階段を下りていくと簡易展望台のような場所があった。
数mしか下りられなかったが、それでも華厳の滝を見る事ができた。
「うっわ〜!すげぇ〜!」
たっつぁんは驚嘆の声を上げた。
「思ってたより凄いですわ〜」
タカギ将軍からもお褒めの言葉を頂いた。

これが落差100m近い華厳の滝である。
僕が小学生の時に見たより、滝は削れている気がする。
僕らは雪が残るほど寒いのも忘れて、華厳の滝を見続けた。
華厳の滝に満足すると、お土産を買って帰路に着いた。
「それではわたしは少し寝かせて頂きます」
たっつぁんはこの後の仕事に備えて寝る事にした。
僕は、いろは坂を下る直前に気が付いた。
「そうだ、中禅寺湖を見ていかないと」
すぐ引き返して中禅寺湖を見る。
夕日に染まる湖は美しかった。
「さて、それじゃ帰るか〜」
いろは坂を下りてゆく。
すさまじいカーブが続くが、たっつぁんは寝ている。
いろは坂を下り終え、日光をバックミラーに映しながら、そのまま高速へ。
「たっつぁんが寝てるから、僕は起きてますよ」
タカギ将軍は仰った。頼もしい将軍様である。
「くか〜」
気付くと将軍様は寝ていた。
30分ほど走っていたが、僕も少し眠くなってきたので、トイレがてら休憩するためにパーキングに入った。
「あ、危ない。また寝るとこだった」
車を停めると、将軍様が何もなかったように目覚めた。
「ふぁ〜、ここどこですか?…」
たっつぁんも目覚めた。
「まだ栃木県だから寝てていいよ。休憩しようと思って停まっただけだから」
「ほい、じゃあもう少し寝てます…」
パーキングを出ると、今度は将軍様は眠らなかった。
取り止めのない話をしながら、埼玉、東京と戻ってきた。
僕とタカギ将軍は夕飯も一緒に食べていこうという事になったのだが、たっつぁんは仕事なので食べる時間がないかもしれない。
「たっつぁん、お〜い、たっつぁん、もうすぐ家に着くけどご飯は食べてきます?」
「は、あ、いえ、僕は食べないで仕事行きます」
「そうか、あと20分くらいで着くからまだ寝てていいですよ」
たっつぁんはまた寝た。
20分後、細い路地を抜け、たっつぁんの家の前に着いた。
「たっつぁん、着きましたよ〜」
「え?あれ?どこですかここ?」
たっつぁんを起こすと、少し寝ぼけているのか、キョロキョロしながら自分の家が分からないようだった。
「どこって、たっつぁんの家の前ですよ」
「あれ〜?ホントだ、うちの前だ〜」
「どうも今日はありがとうございました。とっても楽しかったです」
たっつぁんは仕事のために一足先に去っていった。
僕とタカギ将軍は、びっくりドンキーでたらふく食べた後、別れた。
「ホンマ今日は充実してて楽しかったです。気を付けて帰って下さい」
「ほいほい、ではまた〜」
将軍を降ろすと、僕はひとり車を運転して環七通りを東へ飛ばした。
すると、僕の携帯が着信した。
表示を見ると、タカギ将軍だった。
「すんません!ホンマすんません!車の中にお土産を忘れてしまったみたいで…」
「了解。すぐ戻りますね〜」
先ほど別れた場所まで戻ると、タカギ将軍が平身低頭で詫びながら待っていた。
「最後にオチがついたみたいで、ホントにすみませんです。今度こそ忘れ物はありません。お気を付けて」
改めて別れを告げ、僕はまた東へ向かって帰っていった。眠くなりながら…。
僕とたっつぁんとタカギ将軍。
三人三様で写真を撮り、三人で三仏堂に入ったのも面白かった。
あんなに時間を掛けて東照宮を廻るとは思ってもみなかったなぁ。
本当は華厳の滝の他にも、湯滝、竜頭の滝など観たかったが、時間が足りなかった。
当初は日光江戸村や東武ワールドスクエアーなども行こうと欲張っていたし。
日光は思ってた以上にいろいろある観光地だった。
修学旅行の時には見えなかったモノが、いろいろ見えるようになってきて感慨深かった。
長い一日だったが、確かに充実していて良い一日でした。
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日光江戸村も昔行ったけど、なかなかよ。
ニャン曲げがいたけど、飛び付かなかった。
忍者ショーが迫力ありました。
この3人で行ったら、またおもしろいことになりそうね。(*^−^*)
ニャン曲げとは何だろう?猫の忍者なのかな。
三人で話したのは、江戸村で衣装を着て映画が撮れたら面白いという話だった。
みんな斬りたいみたいです…。
今回は、「いろはにほへと」と7回に分けて書いてしまいました。
「いろは」で終わるかと思ってたら、長々と…。
でもそのうち、7回を上回るのが出そうな予感。
今度は一泊予定とかで湯治にでも行きたいですな。
ゆっくりSNJ氏と酒を交わしたいもんです。
お土産も無事配りましたし(笑
またどっか行きましょう!
温泉いいっすね。ぜひ泳ぎたいね?
旅行の場面を思い出しながら書きましたが、すでに忘れてたりします。頭の記録装置も鈍ってきてますよ。