのですが、いつの間にかに…」
そのままタカギ氏はまた寝た。
タカギ「あれ?今、何秒黙ってました?10秒くらいですかね?」
再び目を覚ますタカギ氏。
僕「3分です」
タカギ「おかしいな、寝てるんですかね。寝ないようにしてるんですが…」
僕「寝てていいですよ」
タカギ「いやいや、起きてま…」
また寝た。
タカギ「今、寝てませんよね?同じ景色ですもんね」
また起きる。
僕「2分くらい寝てました。同じとこにいるのは渋滞で動かないからです」
タカギ「そうでしたか、すいませんねぇ、しかしなんでこんな混んでんですかね?」
僕「通勤時間に被ってしまいましたね」
タカギ「………」
寝た。
僕も眠いが、なんとか踏ん張る。
タカギ「ここどこですか?」
起きるタカギ氏。
僕「さっきのとこから100m進んだだけです」
タカギ「混んでますなぁ」
僕「渋滞を避ける為に、ちょっと裏道に入っていいですかね?ナビだと裏道があるみたいなんですよ」
タカギ「ええ、どうぞどうぞ」
裏道を抜けていく。スイスイ行けるが、道はジグザグに進んでいる為、早いわけではない。
しかし、進んでいる分、眠気も吹っ飛ぶ。
そしてまた渋滞の道に戻る。
でも、江古田がナビに表示されるとこまで来た。もう少しだ。
しかし、江古田駅に近付く事が出来ない。
環七通りは、緊急時に一般車両が都内に入れないように、右折が出来にくくなっているのだ。
江古田を右手に旋回して、北から江古田駅に近付く。
タカギ「え?もう僕の家の側ですか?」
僕「そうですよ、この曲がり角、どっちに曲がればいいですかね?」
タカギ「この辺、あまり詳しくないんですよ」
僕「ええっ?住んでんじゃないんですか?」
タカギ「こっちの方、来ないんですよ」
僕「ナビで見てみてくれませんか?」
タカギ「どれどれ…、あ、こっちですわ」
道はどんどん狭くなる。練馬区ならではの小路だ。
右折しようとして、ハマった。進むも戻るも出来ず…。
仕方なく無理やりバックする。
ギギギ…。
右側のドアを植え込みに擦った。
…と思う間もなく、左のバンパーが危ない。
タカギ「あっ、あぁ〜、今、バンパーのポールが揺れましたよ」
どうやらバンパーの左も擦ったようだ。
なんとかバックし、左折する。左折も厳しい角度だ。
そうこうしながら、駅に近付いていく。
タカギ「あぁ、やっと知ってる道まで来ましたわ」
僕「良かった〜。なんとか辿り着きましたね」
タカギ「そこが僕ん家です」
車を停める…と、
タカギ「あれ?うちじゃない…、あ、もう一つ向こうのアパートが僕ん家でした」
僕「ええ〜?」
タカギ「送って下さり、ありがとうございました。途中、寝たりしてすんませんでした」
僕「いえいえ、ではまた〜」
最後まで予断を許さなかったが、これで3人を送り届けた。
あとは僕が帰るだけだ。
江古田から柏、1時間半。
果たして僕の体力は持つのか?
〜続く〜
2005年12月10日
Drive物語15 〜不眠・横浜から江古田、そして柏〜
ニックネーム SNJ at 23:43| Comment(2)
| Drive物語T
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読みながら、爆笑しちゃったよ。
高木氏も、いい味だしてるよね、役者がよかったエピソードだね。車こすったのは、気の毒だけど・・・・・。
敬語同士で、仲良いのか悪いのか分からない感じで。
細い道は好きなんだけど、細すぎるのは危険ですね。