2006年04月24日

Drive物語・青森編5 〜エアーポケット〜

青森旅行最終日の朝、目覚めたはいいが、時間を持て余した。
青森空港から午後の便で羽田に飛び立つのだが、それまでやる事がない。

三上君のデミオに乗り込み、四人で当てもなくドライブをした。
青森市には、浅虫水族館というのがあるのだが、万が一、渋滞にでもハマったら飛行機に間に合わなくなる。
なので、空港周辺のドライブになった。

空港は山の端にあるので、山の方へと行ってみた。
どんどん山道を行くと、やがて道なき道へと迷い込んだ。
「どこなの、ここ?」
「迷子になったかも」
「空港どっちだっけ?」

少し焦りながら、来た道を戻った。
そしてダム予定地に辿り着いた。
まだ水を張ってないので、変に整備された傾斜が広がっている。
僕らはそこに入り込み、走り回って遊んだ。
たぶん楽しかった…。

飛行機の時間が迫ってきたので空港に向かった。
空港内で地酒の試飲をやっていたので、僕と浅野君が飲んだ。
「三年ものの古酒です」
古酒だけあって、僕にはかなり濃い味に思えた。
「薄いな〜」
浅野君には物足りなかったようだ…。

お土産も買って、いよいよフライトの時間だ。
「会えて嬉しかったよ」
三上君も別れがつらそうだ。
みんなで写真を撮った。

青森空港.jpg

そして、僕と西沢、浅野は機上の人となった。
僕は子供の時以来の飛行機に緊張していた。
その時だった!

ゴォォォォォ!

飛行機が急降下をし始めたのだ。
ジェットコースターのような浮遊感。
窓の外を見ると、天気が悪い。
一面雲で真っ白だ。いや、雲はどんよりと鈍色だった。
アナウンスによると、低気圧に入り込んだらしい。

ゴォォォォォ!

またもや急降下だ。胃が上がってくる気がする。
添乗員を見てみたが、澄ました顔で座っている。さすがプロフェッショナルだ。
隣のおじさんを見ると、新聞を読んでいる。
出張のプロだろうか。内心は怖がっているのかもしれない。
僕は正直怖かった。何故、みんな焦ってキョロキョロしないのか不思議だった。

「うえ〜ん!怖いよ〜!」

前方の席から子供の泣き叫ぶ声が聞こえた。
やはり、この急降下はジェットコースターと同等であろう。
子供が怖がったので、代わりに僕は落ち着いてきた。
落ちるときは落ちる。腹を据えた。

でも落ちなかった。雲の隙間から無事に関東の大地が見えた。
そして羽田に到着。
先ほどまでの恐怖が夢の様に思えた。
(1時間ちょっと前までは青森にいたんだよな〜?)
飛行機は早い。
忘れられないフライトとなった。


何の計画も立てずに青森へ向かった。
決まっていたのは奥入瀬を見ること、そして浅野君が途中で合流することだけだった。
八甲田山に登ったり、酸ヶ湯に入るなんて思ってもいなかった。
行き当たりばったりの様な旅だったが、なんとなくうまく運んだ。

電車、車、飛行機と移動手段を変えていったのも面白かった。
そして、青森の旅路は記憶に刻まれる旅となったのだろう。

本州最北の県、青森。
実は僕は恐山に行ってみたかった。
三上君の住む五所川原市のある津軽半島からは、陸奥湾をはさんで対岸の下北半島に恐山は位置する。とても遠い。
今度、青森に行く機会があれば、そっちにも足を伸ばしたいとこだ。
ニックネーム SNJ at 00:37| Comment(5) | Drive物語T
この記事へのコメント
飛行機大変だったんだ。知らなかったよ
Posted by しゅう at 2006年04月24日 19:00
しゅうさんもインターネットできるようになったんだね。僕は結構飲んだのと温泉のことしかあまり覚えてなかったけどブロク読んでかなり思い出したよ。すごく、楽しかったね。S先生はGWにまた旅にでるみたい、僕も行きたいけど仕事があるから今回は行けないけど、またみんなでどっか行きたいね。
Posted by RA at 2006年04月24日 19:58
飛行機嫌いになる出来事だったよ。
青森もけっこういろいろ回ったね。
弘前城も行きたかったなぁ。
次はまた長距離ドライブに挑戦だ!
Posted by SNJ at 2006年04月25日 01:12
計画は立てなかったけど、しゅう君に会いに行くという大目的があったからね。
青森は良い意味で田舎だったから、あれもこれも見に行かなきゃってならなかったのも、逆に良かったんじゃないかな。
4人旅を楽しみ、青森の自然と酒(←青森産はあんま無かったけど)に癒されました。
良い旅でした。
Posted by NK at 2006年04月26日 12:58
青森は自然が良いね。
自然に親しむ旅だった。
地酒が種類あればもっと良かったなぁ。
Posted by SNJ at 2006年04月29日 01:32
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