主人公のリンクが、ゼルダ姫を助けるために、ハイラルという国を冒険するアクションRPG。
謎解き、アクションとも難易度は高めだ。音楽は最高!!!
ファミコンでは、この手のタイプのゲームは初めてだった。
前述の「チャレンジャー」を上回る16x8画面分のマップ。
128画面に構成された、ゲームの舞台となるハイラルという土地は、確かな存在感を持って、僕の前に存在した。
森、山はもちろん、通るのを躊躇する砂漠、どこに続いているのかワクワクする川、流れ落ちる滝、不気味な墓場など、いろんなときめく場所があった。
あまりの存在感に、僕は方眼用紙に色鉛筆で、ハイラルのマップを書いたくらいだ。
一画面ずつ確認しながら、方眼用紙を継ぎ足して描いた。
伊能忠敬の気分である。
さらに、ハイラルのいたる所に、不気味なダンジョンが口を開けて待ち構えているのだ。
このダンジョン、全部で8つあったが、8つのダンジョンを繋ぎ合わせると、16x8画面分のマップになる。
つまり、ハイラルの地下にピッタリ合っているのだ。

ゲーム内に出てくる謎解きが、そういうのが初めてだった事もあり、とても難しくて、悩んだ。
例えば、道が通れない時、何か思いついては試し、それではダメだとなると、また悩む。
気分転換に敵でも倒していると、突然、解法が閃いたりする。
アクションで出来る事と謎解きが上手くマッチしているのだ。素晴らしいバランスである。
僕は、そのゼルダの世界に入り込んでいた。学校から帰ると、何度も何度もやった。
そしてやっとクリアした。ストーリーは大した事ないが、壮大な物語を終えた気分だった。
クリアすると、裏ゼルダというのがあった。ハイラルのマップは同じだが、ダンジョンの形が変わって、難易度も高くなっているのだ。
これも、かなり悩まされたがクリアした。
それからしばらく経った冬休み、僕は母の田舎に行っていた。
田舎の、仲の良いフミちゃんという友達と遊んでいると、他の友達の所に行こうと言われた。まぁ友人を紹介してくれるという事だ。
僕は緊張したが、一緒に遊びに行くと、子供が数人集まってコタツを囲み、ゼルダの伝説をやっていた。
フミちゃんが僕を紹介してくれた。
「こちら、千葉から来たシンジ君(僕)。冬休みでこっちに来てんだ」
僕が来ても、みんな特に変わった様子はなく、会話もほとんどなく、僕はみんながゼルダをやってるのを見ていた。
その子たちはまだクリア出来ないようだった。
謎解きはともかく、アクションの部分で行き詰まっているようだった。
「も〜、この敵スゲェ強いよ〜」
彼らは歯が立たなかった。
「シンジ君もやらせてもらったら?」との言葉に、僕がやらせてもらう事になった。
みんなが見てる。(千葉の子がどれほどのもんだというんだ?)そんな目で見てるのだろう。
(まだ衰えてないかな?)僕は久々にハイラルを歩いた・・・。
僕の操るリンクが、半キャラ分動いて敵の攻撃をかわす。かわしつつ敵を切り倒す。
このゲームの主人公は左利きだから、右に動きながら剣を振るうと、かわしつつ敵を倒せるのだ。
呪文攻撃が飛び交う地下ダンジョンを、一切の攻撃を受けずに僕のリンクが突き進む。
「おお、スゲェ!」みんなが驚く。
リンクがブーメランを投げ、ブーメランが戻ってくる間に敵を切る。
「そんなん出来るんだ!?」
矢を射ち、盾で防ぎ、様々なアクションを行い、ダンジョンのボスを倒した。
倒した時には、僕はヒーローだった。
「千葉の子はみんなゲーム上手いん?」
「千葉って都会?」
「もっと教えてよ!」
「あそこはどうやって進むん?」
会話もなかった田舎の子たちが、僕を尊敬の眼差しで見ていた・・・。
ゲームでここまで褒められるとはびっくりだった。大概は害であると怒られるのに。
今でも続編が作り続けられている「ゼルダの伝説」は、僕の中でベスト10に入る名作だろう。
去年、ゲームボーイアドバンスでゼルダが再販されたので買ってみたが、凄い難しさだった。クリア出来ない。
子供の時のリンクは一抹の寂しさと共に消え去っていた・・・。
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左の「カテゴリー別一覧」から「スーパープレイ動画」。5ページ目には上記のゲーム(多分)もあります。
気違いの狂宴。
僕なんか足下にも及ばない剣士がいました。
31分でクリアしてました。
最初と次のダンジョンを省いてるのがビックリ。後で辛くなっても、飛ばすとは。
敵の攻撃はまず当たらないですね。しかも倒すスピードも桁違い。
僕が敵1体倒す間に、8体は倒すでしょう。