2006年09月04日

散歩中の犬

少し前、夏真っ盛りの頃の事だ。
散歩中の犬が、日陰になる道端で伏せて休んでいた。
犬種は小型犬のテリアっぽい長毛種だ。
毛が長いので、暑さもより一層堪えるに違いない。

暑さもあるし歩き疲れたのだろう、伏せたままハアハア息切れしている。
その横で飼い主のおじさんが、散歩のリードを持って所在なさげに佇んでいる。

おじさんはリードをクイッと引っ張る。
紐がピーンと張る。
犬は動かない。

よく見てみると、伏せている犬は前後の足を投げ出して伸ばしている。
横から見るとスーパーマンのポーズ、上から見ると「H」の形で伏せているのだ。
これでは小型犬ながら、最大限の接地面積を作り出しているので、摩擦も最大になり、おじさんが少し引っ張ったくらいじゃ動かない。
接地面積が広いということは、アスファルトへの放熱効果も高いということだ。

日陰のアスファルトは少し冷たいのだろう。
犬は日陰に伏せているが、おじさんの顔には日が当たっている。
これでは、おじさんは暑いはずだ。

クイッ、クイッ

おじさんがリードを引く。
リードを見れば、おじさんがこっそり引っ張っているのは分かる。
おじさんは早く行きたいのだ。
犬はチラッとおじさんを見るとまた視線を戻し、前方を見ながらハアハアいっている。

夏の散歩は大変そうだ。
僕はその横を、夏の日差しを浴びながら自転車でゆっくりと通り過ぎていった。
ニックネーム SNJ at 23:51| Comment(2) | 街角・日常編
この記事へのコメント
飼い主さんは靴があるけれども、わんこは直接肉球にアスファルトが触れるので大変だよ。
メイも動かないので、抱えていくこともあるよ。
Posted by しゅう at 2006年09月07日 07:44
夏のアスファルトは暑いよね。
メイは動かなさそうな気がするよ。
今日はもう眠いです。お休みなさい。
アスファルトの上でも眠れそうでし。
Posted by SNJ at 2006年09月10日 09:14
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