ある日、怖い夢を見た。
それはこんな夢。
==========
僕は建物の中にいた。
窓から外が見える。
部屋の中には、他にも何人かの人がいた。
なぜここにいるのか、誰も分からない。
いろいろな装置のある部屋だ。
「何だろ、このボタン?」
誰かが、その中のひとつのボタンを押してみた。
『核ミサイルガ発射サレマシタ』
音声アナウンスに続いて、窓の外にミサイルが飛んでいった。
ミサイルは空に向かって飛び、すぐに軌道を下方向に変えた。
(ここが爆発すんの!?)
ミサイルは、数キロ向こうに落ちた。
閃光が瞬き、爆風が街を粉々にしていく。
僕のいる建物も爆発に巻き込まれた。
(うわぁぁぁぁぁ!!!)
『以上デ爆発ノ擬似体験プログラムを終了イタシマス』
…僕らは、コードがたくさん繋がれた帽子を被って、部屋の中にいた。
さっきから、何も起きた様子はない。
今のは、窓に映し出されたホログラムか、電磁波で脳波を操って見せられた幻覚だったようだ。
「何だよ、ビックリしたな〜」
僕以外の人も、やはり驚いたようだった。
僕らは、何かの実験をやらされているのかもしれない。
誰かがまたボタンを押した。
『核ミサイルガ発射サレマシタ』
先ほどと同じ幻覚に襲われる。
(うわぁぁぁぁぁ!!!)
…やっぱり僕は何事もなく、部屋の中にいた。
(何度見ても怖い映像だなぁ…)
誰かがまたボタンを押した。
『核ミサイルガ発射サレマシタ』
(また見せられるのか〜)
先ほどと同じ幻覚に襲われる。
…いや、先ほどの映像とはミサイルの軌道が少し違う…気がする。
(変だな…?)
窓の外の街並にも、なんとなく生活感がある。
(この生活感…本物じゃないのか…?)
僕はコードの繋がれた帽子を取っ払ってみた。
(!!!)
窓の外に、ミサイルが落ちていくのが見えた。
「みんな逃げろ!これは本物だぞ!」
僕はそう叫びながら、建物の裏手へと逃げた。
非常階段を逃げる途中、頭上の空が明るくなった。
(来る!!)
僕は建物の裏手の川に向かって走った。
川に飛び込みながら、背後に音のない風圧を感じた。
僕は水中に落ち、頭上に建物の破片が飛んでいく。
僕は爆風から逃れるために、水中深く潜った。
だが、息継ぎのために水面に顔を出さねばならない。
水面に顔を出した瞬間、ものすごい熱風に包まれた。
街が燃えているのだ。
いや、大気が燃えている。
(熱ッ!!)
息継ぎのつもりが、息を吸うと熱風で喉をやられて呼吸が出来ない。
熱さから逃れようと水に潜っても息は続かない。
(く、苦しい…もうダメだ…)
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そこで夢は終わった。
前回の夢物語の胎児ガチャガチャの夢を見た同じ夜に、続けてこんな夢を見たのだ。
怖い夢の二本立てはイヤだなぁ…。
2008年01月08日
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