向かった先は例によって手賀沼。
柏駅前のビックカメラに立ち寄って、ニンテンドーDSLiteが売り切れなのを確認しから手賀沼に到着。
我孫子市側に渡って遊歩道を走る。
我孫子市側の遊歩道はゆったり走るのに向いている。
手賀沼公園を過ぎ、我孫子高校を過ぎ、手賀大橋をくぐると、いつものように種類の分からない怪しい鳥がいる。

コッコッコッコ、ゲハァ〜、ゲハァ〜
全部で7羽。
前にも7羽揃っているところを確認しているので、これで一つの群れなのだろうか。
怪しい鳥の後は、ネコが待ち受けている。
ネコに「お〜っす!」と挨拶してさらに走っていくと、カメラを構えて夕日を待ち受ける人々が並んでいる。
雨がやんで晴れてきたので、急いで手賀沼に来たのだろう。
ここから見える夕日はとても美しいのだが、今日は素通りだ。
曙橋の水門を渡り、手賀川沿いに行く。
このまま川を行けば、正月に行った木下に辿り着く。
だが、今日の目的は木下ではない。
川沿いから畑の中を南に突っ切り、手賀沼を囲む丘に登っていく。
その丘の向こうには、もう一つの手賀沼があるのだ。
今走ってきた遊歩道が整備されてるのが大きい手賀沼。
これから向かうのが小さい手賀沼で南部手賀沼といい、元々は二つ合わせたもっと大きな沼だった。
それが、江戸時代からの開拓によって二つに分断されたのだ。
手賀沼の『水の館』という博物館で読んだ資料では、昔は水害がひどかったという。
丘に向かって走っていくと、風景は林に囲まれた農村のような風景になった。
標高差15〜20mほどの坂道を登っていく。
時刻は4時半になり、夕日も輝きを増してきている。
丘を登りきると大きな農家がある。
この辺は以前は沼南町という区画だったが、今では柏市に合併されてしまった。
この風景は残っていって欲しいものだ。

農家の先で舗装路が途切れて、木々に囲まれた未舗装路になった。
未舗装でもマウンテンバイクで走っていたので大丈夫だ。
(どこの山奥だ?た、楽しいじゃないか)
手賀沼から少し外れただけでこのような道に入れるとは思わなかった。
木々の中を走っていくと、下りになった。
ダートの下りだ。
後輪を滑らせながら下っていく。
(た、楽しいじゃないか…少し怖いけど)
標高差もないので下りはすぐに終わる。
そして次の丘に向かってまた登っていく。
けっこう急勾配だが、標高差は20mもないので問題ない。
木々の間から眩しいくらいに夕日が見える。
登坂中に夕日が見えると気力が湧いてくる。

坂を登りきると竹藪が現れる。
なかなか雰囲気が良い。

さらに旧家や大きな木もあり、ますます雰囲気が良い。
遠い田舎を走っている感覚になる。
再び下って田園風景の中を進んでいくと、やっともう一つの手賀沼が現れた。
本当は二つの手賀沼間はもっと近いのだが、僕が曲がりくねって走ったのでけっこう遠くなった。
遠くはなっても、曲がりくねって丘をいくつか越えて走ることにより単調な道ではなくなるので、それはそれで良い。
小さい方の手賀沼は田畑に囲まれて特に遊歩道はないが、ところどころで沼畔までいける。
自転車であぜ道を走って沼の畔に向かう。
その時気付いた。
妙に体が軽い。
夕日や南部手賀沼が見えて、気分が高揚したのだろうか?

土手から沼の畔に自転車を下ろして、夕日をバックに写真撮影。
狙ったわけではないが、ちょうど夕日が沈む時間に南部手賀沼に辿り着いた。
さて、後は帰るだけだ。
あぜ道を引き返すが、やはり体が軽い。
一般道を走っても体は軽い。
さっき遊歩道を走っている時は時速24kmペースでキツく感じたのに、今は27kmペースでも軽く感じるのだ。
(なんでこんなに体が軽くなったんだ?)
考えるに、丘を二つ越えたので体が登坂モードになって、平地が楽に感じるようになったのだろうか?
走った距離はすでに20km以上なのに不思議だ。
農道を飛ばす。
時速30kmを超えてもまだ軽い。
(どうしちゃったんだ〜?)

右手に急坂発見。
一旦は通り過ぎたものの、今の僕は体が軽く感じている。
すぐに引き返してこの坂を登った。
さすがにキツかったが、途中から勾配が緩やかになって何とか登りきった。
登ったら、今度は下りたくなる。
息を整えると、下り坂に向かってギアを重くして一気に加速していった。
スピードメーターはすぐに30km/hを超えた。
40kmも超えた。
(あれれ、何だこの加速力〜)
坂の途中で勾配の角度が変わるとこから先が見えないほどだった。
つまり走っていく先が見えてない。
まるで崖になっているようだ。
45kmを超えている。
(これ、飛んじゃうんじゃないの!?)
慌ててブレーキを掛ける。
もちろん飛びはしなかったが、坂を下りたとこはy字路になっているので、絶対に止まらなければいけない。
フルブレーキングで停止した。
55kmを超えたら止まれないかもしれない。
(危ね〜。登るのはともかく、下りるのは気を付けよう…)
また農道を走っていく。
日は落ちて、どんどん暗くなっていく。
しかも、北西に向かわなければいけないのに、南西に向かってしまって遠回りをした。
地図を持っていなかったし、太陽も見えなくなったので、方向が分からなくなっていたのだ。
国道16号に出た時には、もう真っ暗だった。
交通量の激しい道だ。こういう道はなるべく走りたくない。
トラックが起こす向かい風が僕を減速させるし、寒い。
いや、気温も下がっているのだろう。
長い上り坂もある。
さっきまで軽かった体だが、交通量の激しい国道の環境と、寒さと、道を読み間違えたショックで、急激に疲れてしまった。
コンビニであんまんなどを補給しながら帰った。
走行距離は無駄に長く40kmになった。
最後の方はイマイチだったが、手賀沼周辺の丘をいくつか上り下りすると、合計で100mほどの標高を登ったことになり、山でもないのに山を走った気になれて良かった。
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いい道なんだが、ゴミはいただけないなぁ…。
ゴミは、捨てたヤツの家に投げ入れたいね。