2007年04月27日

自転車奇行・春の秩父路編5 〜小鹿野町から合角ダムへ〜

小鹿野(おがの)町には、伝統の小鹿野歌舞伎があって、町のそこかしこで歌舞伎をアピールしている。
僕は小鹿野町をあまり知らなかったが、伝統のある町は良い雰囲気が漂う。

小鹿野町には般若(はんにゃ)という住所がある。
般若という名も、歌舞伎っぽくて良い。

般若の丘公園.jpg

般若の丘公園というのがあるのだが、僕はその名が気になって公園に立ち寄ってみた。
しかし、この公園にはラベンダーがあるのだが、花の時期は6月で今は咲いてない。

あっさりと般若の丘公園を後にしたが、実はこの公園の背後が般若山という良い山だった。
本で般若山の風景を見て、ぜひ登らなければと思っていたのに、すっかり忘れて素通りしてしまった。
前回は登山ばかりだったので、この日は舗装路を走ろうと思っていたのも、山の確認を忘れた理由だ。

小鹿野の街中を走り抜けて次に向かうのは、『西秩父桃湖』という人造湖だ。
そこには、『合角(かっかく)ダム』いうのがあり、もしかしたら良い景色が待ち受けているのではないかと思ったのだ。

地図で見ると小鹿野町のメインストリートからも近い。
コンビニで食料と飲み物を補給して桃湖に向かったが、道は上り坂だった。

ダムと言うからには、山と山の間に作られてるはずだ。
分かってはいたが、やっぱり上り坂だったことにテンションは下がる。

それでも何とか自転車を降りずに坂道に喰らいついたが、馬のいる牧場を過ぎた辺りから勾配がキツくなり、僕は自転車を降りた。

直線的に上り坂が続いている。
木々の間から、上り坂の向こうにさらに上り坂が見えている。
曲がりくねって上っているのだ。

長丁場になりそうだ。
コンビニで補給しておいて良かった。

勾配が緩いとこだけ自転車に乗って登る。
後は汗を拭き拭き、徒歩。
思ってたよりも標高が高い。

やがて、トンネルが見えた。
長さは400mほどだ。
トンネルなら山を越えずに抜けていけるのでありがたい。

トンネル内には歩道がないので、車が来たら厄介だ。
一気に走り抜けるしかない。
車が途切れた隙を狙って、僕はトンネルに突入していった。

合角ダムへのトンネル.jpg

トンネルの中は暗いが、出口だけが明るく見えている。
その明かりが、坂を上って疲れている僕には希望の光に見える。
あの先に桃湖があるに違いない。

(待ってろ、モモコ〜!)

僕はトンネルの中を駆け抜けていった。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 03:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007
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