朝3時、僕は意気揚々と自転車で出発したものの、パトロール中の警官の尋問により退却させられた。
そしてやる気をなくした僕は、横たわって目を閉じたのだ。
一昨日1時間、昨日2時間しか寝ていない。
すぐに意識も遠のくかと思われた…。
だがしかし…。
数分後、僕はまた起き上がった。
何のために僕は自転車を買ったのだろうか?
答えは簡単だ。
乗るために買ったのだ!
自転車の防犯登録の書類を手にして、僕はまた自転車に跨った。
朝4時、1時間遅れの出発だ。
僕が颯爽と自転車を漕いでいると、また先程の二人組みの警官に出くわした。
この辺を周回パトロールしているのだろう。
「あ、さっきの…。どうも〜、カッター置いて、防犯登録の書類を持って出てきましたよ」
僕は笑顔で警官に話し掛けた。
警官も多少の笑顔で応対する。
「ああ、持ってきたんですか。では見せて下さい」
「これです!」
僕は誇らしげに防犯登録の書類を広げた。
警官はペンライトで書類を照らした。
「ああ、これなら大丈夫です。わざわざ戻ってもらってお手数かけましたね」
「いえいえ、では行ってきま〜す」
「はい、お気をつけて〜」
警官から励ましの言葉をもらって別れた。
またさっきの警官にバッタリ出会った時は驚いたが、わだかまりも解ける会話が出来て良かった。
まだ眠る暗い街の中、僕は明るい心で西へと進んだ。
とりあえずの目的地は八王子。
このまま甲州街道を目指せば良い。
そしてその先には…。
…山がきっとある。
時刻は午前4時過ぎ。
八王子まで30数km。
6時過ぎには八王子に着きたいところだ。
〜続く〜
2006年10月25日
自転車奇行・箱根編3 〜それでも旅立つ〜
ニックネーム SNJ at 23:06| Comment(2)
| 自転車奇行2006
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無理して行ってみました〜。
無理しすぎたな…。