2006年12月30日

自転車奇行・秩父編 第二陣〜山攻め〜

飯能駅から自転車で出発し、お腹を空かせながら走ってゆく。
何件か飲食店はあるが、朝10時半ではまだ開店していない。
ホントにこのまま山に入ってしまうのかと不安になったが、無事にコンビニを発見。

おにぎりとパンを食べながら走る。
戦国時代なら、馬に乗って食べるようなものか。
ともあれ、これで戦に臨めるってもんだ。

.jpg

国道299号を秩父に向かって進むと、市街地からだんだんと山道らしくなってくる。

からNRA.jpg

僕の後方から、レッドアローが走ってくるのが見えた。
僕が乗ってきたレッドアローの1本後の列車だろう。
1時間ごとのダイヤなので、僕が飯能駅に着いてから1時間以上は経った計算になる。

しかしまぁ、折り畳み自転車はスピードが出ない。
けっこう頑張って漕いでも時速30kmがいいとこだ。
もともとスピードには期待していないのだが。
問題はギアだ。
長い上り坂で、一番軽い1速に落としてもまだ重いのだ。
この後の山道を考えると気が遠くなる。

飯能から軽いアップダウンを数キロ走っただけで息が上がった。
意気は上がらない。

向こうからロードレーサーが走ってきた。秩父から走ってきたのだろうか。
さすがロードは速い。思わず見とれてしまう。
僕も頑張らなければ。

道端で上着を脱ぎ、短パンに着替え、いざ登坂フォームにチェンジ。
武蔵横手駅手前の林道から、いよいよ登坂開始だ。
目指す敵陣は標高500mの顔振峠。
武蔵横手駅の標高が100mちょっとなので、400mほど登れば辿り着く。

薄暗い山道に入ると、一気に気温が下がった。
寒いが、寒いくらいがちょうどいい。漕いでいれば暑くなるのだから。
林道の横には沢が流れている。
路面は舗装路だが、前々日の大雨と強風で折れた木の枝が散乱していて走りづらい。

武蔵横手から0.jpg

勾配はどんどんキツくなる。
ギアを1速に落とす。もう後がない。
箱根では自転車を手押ししまくりだったので、今日はなるべく自転車を降りないようにしたい。
写真を撮るのを理由に休むのも言い訳がましいので、走りながら写真を撮っていく。

呼吸も乱れ、早くも脚が攣りそうになる。
(降りてたまるか〜!)
トットットット
脈拍が180以上になってる気がする。
それでも無理やり漕いでいくが、路面がスリップ防止のガタガタ路面になると、ついに自転車を降りた。
スリップしそうなほどに急勾配だ。
12〜14%はあるだろう。

武蔵横手から.jpg

自転車を降りた途端に動悸が激しくなり、呼吸困難に陥る。
無理をしすぎたかもしれない。
これでは自分の力量を知らない愚か者だ。
早々にギブアップするのも空しいので、余力を残しつつ進むことにしよう。
僕はもともと体力はないのだから、一気に使い果たしてはいけないのだ。

武蔵横手から2.jpg

動悸が収まると、自転車を押して歩き出した。
箱根の時同様、登山の始まりである。

地図には途中に滝があると表記されてたが、疲れていたため見逃した。
思い返せば、視界の端に滝っぽいのが見えていた気がする。
次の観光スポットは見逃さないようにしよう。

『北向地蔵』

これが次に通過するポイントだが、分岐に立っている看板標識では左に向かうと書いてあった。
真っ直ぐ行けば舗装路、左に向かうとダートだ。

武蔵横手から3.jpg

ダートを少し進んでみたが、さらなる分岐が現れた。
こうして迷子になっていくのだろう。
第一、路面状況が折り畳み自転車で走るには適していない。
僕は戻ることにした。

先ほどの分岐を真っ直ぐ、舗装路の方へ登っていく。
民家が現れた。
人が住んでるとなると、山の中では心強い。
登っていく気力が湧いてきた。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 23:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車奇行2006
この記事へのコメント
snjさんのブログはいつも臨場感があって、読んでいてワクワクしますo(^-^)o それに、画像からマイナスイオンが出てますよ☆
新しい記事を見つけては癒されてます!
次回の記事も楽しみにしています(^O^)/
明日で今年も終わりますね。良いお年をお迎えくださいm(__)m
Posted by はらちゃん at 2006年12月30日 23:13
ありがとうございます。
なるべく、見たまま聞いたままを伝えたいので、それが臨場感に繋がるのかもしれませんね。

画像も、撮った写真の中から使えそうなものを選んでおりますが、中には一部分だけ拡大とか、全体を縮小すれば何とかギリギリ使えるのもありますね。

今日は掃除と鍋パーティーなので、秩父への旅の続きは来年に持ち越しになってしまいそうです。

それではお互い、良いお年を/('.’)
Posted by SNJ at 2006年12月31日 12:13
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