
印旛沼へ向かう途中に通り掛かった印旛日本医大駅は、特徴的な作りをしていて面白い。
時計塔の上には登れるのだろうか?
さらに南東へ。
印旛沼はもうすぐだ。

印旛沼に到着。
印旛沼は北と南に分かれていて、水路が繋いでいる。
橋の下に見えるのは、その水路だ。
そして、水路沿いにサイクリングロードが見える。
僕はそこを走りたい。
…でも、下りていく道がない。
上流には橋があるが、高い位置にある。
となれば、下流の橋か。
けっこう遠くに見える下流の橋は、低い位置にある。
そこまで行けばサイクリングロードに入れるだろう。
来た道を少し戻って、下流の橋に向かう。
(でも橋まで行かなくても、サイクリングロードに下りる道はあるかも?)
僕は適当に、水路の方向へ道を曲がってみた。
道は砂利道になり、土の道になり、そしてなくなった。
行き止まりの広場に重機が置いてあるだけだ。
(行き止まりやんけ〜)
また戻る。
森の奥に下に続く道が見える。
下っていくと重機が見えたので、また戻る。
迷いながら結局、下流の橋まで来てしまった。
上流に向かえば利根川方面、下流に向かえば花見川などを伝って幕張に行ける。
地図で確認すると、下流の橋に来るなら最初の橋を渡ってきた方が近かったようだ。
また無駄足を踏んだ…。
時刻は午後2時になろうとしている。
そろそろ帰路に着かないと、帰り道で日が暮れてしまいそうだ。
ライトは持ってきているが、知らない道で日暮れを向かえるのは好ましくない。
道に迷っていた鬱憤を晴らすかのように、時速30kmで印旛沼上流へ向かう。
渓谷のようなサイクリングロードで気分も良くなる。
日陰のせいか、水際のせいか、気温が低くなった。
でも渓谷っぽい部分はすぐに終わり、見晴らしの良い道になる。
どうやらここが印旛沼だ。

広いなぁ。手賀沼より広い。
何人ものロード乗りとすれ違う。
印旛沼を北に向かって走ると、やがてサイクリングロードは終わった。
そこからは農道を走って国道356号に合流。
356号を西に向かえば、地元の柏市だ。
しかし356号にはほとんど歩道がない。
それでいて交通量は激しく、大型トラックも多い。
自転車で走るには、とても怖い道だ。
車道脇の白線の外は、余白がなく畑のあぜだったり溝だったりする。
白線の内側も大型トラックの通行でアスファルトが変形し、盛り上がっている。
自転車は白線上を走るしかないが、白線から外にはみ出ると畑に落ちてしまうし、白線の内側にずれると盛り上がったアスファルトにハンドルを取られて危ない。
怖くなって国道を外れて裏道を走る。
最短で帰るには国道を走るべきなのだが、危ないので曲がり角の多い農道や住宅地を走るしかない。
せっかく国道をそれたので、来る時に寄れなかった小林牧場を通って帰ろう。
小林牧場に着くと、柵の向こうに大きなトラックが見える。
ここは競馬用の馬の養成などをする牧場だった。
てっきり牛がモーモー言ってるのかと思っていた。
牧場前の道は広く、桜並木が続いている。
春に来ればとても良さそうだ。
そんなこんなで、木下駅まで戻ってきた。
時刻は3時半近いが、あと25kmで帰宅できる。
日暮れ前に帰れるかな?
県道を往くが、これまた歩道がない。
左側はガードレールなので、車が来てもよけるスペースはない。
さらにガードレールからはみ出してきている草や木の枝が、左半身を叩いて危なっかしい。
これなら、距離が延びても曲がりくねった農道を走った方が良かったか。
でも、日が暮れるのも嫌だ。
車が追い付いてこないように、飛ばして走る。
4時半過ぎ、地元に辿り着いた。
まだ日は暮れておらず、思惑通りだ。
喉が渇いたのでスーパーに立ち寄ると、妹に会った。
「お兄ちゃん、なにで買いに来てんの?」
「自転車」
「じゃあこれ買ってって」
夕食の玉子を買わされた。
自転車と言ってもロードレーサーだぞ。
カゴもないし、今日はリュックも背負っていないんだぞ。
ロードで玉子を買って帰らされるとは…。
この日の走行距離は90kmだったが、平均速度は17〜8kmほど。
迷ったり、森に立ち入ったり、のんびり走っていたなぁ。
久しぶりに長距離を走ったが、脚はそんなに疲れていない。
日が暮れてなければ100kmいけたなぁ。
さすがロード。
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