2006年01月28日

先に拾われた鉛筆

小学4年生の時、僕の隣の席のFさんが怖かった。
性格がキツイのだ。
よく引っ叩いてくるし、無理難題を吹っ掛けてくる。出来なければ、また引っ叩かれる。

僕のお気に入りの書き方鉛筆があった。プリントされた絵柄も良い。
気に入っていたので、たまにしか使ってなかったのだが、ある授業中、それを床に落としてしまった。

すると、隣の席のFさんが僕より先に拾ってくれた。
「ありが…」
僕はお礼を言って、その鉛筆を受け取ろうとしたが、Fさんは鉛筆を自分の筆箱に仕舞ってしまった。
「……?」
僕は何が何だか分からず、Fさんに聞いてみた。
「その鉛筆、僕のだよ?」
Fさんは言った。
「これはアタシが拾ったのよ」
Fさんは奇妙な事を言い出した。

「え?僕が今、落としたんだよ」
「アタシは落ちてる物を拾っただけ。だからアタシの!」
「だから僕が落としたんだよ。それを拾ったんでしょ?」
「誰が落としたかなんて知らないわよ。だから拾った人のもんなの!」
「僕が使ってたの見てたじゃんか」
「知らな〜い」

お気に入りの書き方鉛筆は、Fさんの物になった…。
僕は、ますますFさんが怖くなった。


さて、物語だと、ここでFさんは僕に気があり、僕の持ち物が欲しかったというストーリーもあり得る。
しかし、現実はどうだろう。
Fさんも鉛筆の絵柄を気に入って欲しくなってしまったのか、人に意地悪するのが楽しかったのか…?
ともあれ、Fさんが怖かったので、僕は毎日ビクビクして過ごしていたのは事実だ。
ニックネーム SNJ at 04:37| Comment(2) | 思い出ボロボロ
この記事へのコメント
Fさんがツンデレに3000ペリカ☆
こういうトラウマって、やった方は覚えてないんですよねー。

どうでもいいけど、トラウマってトラウム(独:夢)と関係有るんじゃろか。
Posted by riverend at 2006年01月28日 21:42
「トラウム」って言葉は聞いたことがないな〜。
虎、膿む!

でも、その辺が語源ぽいですね。
フロイト辺りかしら?

こういうのも、僕の心がおかしくなっていく一因ですかね…。
Posted by SNJ at 2006年01月28日 23:22
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