2007年11月24日

印旛沼へ 前編

昨日に引き続き、今日も自転車で出掛ける。
もちろん、昨日買ったばかりのロードレーサーでだ。

昨日は江戸川→利根運河→利根川→手賀沼と走った。
今日はどこに行こうかな?

よし、手賀沼だ!
昨日と変わらない…。

手賀沼の南岸のサイクリングロードを東に向かう。
今日は土曜日。
何人ものロード乗りとすれ違う。

しばらく走っていると、左後ろからロードに乗った人が近付いてきた。
僕は右によけた。
しかし、追い付いてきた人は左後ろに位置したまま、僕を抜いていかない。
追い付いてきたなら、僕より速いはずなのに。

(風除けに使ってるのかな?)
でもそれなら、真後ろに付く。
(もしや、僕のロードレーサーを鑑定してるのか?)
ロードには似合わないスタンドを取り付けているのが珍しいのかも。

(ヘルメット被ってないからか?)
ロード乗りは、ヘルメットにレーサージャージ姿の人が多い。靴も自転車用の靴だ。
僕はノーヘルで、ジーンズに運動靴。
やる気のない格好だ。

(何か言われたら嫌だな…)
早く追い抜いて欲しいが、ピッタリ付いてくる。
スピードを上げても付いてくるし、遅くしても抜いていかない。
振り切るために一気にスピードを上げて、もし振り切れなかったら恥ずかしい。

気まずくなってくる。
緊張して、喉も渇いてきた。
道の駅しょうなんが見えてきたので、サイクリングロードから離脱して小休止。

再び走りだして、手賀沼の水門を越えて手賀川へ。
手賀川へは、今年の正月にMTBで走って以来だ。
手賀川のサイクリングロードは途中から未舗装になる。
MTBなら面白く走れたが、ロードでは面白くない。
(未舗装になる前に離脱しよう…)

離脱前にダートに踏み込んだ。
昨日と同じく、砂利道をいく。
砂利の振動に耐えかねて、畑の中の道を一般道へ向かう。

やはり舗装路は走りやすい。
ほどなく、木下(きおろし)駅へ着いた。
ここも正月に来た。

正月と同じく、駅前のライフでパンを買って食べる。
正月は美人店員がいたが、今日はいなかった。

木下貝層.jpg

木下駅のそばの、木下貝層へ向かう。
この辺りは昔、海の底だった。
貝の化石を含んだ地層は、その大地の歴史を示している。

木下貝層図解.jpg

看板の図解を見ると、東京はすっぽり海の底だ。

木下公園西.jpg

この貝層の上は、木下公園になっている。
けっこう高い位置にあり、階段しかない。
僕は自転車を担いで階段を登っていった。

それにしてもロードは軽い。
10kgしかないので、楽に肩の上まで持ち上げられる。
いつも持ち歩いている折り畳みは17kgはあるのだ。

木下公園北.jpg

公園の上からの眺め。
今日は霞んでいて、遠くは見えない。

木下公園南.jpg

公園から下る。
こちらが公園の表側だったようだ。
こっちは階段とスロープがある。

さて次は、小林牧場というところを通って印旛(いんば)沼へ向かおうかな。
ここまで30km近く走ってきているので、帰りも合わせると今日は60km以上走りそうだ。

丘が点在している地形の下総台地は、上って下っての繰り返しだ。
標高こそないが、意外に疲れる。

ショートカットをしようとして、道に迷った。
畑の中を進んでいくが、全然小林牧場が見えてこない。
馬糞だか牛糞だかの匂いに誘われて走っていくと、畑の肥料の匂いだったりする。

別所.jpg

完全に迷った。

別所2.jpg

どこまでも広がる畑。

別所3.jpg

この先はどこに続いているんだ?

別所4.jpg

柵で囲まれている、広い土地があった。
草が生えてるだけで、何もない。
立て看板には『千葉県企業庁』と書いてある。
開発待ちの土地だろうか?

柵に沿って走っていくと、行き止まりだった。
この柵の中を突っ切れれば向こうに行けるのに!

だんだんと場所が分かってきた。
たぶん、開発著しい印西(いんざい)牧の原駅の近くだ。
だとすると、牧場からは離れてしまったようだ。
牧場は諦めて、この辺の田園風景を楽しんで走ってみよう。

印西の里山.jpg

あ〜、いいなぁ。
里山の風情だ。
僕の横をトラクターが抜けていった。

印西牧の原.jpg

たいへん良い風景だが、目を返せば新しい道が建設中。
農地も縮小されていくのだろう。

印西滝.jpg

里山の中へ消えていく上り坂。
僕は吸い込まれるように登り始めた。

かなり急勾配で、漕ぐと後輪が落ち葉で滑って空回りする。
(MTBならなぁ…)
でも、さすがロード。
低い重心のお蔭で、前輪が浮き上がりそうになりつつも登りきった。

印西滝2.jpg

奥に進みたかったが、落ち葉と枯れ枝と倒木でロードでは走れない。
せっかく登った坂を下りる。

農道を進んでいくと、また砂利道になった。
どこまで続くのか分からないが、引き返すとまた迷子になりそうだ。
いや、今も迷子状態だけど…。

印西滝3.jpg

砂利道が民家に近付いていく。
もうすぐ舗装路だろう。
この道が、新興住宅地と古くからの農地の境目なわけだ。

砂利道が舗装路と合流し、迷子は終わった。
改めて印旛沼に向かおう。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 22:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007
この記事へのコメント
いいなー。魅力的な風景だね。
休めない日々が続いているので、渇望してしまう。
「この道はどこに行くのだろう?」
考えるとワクワクするね。
ロードレーサーに普段着では、かえってあやしいのでは?
Posted by しゅう at 2007年11月25日 07:24
車と違って、迷子状態でも楽しめるのが自転車だね。
そうそう遠くには行けないし。
気になる道があれば、どんどん行ってみられるのもいいね。

徒歩だと2時間歩いても12kmくらいしか進めないから、自転車はいいね。

ロードに乗る時に自転車ジャージ姿だと、のんびり走れないね。
Posted by SNJ at 2007年11月25日 08:35
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