2006年10月20日

自転車奇行・箱根編2 〜出発して戻る〜

仕事終わりに池袋でマウンテンバイクを購入した後、また仕事場に戻った。

(この自転車でどこかに行っちゃおうかな…)

そんな考えもあったが、昨夜は1時間しか寝ていない。
とりあえず寝て、後の事はそれからだ。

夜の9時半に仕事場に戻って、寝たのは11時だった。
明け方4時くらいまで寝ていようと思ったが、来客があり起きてしまった。
時刻は午前1時。2時間しか寝ていない。
しかし、目覚めは良かった。

(これなら出掛けられるかも…)

午前3時、仕事場のたっつぁんに見送られながら僕は旅立った。
たっつぁんは、やめた方がいいと言っていたが、もう自転車は買ってしまったのだ。
買ったからには使わないともったいない。

仕事場から西に進んでいく。
練馬駅の手前で、パトロール中の二人組みの警官に呼び止められた。
「すみません、荷物のチェックさせて下さい。もし、ナイフとか持っていたら先に申し出て下さい」

僕はカッターナイフを持っていた。
先ほど新品の下着を開封するのに使ったのだ。
僕がカッターを差し出すと、警官は苦い顔をした。イマイチ、ナイフという感じではなかったからだろう。
「う〜ん、このカッターの使用目的は何ですか?」
「パンツの札を切り取りました。あと、これから山に向かうので何かの時に使うかと」
「山ァ〜?自転車で行くんですか?」
「ええ、とりあえず八王子まで行くつもりです」
「八王子ィ〜?」
警官は得体の知れないものを見るような顔をした。

「う〜ん、山に行くのはともかく、所持の動機が弱いですね」
「じゃあ、そちらでこのカッター預かってくれませんか?」
「そういうのは出来ないんですよ。やるなら署の方で書類など書いてもらわないと」
「そうか、それは面倒ですね。じゃあ一旦戻ってカッター置いてきます。それか捨てるかですね」
「まぁ、本当は使用目的不明でこのカッターを持ってる時点でもアウトなんですけどね。今回は大目に見ますが、もしハサミでもあれば、次からはそちらにして下さい」
「はい、でも置いてきた方がいいのかなぁ。この先また尋問されたら困りますし」
僕は戻る気になっていたが、警官はどちらでもいいようだ。

「ところでこの自転車、防犯登録されてますか?」
警官は矛先を変えてきた。
「ええ、登録してありますよ。昨日、ビックカメラで買った時に。買ったのは夜の8時頃でしたが」
「昨日ですか、ではまだ登録完了されてないかなぁ」

「防犯のシールはどこに貼ってありますか?」
「え〜と…」
しかし、シールは貼られてなかった。たしかに昨夜登録したのに。
「ないですね〜。防犯のシールとかもらってませんか?」
「ああ、防犯登録の書類ならありますよ」
「では、見せてくれませんか?」
「え〜と…………やっぱりないですね…」
書類は持っていなかった。
今回の尋問は今までで一番ヤバい。胡散臭さ爆発だ。

「書類置いてきてしまったみたいです。ギアとかの説明書なら持ってますが」
「書類がないと確認できませんね〜」
「そうですね…。ではやっぱり戻る事にします。カッター置いて、書類を持ってきます」
「うん、そうして下さい」

僕は出発してすぐに戻るハメになった。
仕事場に戻ると、僕は疲れてすっかりやる気をなくし、横になって目を閉じた。
一昨日が1時間、昨日が2時間しか寝てないのだ。
どこかに出掛けようなんて、どだい無理な話だったのだ…。
ニックネーム SNJ at 03:36| Comment(2) | 自転車奇行2006
この記事へのコメント
やっぱりね。運も悪いだろう。またひとつ苦い思い出ができたね。
Posted by しゅう at 2006年10月20日 06:36
運も悪いし、苦い思い出しかありません。
ビターテイストメモリー。
Posted by SNJ at 2006年10月21日 00:09
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