2007年05月17日

Drive物語・熊野街道編6 〜白浜〜

山道を1時間ほど走る。
僕らが目指す白浜方面は海岸沿いのエリアだが、周りは山ばかりで海辺の気配は全くない。

白浜に行く前に、白浜の北方にある紀伊田辺駅周辺のホテルに向かった。
宿に荷物を置いて、電車で白浜に向かおうと思ったのだ。
白浜で駐車場がないと困るから。

カーブを曲がると、突如目の前が開けて海の気配がしてきた。
けっこう栄えた感じだが、山と海に挟まれた、あまり広くはない市街地だ。

午後4時過ぎ、ホテルに車を停めて徒歩で駅に向かう。
紀伊田辺駅に着き、切符を買ってホームに向かうと、目の前で列車が発車していった。

次の列車を待てばいいかと思ったが、次の列車は70分待ちだった。
今買ったばかりの切符を払い戻して、駅を出る。
駅にレンタサイクルが置いてあったので、それを借りて白浜に向かおうと思ったが、白浜まで8km以上あるので日が暮れてしまうかもしれない。

宿に戻って再び車に乗り込み、白浜を目指す。
しかし、今日はもう車に乗らないつもりでナビゲーションシステムを外してしまったので、地図で道を見ながら走らないといけなかった。

僕が地図を見ながらナビゲートしたが、迷子になった。
なかなか田辺市から出られない。
狭い街だと思っていたのに、出られない。
駅の周りを3周して漁港が見えると、ようやく白浜方面への国道に出た。

白浜までは渋滞。今日初めての渋滞だ。
時刻は5時を過ぎている。
このままでは、白浜の海岸に着く前に日が暮れてしまう。
明日は雨の予報で空は曇っているが、やはり海岸で日暮れを見たい。

5時45分、渋滞から抜け出して海岸の周回道路に入った。
海を見ながら走るが、空も海も澱んでいる。

円月島曇り.jpg

観光スポットの『円月島』に到着。
晴れていれば夕日が似合うのだろうが、今はどんよりとした島影を見せるのみだ。

円月島から、白浜の中心エリアに向かう。
白浜は、リゾート地なので大きなホテルが多い。
この辺は料金が高いので、僕らは隣りの田辺市に宿をとったのだ。

南に向かって走っていくと、右手に砂浜が見えた。
真っ白な砂浜で、とてもキレイだ。
さすが白浜。

砂浜の幅は700mもないので、すぐに通り過ぎてしまう。
オノ「今の砂浜、観ときたいね」
僕「よし、Uターンして戻ろう」

戻ってきて、再び白い浜を見る。
すぐに通り過ぎる。

オノ「駐車場ない?」
僕「空いてるとこないね」

もう一回戻ってきて白い浜を見る。
すぐに通り過ぎる。

オノ「駐車場がないな。あるけど、閉鎖してあるよ」
僕「午後6時で閉めちゃうみたいだね」

また戻ってくる。2往復目だ。
やはり駐車場がない。
道端は路駐でギッシリだ。

結局3往復して、白い砂浜を歩くのを諦めた。

さらに南に向かうと『千畳敷』という観光スポットがある。
砂浜ではなく、広い岩盤がある。
ここには駐車場があったので、寄っていく。

千畳敷.jpg

なかなかの景観だ。
人も多い。
岩盤には、削って書かれた落書きが多い。
落書きのほとんどが、カップルの相合傘だ。

時刻は6時半くらいだったろうか。
ここにきて突然、雲間から夕日が見えた。

千畳敷夕日.jpg

最後に夕日が見れて良かった。
渋滞の中、ここまで来た甲斐があったというものだ。

水際まで岩場を下りていったら、藻で滑って転びそうになった。
滑った瞬間、カメラを持ったまま平行移動した。

カップルが口付けを交わしている。夕日と海をバックに。
女性の長い髪が風になびいて、二人の顔を覆い隠していた。
ちょっとカッコいい♪

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | Drive物語U
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