コーラス担当の小野君とアコースティックギター担当のマナブ君が集まった。

まず、僕が歌ってレコーディングしたメロディを二人に聴かせる。
とても下手だ。恥しくなってくる。
小野君がメインメロディを覚えた所で、今度はコーラスパートのメロディを覚えてもらう。
コーラスを歌うためには、メインとコーラスを覚えて、音程の違いを知らないといけない。
コーラスパートは抑揚が少ないので、メロディとしては覚えづらいのだ。
小野「このコーラスは何でこういう音程で作ったの?」
僕「コード進行から外れないように、メロディと和音を奏でるとそういう音程になるんだよ」
小野「そうなんだ?コーラスも奥が深いな」
小野君がコーラスのメロディを覚えたので、いよいよ小野君のコーラスパートを録音する事にした。
初のレコーディングに緊張してか、テンポが少し先走って歌ったが、まぁ今日はこれで良し。

僕と小野君のハーモニーが完成した。
マナブ「自分の声を聞いた感想は?」
小野「のっぺりして抑揚のない声だな…」
僕「そんなもんさ。コーラス自体が抑揚ないからね」
歌の二人は置いといて、ギターのマナブ君はスゴイ成長を遂げていた。
4ヶ月前には出来なかったコード進行を、た易くこなす。
いざという時は、マナブ君のギター一本で演奏しよう。
練習後は、みんなで夕食を食べに行った。
車中、さきほど録音したCDを聴いてみる。
やっぱり下手だ。
小野「こうしてみると、プロの歌手がいかにすごいか分かるな。安心して聴けるもんな」
僕「そんなもんさ。うちらの歌は予断を許さないからね」
居たたまれなくなって聴くのをやめて、FMラジオに切り替えた。
ついでに結婚式場の場所だけ見ておいた。
(ここで演奏する事になるのか…)
気も引き締まる。
食事は鍋に決定。
食べ放題でたらふく食べる事にした。
肉や野菜が大量に運ばれてくる。
鍋は真ん中で二つに分かれていて、二つの味が楽しめるようになっている。
味は、唐辛子の効いた豆乳鍋と、昆布だしの普通の鍋にした。
運ばれてきた野菜盛りに、マロニーが乗っていた。
僕「おっ、マロニーちゃんだ」
小野「マロニーうまいよね」
マナブ「マロニーとシラタキとどこが違うの?」
小野「同じじゃない?太さが違うだけじゃん?」
マナブ「糸こんにゃくは?」
どうにもまとまらない、どうでもいい話だが、僕は僕で、春雨もビーフンも一緒かな?と思っていた。ビーフンは米が原材料だ。
マロニーが茹で上がったので、ゴマだれにつけて食べる。
とても美味しい。
僕「いや〜、マロニーちゃん美味しいねぇ」
他の二人が肉を食べている間、僕はマロニーを食べ続けた。
小野「またマロニー頼んでよ」
僕「了解」
またマロニーが運ばれてきた。
僕「マロニーちゃん美味しいよ〜」
自分ばっかりマロニーを食べても悪いので、小野君にもマロニーを食べるように勧めた。
小野「オレはこの豆腐が食べたいんだ」
マロニーが却下された。
よく見ると、マロニーを食べまくっているのは自分だけだった。
そして、食べたマロニーが胃の中で膨らんだのか、僕は急にお腹いっぱいになってきた。
マロニーはまだ鍋の中に残っている。
マナブ「おわっ、マロニーばっかり残ってんじゃん」
マナブ君がマロニーを掬う。
それでも残ったマロニーは膨張を続ける。
小野「食べても食べても、マロニーが出てくるぞ!」
僕「すまん、僕はもう限界だ…」
みんなで苦しくなりながら帰った。
もう歌の事など忘れていたかのように、食事中はいっさい曲の話はしなかった。
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なのでRA君の声に期待。
なんとか覚えてください。
前の曲の時も、練習ではイマイチだったけど本番ではちゃんと覚えてたので、期待してます。
CDのは、僕とO君のコーラスです。
二人してのっぺりボイスです。
O君のは一発録りだけど、僕のは何度か歌ってアレですからね。
夜中に歌ったので、声を出せないってのもありましたが。声を出せても、変わらないでしょう。
演奏には参加できなくなってしまったが、みんなの勇姿はしっかりビデオに収めるので。
あと1ヶ月半、がんばってくれ。
なんとか練習します。