「これで仙台で食べるのも最後か〜」
たった1泊しかいなかった仙台だが、昨夜は仙台でたっぷり飲んだので、馴染みのある街に思えていた。
蕎麦や牛タン、アワビやずんだ餅などを食べ、お土産の牛タンを買って次の目的地へ向けて出発。
もちろん、お土産が傷まないようにコンビニで氷を買って冷やしておいた。
歴史好きな僕と小野君の要望で、青葉城に向かう。
特に小野君は伊達家好きなので、ここに来るのを楽しみにしていた。
青葉城へは、狭い道をけっこう上っていく。以外に標高があるようだ。
仙台市街地の都会的に洗練された感じと、青葉城の方の自然で素朴な感じが対照的で良い。
青葉城は、僕の好きな曲である、さとう宗幸『青葉城恋唄』でも有名だ。
♪時は〜め〜ぐり〜 また夏が〜来て〜
あの日と〜同じ〜 流れの〜岸〜♪

青葉城に着くと、雨が降ってきた。
「とりあえず、ざっと見ていこう」
車を降りると、早歩きで青葉城址の公園内を一周する。
雨はどんどん激しくなる。

公園内には伊達政宗の像がある。
伊達好きの小野君も見れて満足だろう。
「城も何もないんだな…。思ってたのとずいぶん違ったよ」
公園内には天守閣も何もなかったが、見晴らしだけは良かった…。
青葉山から八木山方面へ下っていくと、何故か渋滞していた。
山の中腹にベニーランドという遊園地があり、そこへのマイカー客で混んでいたのだ。
しかし突然の豪雨に帰る人も多く、車ともども徒歩で帰る人で道は混雑している。
道には、雨水が洪水のように流れている。
歩いている人は、顔も足もずぶ濡れで可哀相だ。
僕らは、渋滞ながらも車内で助かった。
小野君いわく、『ベニー』なのか牛を意味する『べこー』なのか気になったらしいが、ベニーランドだ。
山を下りると雨は止んだ。やはり山の天気は変わりやすいようだ。
そして、僕ら4人は仙台を後にした。
「バイバイ、仙台」
♪瀬音ゆか〜しき〜 杜の〜都〜
あの人は〜もう〜 いな〜い〜♪
〜続く〜
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