2006年07月28日

ハトが往く

今日はこんなシーンを見掛けた。

子供がマンション横の道を歩いていた。小学校4、5年ほどであろうか。
子供が歩いている前方に、ハトが空から舞い降り立った。
ハトは道を歩き始めた。

子供がハトを見た。
子供が石を拾った。
子供がハトに石を投げつけた。

外れた。

子供がまた石を拾った。
子供がまた投げた。

外れた。

子供はまた石を拾った。
子供は憎々しげな顔でハトを見る。
子供は力一杯投げつけた。

外れた。

ハトは少し早歩きになった。
子供の攻撃意思を察知したのだろうか。
石の大きさは、遠めに見て見えるほどで、当たったらけっこう痛いはずだ。

子供は向こうに歩いていった。
向こうで石を拾ってまた戻ってきた。
もちろん、また投げつけた。

外れた。

ハトは遠ざかっていった。
子供も向こうに歩いていった。
諦めきれないのか、チラチラとハトを振り返る。

憎たらしいツラのガキだぜ!
「テメェに石を投げつけてやろうか!?」
そう言いたかったが、…やめた…。

そうして少年は狩人になってゆくんだ。
ニックネーム SNJ at 23:58| Comment(0) | 街角・日常編
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