2007年10月28日

友人RA結婚式 〜後編〜

披露宴が始まった。
新郎新婦の入場。
チャペルでの挙式の時は緊張していた新郎RA君も、披露宴では自然体だ。

料理も運ばれてくる。
初っ端、僕の苦手な海鮮系の料理だ。
キャビアなんかも添えられている。
人生初のキャビアは、やっぱり美味しくなかった。

しかし、パンは美味しい。
いつも思うが、結婚式で出されるパンは美味しい。
3個のパンを一気に平らげてしまった。

その後も海の幸が続くが、僕には不幸である。
スワイ蟹を友人にあげ、僕はパンを貰って食べる。
3種も続いた海の幸の後のシャーベットが美味しかった。

スピーチ、ケーキ入刀、お色直し、思い出のアルバムと続き、僕らの演奏時間も迫ってくる。
緊張のあまり、ビールやワインを飲みすぎて、僕の顔は真っ赤だ。

「大丈夫なの?顔真っ赤だよ!」
「うん、酔った…」
友人に言われるまでもなく、酔っているのは自覚している。

飲みたくて飲んでるのではない。
注がれたビールを半分飲むと、会場係の人がいつの間にかにまた注いでいくのだ。
僕は言いたかった。
「ビールはいいからパンをくれ!」と。

テーブル上の楽譜.jpg

手元に楽譜を置いてあるが、酔っててよく分からない。
どうせ、弾く時は楽譜は見ないからいいけど。
自分の手元を見ながらでないと鍵盤を押し間違えるので、楽譜を見ながらでは弾けないのだ。

お色直しの新郎新婦が改めて入場。
各テーブルにキャンドルサービスをして回る。
僕の酔いも回る。

RA君が僕らのテーブルのキャンドルに火を燈したが、点いた直後に消えた。
「消えちゃったじゃん」
「もう一回点けるよ。ほら、点いた〜」
新郎新婦が手を添え合って火を燈す。

「消えた〜!」
一瞬点いた炎は、また消え去った。
「え?また?今度こそ…点いた〜」
「消えた〜」

なんだか僕らのテーブルだけ時間が掛かってた。


そして演奏が回ってきた。
まず、ボーカルのしゅう君がスピーチ。
司会の人が演奏メンバーを紹介し、演奏スタート。
練習の成果をみせてやる!

僕の練習の成果は、片手演奏に逃げることでミスを減らす奏法だ。
最初だけ両手で、ヤバくなってきたら右手だけに変更する。

RA曲演奏ボーカル.jpg

イントロが終わりボーカルしゅう君が歌いだす。
曲の編曲がピアノとギターだけなので、ボーカルが大事な場面。
後に楽器が増えてくる構成なので、ボーカルの聴かせどころだ。

コーラスのオノ君も入ってくるが、演奏していてどうもおかしい事に気付いた。
テンポが合ってない。
練習の時はギターのマナブ君が先走っていたが、テンポが速いのはマナブ君ではないようだ。
僕の横のコーラスのオノ君でもない。
では誰が…?

ボーカルのしゅう君だ!
テーブルに残っている友人たちが、盛り上げようとして手拍子をしている。
その手拍子に釣られて、しゅう君が速く歌っているのだ。

RA曲演奏中.jpg

ベースとドラムが重なってくるが、それらはシンセの自動演奏なのでテンポにミスはない。
キーボードとギター、ボーカル、コーラス、手拍子でテンポが合ってないのだ。

しゅう君はどんどん先走り、サビ直前。
しかし、演奏はまだそこまでいってない。

(速すぎるよ)
僕はこっそりしゅう君に言った。
サビの直前に間があるので、そこで何とか持ち直した。

んで、2番へ。
僕も演奏を頑張らねばならない。
僕の前に会場のビデオ撮影の人が来て、僕を撮っている。
大きなカメラで、僕の手元も撮っている。

(ヤベ〜!早くあっち行って〜。ミスるから〜)
ミスった。
一旦ミスると、真っ白になって続け様にミスをする。
その失敗だらけの僕を撮られている。

何度も何度も失敗しながら演奏は終わった。
途中からは、ボーカルの二人の声は僕には聴こえてなかった。
ミスって頭は真っ白、酔いと恥ずかしさで顔は真っ赤だ。

「結婚式で初めて汗をかいたよ」
ボーカルのしゅう君が言う。
やはり、かなりの緊張だったのだろう。
さっきまでクーラーの風が直撃して寒がっていたオノ君も、暑くなって汗をかいている。

席に戻ると、肉料理が来ていた。
苦手なフォアグラだったが、これは美味しかった。
ひと演奏終えてから食べる料理は美味しいですな。

パンもおかわりした。
この日は合計7個のパンを食べてしまった。デブ。

新婦側友人の余興も終わり、披露宴もたけなわ。
新郎新婦のスピーチで幕を閉じた。


FSH駐車場.jpg

「これ重すぎだよ〜」
披露宴終了後、地下駐車場へキーボードを運ぶボーカル二人。
お疲れ様でした。

そして、RA君おめでとう。
末永くお幸せに!
ニックネーム SNJ at 00:22| Comment(4) | TrackBack(0) | 結婚式編

2007年10月26日

友人RA結婚式 〜前編〜

2週間前の10月13日、友人RA君の結婚式だった。
披露宴では、仲間内で恒例の演奏を行う手はずになっていた。

そのために式の1週間前に、ボーカルしゅう君、コーラスのオノ君と練習をした。
ギターのマナブ君が練習に参加できなかったのが残念だったが、個人練習もしているし大丈夫だろう。

問題は僕だった。
全然キーボードが弾けないままに当日を迎えてしまった。

9時半出発。
…のはずが、車を出してくれるN谷君が来ない。
電話すると、寝ていた。
「10時半集合かと思ってた〜!」
集合時間はN谷君が決めたものだった…。

40分ほど遅れて、地元の柏市を出発。
道は混んでいなかったので、順調に都内へ。
車の中で、曲の最後の確認をしてもよかったが、何もせず。
それだけ、自信があったという事だ。僕以外は。


11時、式場へ到着。
場所は、目白の『椿山荘(ちんざんそう)』。
立派な庭園があり、なんと三重塔まである。
日本庭園だが、敷地内にはチャペルもある。

地下駐車場には、高級外車が多い。
その中をデカいキーボードを抱えた我々が、所在なさ気に歩いていく。
僕は脚が痛いので、18kgあるキーボードはボーカルの二人に運んでもらっている。

椿山荘4階.jpg

4階の受付に来たが、早く着き過ぎたのでまだ受付も始まってない。
しばらく座って待っていたが、高級すぎて居心地も悪いので、僕としゅう君で庭園の方へ行ってみる事にした。
「10分くらい歩いてくるよ」

椿山荘4階から.jpg

「なんだこれ!すごい豪華!」
「高そう!」
庭園に降り立ってすぐ、見事な日本庭園に魅了された。

椿山荘三重塔.jpg

三重塔をバックに。
都内だとは思えない。
だがここは、池袋がすぐそこの目白なのだ。

椿山荘庭園池.jpg

水面を見つめるしゅう君。
池には高そうな錦鯉が泳いでいる。

椿山荘庭園滝.jpg

その池には滝も流れ落ちる。人工だけど。
この滝は、滝の裏の通路からも見れる。

椿山荘三重塔と空.jpg

木々に囲まれて聳える三重塔。
結婚式に来ていることを忘れそうになる。

「そろそろ戻ろうか」
「広すぎて15分じゃ見終わらないよ」
庭園はまた後にして、そろそろ集まってくる他の友人たちと合流。
そのままチャペルへ向かって、結婚式に参列だ。

チャペルに入場し、拍手で新郎新婦を迎える。
新郎のRA君は、緊張のせいか歩幅がおかしくなり、片脚を引きずるように歩いてくる。
普段は笑ってばかりいるRA君の笑顔もぎこちない。
友人一同笑いそうに、いや、RA君の晴れ舞台に笑みを浮かべて式を見守る。

無事に式が終了。
外に出てフラワーシャワーの祝福をする。
緊張が解けたのか、RA君も本気笑いだ。

参列者が写真を撮ったり、歓談している中、僕ら演奏メンバー4人は披露宴会場へセッティングに向かった。
テーブルにナイフやフォークが用意されていくのを横目に、僕らは隅っこに楽器をセット。
披露宴が始まるまでの10分少々練習が出来る。

「それじゃ、いってみようか」
演奏スタート!

1週間前の練習では、メインのしゅう君、コーラスのオノ君ともにバッチリだった。
これにギターのマナブ君が加わる。

演奏していると、どうもギターが速い。
「もう少しゆっくりだからヨロシク」
マナブ君に指示をしたら、それはすぐに改善された。

何度か演奏し、マイクの音量チェックなどもして、準備完了。
僕の演奏も70%は大丈夫だろう。
途中から様子を見にきていたビデオ係のNK君と、先月結婚したクニ君も「けっこういいんじゃない?」との褒め言葉。

披露宴前練習.jpg

後は本番だ。
緊張のために僕らは少し汗をかきながら、披露宴の開始を待つ。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 20:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 結婚式編

2007年10月13日

いよいよ今日

今日、寝て起きたら友人の結婚式だ。
披露宴で、僕らは演奏する。

先週の練習でボーカル二人は上手くいってたが、やはり僕が足を引っ張りそうだ。
全然キーボードが弾けない。

キーボードをよく弾いていたのは、もう何年も前だ。
なのに、ちょっと練習したくらいでいきなり弾けるはずもないのだ。

曲を作っている時に、これくらいなら自分で弾けるだろうと作った旋律が弾けない。
戦慄だ!

しかもマズイことに、脚が痛い。
10日以上も痛いが、筋を痛めているのだろうか?
キーボードの練習で座ると、痛くて集中できない。
歩くのはそんなに痛くないのに、座るとそのまま固まって立てなくなる。

本番で痛んだらどうしよう?
気になって演奏どころではないぞ。
突き指よりも太股が痛いとは困ったもんだ。

両手演奏は諦めて、片手演奏にしようかな…。
キーボード弾いてて片手が空いてるのは恥ずかしいが。
ニックネーム SNJ at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 結婚式編

2007年10月06日

あと1週間

友人RA君の結婚式まで、あと1週間。
披露宴で曲の演奏を成功させるためにも、練習は絶対だ。
先月のK君の結婚式では練習もせずに、大失態をさらけ出した。

当日の演奏の映像を観返してみたら、思っていたよりも失敗している。
K君には申し訳ないとこである。
次こそは…。

という訳で、今日はカラオケボックスに行って練習をしてきた。
メインボーカルのしゅう君、コーラスのオノ君、そしてキーボードの僕だ。

昨夜、ようやく編曲が全て完成したので、増えた部分がある。
ボーカル二人には、付け足されたパートをいち早く覚えてもらわなければならない。


練習前に夕食を。
駅前のパスタ屋に入る。
けっこうな種類のパスタがあって、どれも美味しそうで選べない。
僕の好きなのはゴルゴンゾーラだが、それはメニューにはなかった。
緑色したジェノベーゼも好きなので、ジェノベーゼに決定!

しかしそこで、和風豆乳カルボナーラをメニューに発見。
ジェノベーゼにするか、カルボナーラにするか迷う。

練習前のパスタ.jpg

仕方ない!二つとも食べよう。
だから太るのだ…。
ご馳走様!

RA曲の練習.jpg

食事後はカラオケ店に入って練習だ。
お腹いっぱいで苦しいが、僕は歌わないので大丈夫だ。
まずはボーカル二人に、一人ずつ順番に歌ってもらう。

しゅう君は、一部音程が怪しかったが、ほぼ合格。
オノ君も、合格だ。
このままいければ本番は大丈夫だと思えた。

問題の新しいパートはコーラス感があって、釣られないように歌うのが難しいが、1時間ほど後には二人とも覚えた。
これは期待できそうだ。今までで一番の演奏になりそうな手応えである。

だが…、問題は僕だ…。
昨夜、編曲が終わってキーボードを練習したところ、全っ然弾けない。
今まで練習する時間はあったが、歌詞も編曲も終わっていなかったので、どうしても自分の練習が後回しになっていたのだ。

明日から泊まり仕事で家にいないので、練習できるのはあと一日半だけ。
ボーカル二人が順調、ギターのマナブ君も仕上げてくるだろうから、僕が最も足を引っ張りそう。

ヒィ〜。
ニックネーム SNJ at 22:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 結婚式編

2007年09月30日

あと2週間

友人RA君の結婚式まで、あと2週間。
披露宴で曲を演奏する。
僕はキーボードだが、まだ練習をしていない。

練習も何も、曲自体が完成していないからだ。
曲も出来ていなければ、歌詞も出来ていない。

今回は僕が歌詞も作ることになっている。
結婚式の歌詞なので『愛』を謳い上げたいが、僕が愛を語ってよいものか?
愛を騙ることになりかねない。
『哀』なら語れるけど…。

もう時間がないので無理やりにでもメロディーを作って、それに歌詞を合わせる方法にした。
昨夜にメロディーが出来て、今夜歌詞が出来た。

でもまだ完成ではない。
ベースやドラムやピアノパート、コーラスを編曲しなければいけないのだ。
まぁ、式までに編曲は終わるだろうが、それだと練習がほとんど出来ない。

先月の友人クニの結婚式では演奏をかなりしくじったので、次こそは…という想いがある。
ボーカルのしゅう君もけっこう練習しているようだが、ここにきて歌詞が追加になったので心配だ。


今回の結婚式で、演奏は4回目になる。
・1回目は、7年前のしゅう君の結婚式。
曲名は『しあわせの花』

式の2ヶ月前から曲を作り始め、練習もそこそこに式に臨んだが、初めてにしてはまあまあ上手くいった。


・2回目は、1年半前のHさんの結婚式。
曲名『MESSAGE』

曲は式の半年前に出来ていたが、イントロなどに悩んで右往左往した。
イントロをパイプオルガンの音色にすることで、結婚式っぽくなった。
演奏はほぼ成功だが、メインボーカルがコーラスにつられてしまった。


・3回目は、先月のクニの時。
曲名『しあわせの山へ』

全体練習を一回もしないままに本番へ。
サビで、ボーカル二人が同時に止まってしまうハプニングが…。


・4回目は、2週間後のRA君の結婚式。
曲名『君と僕の未来へ』

果たしてどうなることやら…。


1回目と2回目は他の人が歌詞を書いてくれたので曲に専念出来たが、3回目と4回目は僕が歌詞と曲を担当だ。
歌詞を書くのは苦手なので、大いに困った…。
しかも、クニとRA君の式の間隔が6週間しか空いてないので、並行して作る感じだった。

自分の中では、2回目の曲がいちばん編曲に凝ったと思うが、今回はそれを超えたい。
…などと思っていると、いつまでも曲が完成しない。
とりあえず、曲の後半でマーチっぽい編曲を試みたが、上手くいくかどうか…。

この辺で区切りをつけて、練習しないとな。
ニックネーム SNJ at 02:27| Comment(3) | TrackBack(0) | 結婚式編

2007年09月22日

友人クニ結婚式 〜後編〜

カラオケボックスでの練習を終え、会場に戻る。
時刻は4時になろうとしている。
会の開始は4時半からなので、そろそろ会場にキーボードを持ち運ぼうと思ったが、まだ前の組の片付けをしていて持ち込めない。

片付けが終わったら、今度は僕らの会の用意が始まる。
会場の係の人がフォークやスプーンや皿などを用意している横を、キーボードを会場内に運ぶ。

慌ただしい中、デカイ邪魔物を運ぶのは気まずかったが、何とか会場内の隅っこに運び込んだ。
しかし、これはもう曲の練習は出来ないという事だ。あとはぶっつけ本番。

ここで問題が起きた。
キーボードからライン出力で会場のスピーカーに繋げたが、音が出ない。
コードは5mのコードで、今日買ってきたので新品だ。しかし音が出ない。
他にもコードはいくつか持ってきていたが、5mの長さはない。
キーボードからアンプまで5m離れてるので、他のコードでは代用できないのだ。

会場の人といろいろ試行錯誤していたが、ここでマナブ君があるものを差し出した。
自ら持ってきていたマイクプラグ端子の5mコードだ。

それで繋ぐと会場のスピーカーから音が出た。
良かった、無事にセッティング完了!
あとは開始を待つばかり。

4時半過ぎ、会場内に来客が入場し、宴が始まった。
僕らの演奏まで1時間半以上ある。
僕は頭の中でキーボードの演奏をシミュレートしていた。
(たぶん失敗する…)

宴は楽しく進んでいき、僕らの番が近付いてくる。
「そろそろお願いします」
司会の人に言われて、演奏の準備。

「なんと演奏をして下さいます。演奏するのは中学時代の友人…」
司会に紹介され、ボーカル浅野君が一言コメントした。

コメントを終えた浅野君が、チラリと僕を見る。
演奏開始の合図だろう。

(カウントしてよ)
僕がカウントを要求する。

「ワン、ツー、スリー!…」
浅野君がカウントをする。

僕は『フォー』を待っていたが、浅野君はスリーでやめてしまった。
(フォーまで言って…)

「ワン、ツー、スリー、フォー!」

演奏が始まった。
アップテンポな曲なので、会場のみんなが手拍子をしてくれている。
しかし、イントロの途中で浅野君が歌い出してしまった!

(まだだよ!)
僕が右手で弾きながら、左手で浅野君に待ったをかける。
(え!?)
浅野君が歌うのをやめる。

(ここから!)
僕が左手で合図する。

「…………」
しかし浅野君は歌い出さなかった。
初っ端タイミングを間違えて失敗だ。

クニ結婚式演奏.jpg

それでも演奏は進んでいく。
浅野君もなんとか歌い出した。

ギターのマナブ君は絶好調だ。
僕は緊張から指が硬くなっている。

ボーカル浅野君も最初以外はけっこう歌えていた。
サビでは三上君も一緒に歌ってくれるし、これなら大丈夫だろう。

キーボードを弾く僕を、会場のカメラマンが近くで撮りにきた。
弾くのに精一杯で、下を向きっぱなしの僕の顔を撮ろうと、カメラマンがしゃがみ込む。

下から撮られる僕。
僕は弾きながら、
(俯いてるのを下から撮られると、二重アゴになってんだろうな〜。
デブな上にワイシャツにネクタイでアゴの下はピッチリしてるからな〜。
笑顔で目線でも送っとくか〜。
二重アゴの笑顔目線は気持ち悪いだけかな…)
などと思っていた。

そんな邪念に囚われて、演奏をミスった。
だが、そんなに目立つ部分ではない。
ボーカルさえ歌えていれば大丈夫だ。

曲の2番までが終わり、最後のサビへ。
どうやら無事にいけそうだと思った矢先、ボーカルの歌声がピタッと止まった。

見ると浅野君も三上君もサビに入るタイミングを逃し、歌えなくなってしまっていた。
二人で顔を見合わせている。
お互いに、どうする?どうする?と思っているのだろう。

「頑張れ〜」
会場内から応援の声が聞こえる。

ボーカル二人は、身体を揺らしてリズムを取り出した。
窮地の策だったのだろう。

そして、サビの最後の方だけを歌った。
締めくくりだけは大丈夫だったようだ。
歌い終わると浅野君は「すみませんでした〜!」と一礼した。

演奏終了。
僕は席に戻ると、安堵して食べ始めた。

「悔いが残ったよ〜。最後の入り方が分からなくてさ」
三上君は落ち込んでいる。
「しかも、マイクが壊れてたのかガムテープで補強してあって、歌ってるとだんだんグラグラしてきたんだよね」

「まぁ、さっき初めて練習しただけであそこまで歌えれば、大したもんだよ」
みんなで慰める。

こうして、楽しかった宴が終わった。
僕らは、そそくさとキーボードを片付けて帰路に着くのだった…。


演奏を失敗したのは残念だが、ほとんど練習しなかったのでこの結果は当然のことだろう。
この6週間後にもう一つ結婚式があるが、そちらでは演奏は成功できるだろうか?
ニックネーム SNJ at 09:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 結婚式編

2007年09月20日

友人クニ結婚式 〜前編〜

9月1日は、友人クニ氏の結婚式だった。
そこで僕らは曲を演奏した。
自分たちで結婚式用に曲を作って、自分たちで演奏する。

これまでにも2度の演奏をしているが、緊張もあってかバッチリ成功した事はない。
今回は、身内の披露宴が終わった後に催される、友人だけの2次会的な舞台なので多少は気が楽だ。

気楽すぎたのか、全体練習もしないままに結婚式当日を迎えた。
演奏メンバーはボーカルの浅野君、ギターのマナブ君、キーボードの僕の構成だ。

練習は、富山旅行中にボーカル浅野君のために1時間ほどやっただけだ。
ギターのマナブ君とは、演奏合わせもしていない。
不安材料がいっぱいだ。

僕は僕で、自分で作った曲なのにキーボードのパートが弾けないという有り様。
昨夜は深夜まで練習してそれなりに弾けたが、朝起きてから弾いてみると忘れている。
指が覚えてないという事だ。


上手く弾けなくても、時はやってくる。
昼の12時、N谷君の愛車エスティマに7人が乗り込んで地元の柏市を出発。
向かう先は横浜、桜木町。

車内で練習をしてみる。
ギターのマナブ君は1ヶ月前から毎日練習し、昨夜も夜遅くまでギター練習を行ったらしく、演奏に抜かりはなかった。
コード進行を難しくし過ぎたが、これなら問題はないだろう。

問題はボーカル浅野君だった。
十日ちょっと前に練習した時はまあまあ歌えてたのに、全然歌えなくなっている。
「ちゃんと毎日練習したの?」
「してない」
「昨日の夜くらい練習した?」
「飲んじゃった」

これはマズイ。
ギターやキーボードは間違えても目立たないが、メインボーカルが歌えないのはかなり目立つ。
緊急に、車に同乗していた三上君に白羽の矢が立った。
「歌ってみない?」
「え〜、今から覚えるの?」
「万が一の時のために」
「う〜ん、サビだけなら覚えられるかな」

浅野君と同時に三上君の練習も始まった。
7人乗って満員の車内でマナブ君がギターを弾き、浅野&三上と僕が歌う。
運転のN谷君や他の同乗者にとって、なかなか苦しい空間だ。

「とりあえずここまでにして、後は会場に入ってから練習だね。練習の時間があるかどうか分からないけど…」


渋滞を考慮して早めに出発したのだが、いっさい渋滞していない。
すんなりと横浜に到着してしまった。
時刻はまだ2時。
会の開始は4時半からなので、2時間以上空く。

会場に行ってみると、前の組がまだ披露宴をしてる最中で、僕らは会場に入れなかった。

「どうする?練習できないよ」
「出るのが早過ぎたんだよ〜」
「まぁ、どこかで時間を潰そう」
「それならカラオケでも行って、練習しようか」

「クニはどこにいるのかな?」
「電話してみたら?」

新郎クニに電話をするも通じない。
「そりゃそうだよ。新郎なんだから、今頃は着替えや打ち合わせで忙しいんじゃないの?」

と言ってるそばでエレベーターの扉が開き、クニが現れた。
しかも、ラフなシャツにジーンズ姿だ。
「あれ、クニ!なんでそんなラフな格好なの!?」
「うん、まだ時間があるからね」
「早く来過ぎちゃったんだけど、どっか時間潰せるとこあるかな〜?」
「あるよ。待って、みんな行くなら僕も行くよ」
「えっ!?新郎なのに外出ちゃうの?」

ラフな格好の新郎クニは、礼服で身を固めている僕らにくっついて外に出てきた。
向かう先はカラオケ店。
練習する曲は、今日演奏する曲だ。
「今、聴いちゃうの?」
「うん、聴いてみたいね」

クニ結婚式前.jpg

カラオケ店の一部屋に8人がギッシリと集まり、新郎を前にしての曲の練習が始まった。
僕のキーボードは大きすぎて持って来れないので、マナブ君のギター一本だけでの練習だ。

本ボーカル浅野と予備ボーカル三上、そして僕も歌いながら練習する。
さすがに3人で歌えば、それなりに歌える。

ギターをバッチリ弾き終えたマナブ君が聞く。
「どう?クニ。感動した?」
「感動した〜」

本番はどうなるやら…。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 12:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 結婚式編

2006年06月24日

結婚式で曲の演奏を・後編

友人、三上氏の結婚式は、厳かに神社で行われた。
曲を演奏する予定の僕らは、まだ曲の演奏が未完成のまま、式の当日を迎えてしまった。
しかし、参列する方々より一足お先に神社に入れば、少しだけ最後の練習が出来る事になった。

三上1.jpg

神社に着くと、早速キーボードをセッティングし、曲の最後の練習を行った。
僕は内心、あまりうまくいかないだろうけど、おめでたい席だから多少の失敗も大丈夫だろう、と思っていた。

♪わらうっこと〜 おっこ〜ること〜♪

僕は驚いた。
それまでの練習ではまだ歌えていなかったボーカルの浅野君が、バッチリとメロディーを覚えていたのだ。
聞けば、曲のテープを聴きながら、かなり練習をしたらしい。
(これならいけるかもしれない)
希望が湧いてきた。

式が始まった。
まずは、本殿での挙式。もちろん和風だ。
和風のせいか、僕は何故か緊張していた。その後に控える曲の演奏のせいもあるかもしれない。

式を終えると、披露宴の間に移動した。
披露宴の進行役は、ボーカルの浅野君である。司会兼ボーカルなのだ。
参列者は、身内と友人だけのささやかなものであったが、司会としてミスは許されない。

参列者は司会の浅野君に、お酒をお酌して回った。
浅野君は司会をしつつも、合間合間に注がれた酒を飲み干していく。

披露宴の初頭では、三上家No.1の座のおじいさんが、このめでたい席のために詩吟を朗吟することになっていた。
浅野君が、「それでは、三上家祖父の○×さんによる詩吟です」と紹介した。
「あ〜、ワシはやめとくよ」
三上家祖父は、乾杯で飲んだお酒のせいで酔ってしまい、詩吟を辞退した。

「…え〜、それでは次はですね…」
浅野君が慌てて取り繕って進行する。
その間も、浅野君は勧められるままに酒を飲み干していた。
顔も少し赤くなっている。

そしていよいよ、僕らの曲の演奏の時がきた。
「え〜、ではですね、僕達のバンドのプロデューサーでもあり、リーダーでもある田中君から、しゅう君&ARIAさんに贈る言葉などあればお願いしたいんですけど…」
司会の浅野君からマイクを手渡された僕は、バンドの紹介をした。
「どうも、田中です…」

しばしの間。
僕は何を言おうか考えている。参列者は、何故か笑いながらも拍手をしだした。
その拍手に被せて僕はしゃべりだした。
拍手の間を取るなら、もうワンテンポ遅らせて話さないとダメだ。タイミングが悪い。

「このバンドはですね、一ヶ月半ほど前の打ち上げで…」
間違えた。打ち上げではない。式は、まさに今、おこなわれているのだ。
「打ち、打ち…、打ち合わせで?」
僕は、しどろもどろだった。
「飲み会だよ」
横から浅野君がつっこむ。
「あ、飲み会の時に結成されたんですけど…、作詞作曲も自らしたのですが、なにぶん素人なもので、拙い演奏でお聞き苦しい点もありますが、よろしくお願いしやす」
何がお聞き苦しいかって、僕のスピーチが聞き苦しい。

パチパチパチパチ

会場から拍手が起きるも、間髪入れずに僕はまたしゃべりだした。
「バンド名は『バーミリオン』といいまして…」
拍手に被って、バンド名は誰にも聞こえていない。
会場のみんなが慌てて拍手をやめる。

「メンバーですが、まず、エレキギターの西沢君」
紹介を受けた西沢君が会釈をする。
会場から拍手が起きる。
パチパチパチ「アコースティックギターのマナブ君です」パチパチ
また拍手に被せて紹介したので、誰にも聞こえていない。

パチパチ「キーボードは、わたくし田中がやらしていただきます」パチ
「そして、ボーカルは…、司会の、浅野君です」
パチパチパチパチ

僕から浅野君にマイクが戻された。
「え〜、しゅう君&ARIAさん、ずいぶんこの演奏を楽しみにしてたと聞いています、えへっ」
緊張も極まってか、変な笑いが入る。浅野君はかなり酔っているので仕方ない。
「期待に応えられるか、ちょっとアレですが、気持ちを込めて歌いたいと思います。
タイトルは『しあわせの花』ということで、お二人のこれからのますますのご繁栄と…えへっ、えへへっ」
何故か笑い出して言葉に詰まる。会場からも笑いが起きる。
「えへへえへ、もう早く歌えということなので、歌いたいと思います」
酔っ払いは強引に流れを持っていった。

しばしの沈黙。僕が演奏を開始すれば始まる。
そこで僕はまた余計な間を挟んだ。
「あ、しゅう君、この音聴こえますか?」
キーボードを鳴らす。
「あ、聴こえます」
聴こえて当然である。朝早く来てリハーサルをして調整してあるのだから。全くもって段取りが悪い。

やっと曲が始まった。
イントロでは、アコースティックギターのマナブ君が8分音符以上も先走って演奏している。練習ではそこまでは先走ってなかったが、緊張のためだろう。

♪わらうっこと〜 おっこ〜ること〜♪

酔いのせいか、ボーカル浅野君の声量が、今までで一番良くなっていた。
僕もキーボードを弾きながら、コーラスを歌った。
ギターも安定し、演奏はうまくいった。

三上2.jpg

♪じ〜んわ〜り〜で〜きる〜 そんなか〜んじが好き〜ィィィ〜♪

サビも絶好調だ。
声にビブラートもかかっている。いつの間にそんなテクニックを身に付けたのだろうか。
この日の浅野君は最高のパフォーマンスを見せてくれた。練習の時の不調が嘘のようだ。
それもこれも、司会をやりながら飲んだ、お酒のお蔭かもしれない。

「どうも、ありがとうございました!」
浅野君が礼を述べると同時に拍手が起き、そして誰かが咳をした。演奏中、ずっと咳を我慢していたのかもしれない。
ゴホッ!エッホ、エッホ!
「すごい嬉しかった」
咳に被って、誰かがボソッと言った。

演奏を終えると、僕の肩の荷も下りた。まさか、こんなにうまくいくとは思ってもみなかった。
何より、ボーカルが良かったのが大きい。
そのボーカルで気分が乗ったのか、浅野君の司会もスムーズになった。

「え〜それでは、最後に…」
浅野君が、新郎新婦の言葉に進もうとした時だった。
「あ、ワシ、やっぱり詩吟やっちゃおうかな」
三上家総大将のおじいさんが、詩吟を申し出た。
先ほどはやらないと言っていたのだが、酔いも醒め、僕らの演奏も聴いた後となっちゃ、負けてられないのだろう。
「それではお願いします」
おじいさんの詩吟が始まった。
孫の桧舞台だ。やはり、祖父はこうでなくてはならない。

曲、詩吟と結婚式を彩る催し物が終わった。
新郎新婦のしゅう君&ARIAさんが言葉を述べた。
「本当にありがとうございました」
目に涙を浮かべたARIAさんが言葉を終えて、結婚式は無事に終わった。

友人の結婚式という事で、勢い込んでバンドを結成してしまったが、うまくいって良かった。
今年の2月に、別の友人の結婚式で再び曲の演奏をしたが、この時のことがあってこそ、そこでも演奏出来たのだと思う。
ニックネーム SNJ at 12:58| Comment(4) | 結婚式編

2006年06月18日

結婚式で曲の演奏を・前編

Drive物語31〜35の青森旅行編で記した、青森に転勤した友人の三上君の部屋の壁に、手書きで日にちや予定が綴ってあってイラストも描かれているカレンダーが貼ってあった。
つまり手作りのカレンダーである。

三上君に訊くと、彼女の手作りのカレンダーだと言う。
僕らは、千葉から男3人で青森の三上君の部屋を訪れた。もちろん泊り掛けでだ。
なんか悪いことをした気分だった。

それから数ヶ月後、三上君からその女性と結婚をするとの報告があった。
僕らは何の気なしにその結婚式で、自分達で作詞作曲をして演奏をするという企画を立ててしまった。
しかし、結婚式まで1ヶ月ちょっとしか時間がなかった。

時間がない。
詞は1週間で完成。曲は編曲がまだ完璧ではなかったが、1週間でほぼ完成。
問題は演奏の練習だ。
残り1ヶ月を切っている。

練習は、みんなで泊り掛けの旅行に行った際に、車の中で行われた。
曲のテープはみんなに渡してあったのだが、まだみんな何も覚えてない状態だ。
この旅行では練習の成果は感じられなかった。

それぞれの個人練習での成果に運命を委ねつつ、休みの度にエレキギター担当の西沢君の家に集まって練習をした。
しかし、あまり大声では歌えないので、カラオケボックスに行って練習をした。

とりあえず、ボーカルの浅野君さえ間違えなければ大丈夫だ。
「なんか、一回覚えたのに元にもどっちゃったなぁ」
浅野君は、一旦はメロディーを覚えたのだが、うまく歌おうとするせいか、逆にメロディーが分からなくなってきていた。
僕が、作曲の際にメロディーを16分音符を多用して作ったので、リズムが取りづらかったのだ。

その時点で残り1週間を切っていた。
もう全体練習は出来ない…。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 01:28| Comment(4) | 結婚式編

2006年06月03日

曲の編集

自分達で曲を作り、そして自分達で演奏した、Hさんの結婚式の日から3ヶ月が過ぎた。
友人のN君が結婚式の模様をDVDに編集すると言うので、そのDVDで流してもらうための曲を改めてレコーディングした。
それが1ヶ月半ほど前。
そのレコーディングのデータをパソコンで編集して、やっと形にできた。
これをDVDで流してもらおう。

本番より半音低いキーで録音したが、お蔭でサビの高音域でも声が掠れずに歌えたと思う。
僕と、本ボーカルの浅野君、コーラスの小野君、そしてギターのマナブ君だけのアコースティックバージョンも録った。

なるべく声がキレイに聴こえるように、エフェクターでいろいろ周波数帯を変えて、透き通る感じにした。
マイクがもっと良いマイクならギターもキレイに録れるのだが、音が少しこもっていて残念だ。

キーボ−ド.jpg

写真は、この曲を作ったキーボード。
去年の9月、この小さな子供おもちゃのキーボードを仕事場に持って行って、深夜に曲を作っていたのだ。
メロディーはすぐ出来たのに編曲がうまくいかなくて、完成したのは今年の1月だった。
その後、急いで演奏の練習をしたっけなぁ…。夜中に集まってカラオケボックスに篭ったり…。懐かしい。

他に、友人のM君の時の結婚式で演奏した曲もあり、そちらも改めてレコーディングしたいが、演奏したのは6年以上前。もう曲を忘れていそうだ。
ニックネーム SNJ at 23:53| Comment(2) | 結婚式編

2006年03月26日

06/2/26 結婚式 その五〜曲演奏〜

メインボーカルの浅野君が祝辞を述べた。
「え〜、という事でですね、それでは聴いて下さい」
「浅野、曲のタイトル言ってないよ」
マナブ君が小声で突っ込む。
浅野君はマイクから離れて、
「タイトル言った方がいい?」
と聞き返した。
「ほら、ちゃんと言って、早く早く」
ギターのマナブ君の方が焦っている。

曲名は「MESSAGEです」
浅野君がタイトルを告げると、僕はシンセサイザーに入力した曲の自動演奏のボタンを押した。

イントロが流れる。
イントロはパイプオルガンの音色。そこにドラムとベースが被ってくる構成だ。
僕もストリングスのパートを弾き始めた。
いよいよメインの浅野君が歌いだす。

♪冬の訪れと共に〜♪

まあまあの出だしだ。
だが、僕は自分の演奏で精一杯だ。浅野君の歌声を分析している余裕はない。
ホントは僕もメロディーを歌って浅野君を手助けする予定だったが、もちろん弾きながら歌う余裕もない。
僕はずっと無言で下を向いて弾いていた。

演奏.jpg

Bメロの出だしで浅野君が音程を間違えた。
ここは練習の時も間違え続けた箇所だった。
やはり本番でも間違えてしまった。Bメロはかなり難しく作ってしまった僕の責任でもあるのだが…。
そして、コーラスの小野君に釣られたりしながら、サビへ。
少し高音域まで使って作ってしまったのでここも難しいが、なんとか歌いきる。

2番に突入した。
何人か、場内の参列者が1番で終わりと思ったのか、拍手をした。
しかし、1小節の区切りだけで、すぐさま2番が始まった。
1番だけにしようという案もあったのだが、歌詞の流れもあり、今回は2番までやろうと僕が押し通した。

浅野君が2番を歌い上げる。1番より良い感じだ。
Bメロも無事に歌いきった。
サビも歌いきった。
最後はみんなで「おめでと〜う〜♪」と歌い上げた。

場内から拍手が贈られた。
僕らは自分の席へと戻った。やり終えて肩の荷が下りた感じだった。

僕の隣の席の三上君が、
「いや〜感動して涙が出たよ」
と褒めてくれた。
「最近、涙もろくてねぇ」
涙が出やすい体質のようだ。
三上君が撮ってくれた写真を見ると、やっぱり僕はずっと下を向きっぱなしだった。これでは弾いてるのか弾いてないのか分からない…。

まぁ、とにかくやり遂げたのだ。
正月に練習を始めて2ヶ月、全く演奏できるような気がしていなかったのに、今日、無事に演奏できた。
僕らの後に余興のカラオケを歌う他の参列者を見ながら、自分らで演奏した僕らは成功したと言えるんじゃないかと思った。
隣のテーブルを見ると、歌い終えた浅野君と小野君が、新郎新婦の親戚の方々がお酌にきて注いだ酒を飲みまくっていた。

親戚の方々は僕のテーブルにも来た。
僕と三上君は、運転があるからとビールを断ったが、めでたい席で出来上がった叔父さん達は強引に注いでくる。
ほとほと困っているところに現れたのが、写真を撮りまくっていた国貞君だった。

「あ、僕が飲みます!」
国貞君はそう言うと、注がれたビールを片っ端から飲み干した。
なんと頼もしいカメラマンであろうか。
同じテーブルの西沢君はマイペースでワインを楽しんでいた。

そして何故か僕は会場の係りの人に、「パン食べますか?」と言われていた。
確かに、最初の方にパンをおかわりして2個食べたが、パン大好きな人と思われたのかな?
ニックネーム SNJ at 23:50| Comment(4) | 結婚式編

2006年03月24日

06/2/26 結婚式 その四〜披露宴〜

披露宴が始まった。
新郎新婦が颯爽と登場する。

しかし、僕はこの後の楽器演奏で頭がいっぱいだった。
隣のテーブルを見ると、ボーカルの浅野君、コーラスの小野君らが酒を飲みまくっている。
酒で緊張をほぐそうという作戦だろう。いや、酒が好きなだけか…。

隣のテーブルは酒好きが集まって座っていたが、僕らのテーブルには大人しい人々が座っていた。
隣はドンチャン騒ぎ、こちらは厳かな感じだ。
僕は車の運転があるので、酒は厳禁。
なので、ウーロン茶を飲みながら、テーブルに用意されたパンを食べていた。
なかなか美味しいパンだ。

ケーキ入刀。
みんな一斉にシャッターを切る。
式場のカメラマンは女性だったが、その横に常に付き添って写真を撮っている人がいて、助手かと思ってたら酔っ払った国貞君だった。
2種類のカメラを使いこなしていて、やっぱり助手っぽい。
国貞君いわく、「カメラマンの陣取る位置は写真の構図が良いはずだから、自分もそこから撮っている」との事だ。

お色直し、キャンドルサービスと宴は進んでゆく。
僕らの曲の演奏はもうすぐだ。

僕と同じテーブルに座っていた横田さんが、スピーチのために前に出た。
いよいよ次は僕らの番だ。
横田さんの語りが続く後ろで、僕らは演奏の準備を始めた。
「緊張するな…」
「たぶん間違えるよ」
「練習したんだ。頑張っていこう」
マナブ君がギターを手にして、シャドウ演奏をしている。本気だ。

横田さんのスピーチが終わり、最後の結びにこう言って締めくくった。
「みんな今日のために曲の練習をしてきてるから楽しみにね」

僕らのプレッシャーが高まった!

「さぁ、次は同級生のご友人のみなさんによる曲の演奏です」
浅野、小野、マナブ、そして僕。
素人カルテットは、マイクの前に歩み出た。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 23:54| Comment(0) | 結婚式編

2006年03月07日

06/2/26 結婚式 その三〜挙式〜

礼拝堂の様な部屋で結婚式が始まった。

オルガンの旋律が響き渡る中、新郎新婦が入場してきた。
みんなが入り口の方へと視線を移す。
新婦は父にエスコートされている。父としては感無量だろう。

新郎は凛々しく、新婦は美しかった。
僕は新婦の同級生の友人として参列していたが、親心というか何というか、不思議と誇らしい気分になるのだった。

新婦が僕の横を通り過ぎてゆく。
ウェディングドレスの裾がとても長い。
誰かが踏んだら大変な事になる。
「殿中でござる!殿中でござる!」
そんな声も僕の頭の中に響いていた。

新婦の歩みに合わせて、みんなの視線が移動する。この晴れ舞台では新婦が主役なのだ。
僕は何となくみんなの顔を見ていた。
みんなの中にも、羨望、安堵、賛美、敗北感?、いろいろな想いが巡っているに違いない。

聖歌隊による讃美歌が歌われている間、僕はこの後の披露宴に控える、自分らの演奏の事を考えていた。
(あんな風に祝福できればな〜)

神父様による説教の後、指輪の交換、そして誓いのKISS。
(あっちゃ〜)
何だか同級生のキスが気恥ずかしく、見てられなかった。
(うん、おめでと〜)

続いて、参列者による讃美歌。
手元に、讃美歌の楽譜をもらっていたので、それを見ながら歌う。
歌詞は何だかよく分からないが、曲調は祝福してる感じだ。

そして新郎新婦は、退場していった。
とても幸せそうな表情に、人はこうあらねばなるまいと、少し感動した。


挙式が終わると、全体写真を撮るとの事で、みんなで並ぶ。
フラワーシャワーを投げてあげてください」
係の人の指示で、花びらを高く投げたが、投げた花びらのほとんどが、僕のすぐ前の三上君の頭に落ちてきた。

その後は、新郎新婦と一緒に写真を撮ったり、歓談したりの時間。
僕は、前にこういう場ではしゃぎ過ぎてしまった事があるので、この日は大人しくしていた。

そして、そんなまったりした歓談の時は過ぎ、いよいよ披露宴の時間となるのだった。
もう曲の練習はできない。
演奏まであとわずか…。
ニックネーム SNJ at 00:59| Comment(0) | 結婚式編

2006年03月01日

06/2/26 結婚式 その二〜リハーサル〜

朝8時、僕は目覚めた。
外には雨が降っている。
8:46、みんなが順次、僕の家の前に集まってくる。
8:54、キーボードを車に積み、僕の運転で式場に向けて出発。
9:25、式場に着く。

雨の中、キーボードを式場内に運ぶ。
この後、音楽演奏に関して、会場のプロデューサーとの打ち合わせ予定だったが、プロデューサーがなかなか現れず、玄関ホールでイスに座って待つ。

周りにはたくさんの礼服の人々がいた。
みんな、僕らと同じ式に出る人達かと思っていた。
中には、美しい女性陣もいる。
(よ〜し、この人達を僕らの演奏で感動させてやる)

「A家、B家のご婚礼にご出席の皆様。式場の方へお進み下さい」
そこにいた皆様は、僕らとは違う式に出る人達でした…。


待ってる間に、僕はネクタイが結べないので、浅野君に結んでもらった。
しかし、30分待ったが、プロデューサーが現れない。

1時間近く経ったところで、やっと会場内に入って、プロデューサーと打ち合わせる。
せっかく早く来たのに、これならもっとゆっくり出発すれば良かった。

早速、キーボードをセッティングし、式場の音響の係の人と音量調節を行う。
メインボーカルの浅野君が、コーラスに釣られないように、コーラスの小野君のマイク音量を下げる。
下げる。どんどん下げる。
音響の人が、「まだ下げるんですか?今のでほとんで聴こえてないですよ」と言った。
「ええ、もっと下げてください」
僕は自信満々に言った。
メインの浅野君がコーラスに釣られては、元も子もないからだ。

みんなが演奏している間に、僕は試しに会場の真ん中に立ってみた。
コーラスは全く聴こえていなかった。
僕は言った。
「すみません、コーラスの音量、もう少し上げてください…」

何度か練習を重ねた後、式に参加するために披露宴会場を後にした。
まだ、上手くいかなかったが、後はぶっつけ本番だ。
もちろん、僕のパートも上手くいっていない。
本番は大丈夫だろうか?

玄関ホールに戻ると、本田、沢本、横田、三上夫妻、知ってる顔ぶれが揃ってきていた。
いよいよ、式が始まる…。
ニックネーム SNJ at 23:00| Comment(0) | 結婚式編

2006年02月27日

06/2/26 結婚式 その一〜前夜の災難〜

結婚式前夜、土曜の夜に、みんなでカラオケボックスに集まり、最後の曲練習を行った。
あやふやな部分もあったが、夜の11時に練習を終えた。
この時点で僕のパートであるキーボードはまだ弾けていない。

家に帰ってからも練習をした。
自分のリズムで弾く分には弾けるのだが、曲に合わせて弾くと失敗するのだ。
着々と時間が過ぎていき、もう3時を過ぎていた。
翌日は8時起き。
もう寝るか〜と、結婚式に着ていく服などを揃え、フロッピーに保存してある曲のデータを、もし一つだけ持っていって本番でデータに不具合が出たらいけないので、コピーして増やそうとしたところ…

bad disk

…の文字が。
なんと曲のデータが壊れていたのだ!
別にPCの方にもデータが保存してあったので、そちらからまた持ってくれば良いのだが、ファイル形式も音源も違うため、音色や音量の設定をし直さないといけない。

設定が終わった時には朝の5時になっていた。
(先行き不安だな…)
僕は自分のパートも不完全なまま、眠りについたのだった。
ニックネーム SNJ at 21:38| Comment(0) | 結婚式編

2006年02月24日

あと二日

結婚式まであと二日。
曲の練習できるのは、今夜と明日の夜しかない。

明日の夜は寝ないで頑張ろう。
頑張れば何とかなる。

毎日家に帰ってきてるが、朝、自転車で仕事場に行くのがツライ。
学生時は自転車通学してたのにな〜。老いたか…。
しかし4時間睡眠では持たないな…。老いたか…。

今週は、花粉と風邪で鼻水がひどいです。
帰り道なんか、自転車で30分、鼻水飲みながら帰ってます。汚いな。
頭も朦朧です。

それにしても、未だに弾けませんよ、キーボード…。
…明日の夜だな、肝は…。
ニックネーム SNJ at 23:44| Comment(2) | 結婚式編

2006年02月22日

曲の練習・05/2/19

フットサルの試合から戻った後、曲の練習をしようという事になった。

練習の前に、柏のビックカメラに、結婚式で使うケーブルを買いに行く。
ギターの弦を張り替えたいというマナブ君を置いて、メインボーカルの浅野君とコーラスの小野君と買いに行った。

ケーブルを買った後、僕はガチャガチャをやった。3千円分もやってしまった…。
どうかしていたのだろう。
最高では一度に5千円分やった事がある。

買い物を終えてマナブ君と合流。
またもやカラオケボックスへ行く。

ジュースが、セルフの飲み放題だったので、みんなでジュースの出る機械にコップを置いて注いでいたところ、苺ミルクジュース(無果汁)を飲もうとした浅野君のだけが出てこない。

10秒近く待ったが、苺ミルクが出てこないので、浅野君はコップをどけた。
その途端に、苺ミルクが出てきた。
浅野君は慌ててコップを置いたが、半分も注がれなかった。
横で女子高生が笑っていた。

浅野君よ…、何とオイシイ間を持っているのだろうか。
とてもマネ出来ない…。

ジュースも注がれ、やっと練習を始めた。
僕が、持ってきたギターをケースから出すと、弦が切れていた…。

それでは練習できないので、マナブ君に張り替えてもらった。
マナブ君は、自分のに続いて僕のまで弦を張り替えたのだった。

2.19.jpg

2.19b.jpg

画像は、金の受け渡しをするマナブ君と小野君。
ライトのあるとこに行って金を数えていたが、まるで怪しい取引のようだ。

練習はつつがなく行われ、帰宅した。
でも、僕のキーボードはまだ弾けてない。

ともあれこの日は、フットサルの試合に、買い物に練習と、充実した一日だった。
ニックネーム SNJ at 23:55| Comment(0) | 結婚式編

2006年02月17日

仕事が終わらない…。
なので、帰るのを控えてるが、そうすると曲の練習が出来ません…。
本番まであと1週間ちょい。キーボード弾けるようになるのだろうか。

今日は仕事中に「頭文字D]の映画のDVDを観たが、面白かった。
実車を使って撮影してるので、重量感があってよかった。

なんか、レースゲームをやりたくなってきたが、結婚式が終わるまでは我慢だ。
結婚式の曲、自分で作っておいて自分が弾けなかったら大恥である。というか、哀しすぎる…。
弾けるようになるには練習しかない…。
ニックネーム SNJ at 00:21| Comment(2) | 結婚式編

2006年02月14日

暖々

今日は暖かかった。
今夜も暖かい。

そんな中、曲の練習の為に仕事場から帰ってきました。
普段は仕事場に泊り込みですが、キーボードの練習は自宅でないと出来ないので、帰らざるを得ません。

帰宅すると、時間がもったいないのですが、あと10日ほどしか練習出来ません。
睡眠時間を4時間まで削って練習するしかない…。
でも、眠くて仕事がはかどらなくなるといけない…。板挟みです。
なので、更新も滞ると思います。


それはそうと、今夜、自転車で帰宅する時、この暖かさで楽だったのですが、この気温と湿度、いろいろ昔を思い出しますね。

良い事も悪い事もいろいろ…。
何故かこの春先の気候は、昔を思い出しやすいのです。
たぶん、花粉でしょうか。
この花粉が、気温と湿度、風と陽射しの他に、鼻と目を刺激していろいろ思い出すのだと思います。
花粉と共に記憶ありき。

入学、卒業、出会い、別れ、悲喜こもごも。
桜、梅、そして苺。
最近だと僕の中では、ヒヤシンスが春のプレリュードです。

春はこの気候のお蔭か、出掛ける事も多かった。

一人で銚子まで朝日を観に行った事、
3人で銚子まで行き、車の中が無言になった事、
2週連続でTDLまで行った事、
初めて行った中華街、
富士山までのドライブ
みんなでイチゴ狩りにも行ったな〜、

いろんな思い出が花粉に詰まってる感じです(何かイヤだな)。
などと書いてる今も、目がかゆいです〜。
ニックネーム SNJ at 23:51| Comment(0) | 結婚式編

2006年02月12日

曲の練習・あと2週間

土曜は曲の練習をした。
結婚式で演奏するまであと2週間。
練習しとかないと間に合わない。
しかし、僕が仕事で参加できないため、夜10時過ぎに僕の仕事場の近くのカラオケ店まで、他のメンバー3人に来てもらって練習した。

2.11b.jpg

最初はピザや飲み物を注文し、それらが運ばれてくるまでは、喉の慣らしも兼ねて普通にカラオケをしていた。
店員が入ってきた時に、ギターやら玩具のピアノやらをかき鳴らし、カラオケの機械にコードを繋いでたりすると気まずいからだ。

店員がいなくなると早速、自分達の曲の練習を始めた。
とりあえず通しで一曲歌ってみる。

ボーカルの浅野君が歌っている間、僕は枝豆を食べていた。
浅野「今のどうだったかね?歌えてた?」
僕「え?ああ、歌えてたよ。もう一回いってみようか」

浅野君がまた歌う。今度は僕はピザを食べていた。
浅野「ちょっと間違えたかな?」
僕「手がピザでベタベタだ〜」

2.11a.jpg

ギターのマナブ君が注文したメロンソーダ。
デカ過ぎて、邪魔だ。僕の楽譜がテーブルに置けない。


コーラスの小野君はバッチリだった。
苦手だった曲の最後のハモリも覚えていた。
本番も期待できる。

ギターのマナブ君もさらに腕を上げている。
本番も問題ない。

メインボーカルの浅野君は、まだ不安な箇所が3箇所ほどあるが、前回の練習より格段に歌えるようになった。
練習に、2回しか参加できてない事を考えると、あと2回練習できればけっこうイケるんじゃなかろうか。

キーボードの僕は、玩具のピアノで参加したが、全然演奏できてない。
結局、練習中はギターを弾いていた。
実は一番不安なのは僕のキーボードかもしれない…。

2時間半ほど練習して、深夜1時に解散した。
車で帰っていく3人の後ろ姿に頼もしさを覚えながら、僕は仕事場に戻ったのだった。
ニックネーム SNJ at 23:34| Comment(2) | 結婚式編

2006年02月05日

曲の練習・御大参上

今日は無事に休みになったので、みんなで結婚式で演奏する曲の練習をしました。
今まで、コーラス小野、ギターのマナブ、キーボードの僕だけでの練習でしたが、今回やっとメインボーカルの浅野君が来てくれました。
ぜひ、張りのある声で熱唱して欲しいもんです。

マナブ「どう?曲の練習してきた?」
浅野「うん、まだ一回聴いただけ」

早速、練習が始まりました。
フレーズごとに反復練習をし、いよいよ自分の歌声の確認のため、レコーディングを開始。
写真は熱唱するメインボーカルのASANO。
2.5c.jpg

マナブ「どう?自分の歌う声を聴いてみて」
浅野「なんかショックだね…」
小野「そう、オレも自分の声を聴いて、こんなしょぼい歌い方だったのかと愕然としたよ」
2.5a.jpg
2.5b.jpg

音程もリズムもまだ不安定だったが、最後までレコーディングし、今日の練習を終了。
夜7時を過ぎ、4人で夕食を食べに行く事にした。


車内でも、歌の練習が続く。
メインの浅野と、コーラスの小野。僕も歌ってたが、運転に集中しろと言われ、やめた。

浅野「なんか歌い過ぎて、喉が痛くなっちゃったよ〜」
小野「オレも」
マナブ「喉に良いのを食べないとね」

どこで食べようかと迷ったが、正月明けの練習で食べに行った、しゃぶしゃぶの店にした。
通された席は、風が抜けて寒かった.
小野「なんだよ、せっかく鍋にきたのに、この席寒いよ〜」
浅野「凍えちゃうね」

二人が頼んだビールが運ばれてきた。
浅野「キンキンに冷えてるよ〜」
小野「ただでさえ寒いのに、ビール冷えすぎだな」

「今日みんなが集まれた事に、カンパ〜イ!」
浅野&小野「寒っ!冷たい〜」

前回は辛い豆乳の煮汁と昆布だし汁だったが、今回は豆乳と唐辛子の煮汁にした。
小野「前の辛い豆乳はたいして辛くなかったから、この唐辛子のもあまり辛くないんじゃい?」
浅野君が味見をした。
「辛っ!」
小野「ホントだ!辛ェ〜!これじゃ喉には良くないね」

食べ放題なので、食材は全部鍋に入れて、すぐ追加注文をした。
野菜は、自分で種類を選んで注文できる。
小野「白菜と水菜と豆腐、あとピーナッツもやしと…マ、マロニー…」

前回、僕らを苦しめたマロニーがまた注文された。
苦しめられたが、マロニーは美味しい。やはり、注文しなくてはなるまい。

やっと鍋が煮立ってきたので食べてみると、やっぱり唐辛子の方はとても辛かった。
しかし、美味しい。
ボーカルの浅野君も、辛い方を気に入って食べていた。

先ほどまで、寒がっていた小野君も額に汗を浮かべている。
「辛くて暑くなってきた。さっき、寒いってクレームつけなくて良かったよ」

追加注文ごとにマロニーは注文され、注文の皆勤賞だった。
浅野「マロニー美味しいな。今度は豆乳でマロニー鍋でもしてみようか」
小野「寂しい鍋だな。マロニー美味しいけど、主役にはなれないね」
マロニー談議に盛り上がる。

最後はきしめんを頼んで、鍋を締めた。
きしめんとマロニーが水分を吸収し、鍋の汁がなくなった。
後には、一体化して餅の様になったきしめんマロニーが残った。
僕がかき集めて食べたが、見た目はなんだが、美味しかった。
(やっぱりマロニーは外せないな…)


式は2月末なので、練習出来るのはあと2回くらいでしょうか。
バッチリとキメたいとこですね。
ニックネーム SNJ at 23:35| Comment(2) | 結婚式編

2006年01月22日

曲の練習2

今日は、2週間振りに曲の練習をした。
曲のエンディング部分をもう少し煮詰めようという事になった。
僕の家に集まったのは、コーラス小野&ギターのマナブ君の二人。
メインボーカルの浅野君は今日も仕事だ。

マナブ君は、今日突然新しいギターを買ってきた。
アンプ内蔵のエレキギターだ。
1.22.jpg

ちょうど、僕が昔に買ったエフェクターがあったので、7年振りくらいに電源を入れた。
マナブ君のギター演奏に合わせて、エフェクトを変えまくる。

ジャジャ〜〜〜ン!
チュイィ〜〜〜ン!
シュゴ〜〜〜〜〜!
ドバシャ〜〜〜ン!

ディストーションからピッチベンド、飛行機のジェット音っぽいフランジャー効果や爆発みたいな音色など、いろんな音色で演奏されていく。

エフェクトの一つに「ワウワウ」というのがある。
音量を上げ下げして音を振るわせるトレモロ効果に似てるが、特定の周波数のフィルターを開け閉めする事で音を変え、人の口で「ワウワウ」言ってる感じになる。
「ワウワウ」だけじゃなく、「オイオイ」や「アイアイ」などがあり、音声のように聞こえる。
まるで、マナブ君のギターがしゃべっているかのようだ。

オイオイオイオイ、アイアイアイアイ…

飽きたので、今度はエフェクターにマイクを繋ぎ、実際に人の声にエフェクトをかけてみる。
「え〜、今日はお日柄も良く…」
悪魔みたいな低音の二重の声で結婚式のスピーチを真似る。

「元気ですか〜っ!」
「元気ですか〜っ!」
「元気ですか〜っ!」
猪木だが、エコーがかかり、勝手に何度も繰り返される。

「主人が帰って来ないんです」
裏声みたいな人生相談の声にして言ってみた。

ひとしきり遊んだところで、エフェクターを片付けた。
こんなものは結婚式には使えない。
じゃあ何で、持ち出したのか…。

その後は、またレコーディングをして、自分達の演奏を確認する。
マナブ君のギターがレコーディングの緊張のためか、演奏が先走り、それに気付いて遅らせたら今度は遅れすぎる。
楽器演奏は難しい。

でも、形は見えてきた。
後は3、4回くらいしか全体練習できないだろから、個人練習で頑張るしかないが、僕の担当のキーボードもかなり下手である。
ニックネーム SNJ at 23:51| Comment(2) | 結婚式編

2006年01月07日

曲の練習を開始

今日は僕の家で、結婚式で演奏する曲の練習。
コーラス担当の小野君とアコースティックギター担当のマナブ君が集まった。
P1000286.jpg

まず、僕が歌ってレコーディングしたメロディを二人に聴かせる。
とても下手だ。恥しくなってくる。

小野君がメインメロディを覚えた所で、今度はコーラスパートのメロディを覚えてもらう。
コーラスを歌うためには、メインとコーラスを覚えて、音程の違いを知らないといけない。
コーラスパートは抑揚が少ないので、メロディとしては覚えづらいのだ。

小野「このコーラスは何でこういう音程で作ったの?」
僕「コード進行から外れないように、メロディと和音を奏でるとそういう音程になるんだよ」
小野「そうなんだ?コーラスも奥が深いな」

小野君がコーラスのメロディを覚えたので、いよいよ小野君のコーラスパートを録音する事にした。
初のレコーディングに緊張してか、テンポが少し先走って歌ったが、まぁ今日はこれで良し。
P1000287.jpg

僕と小野君のハーモニーが完成した。
マナブ「自分の声を聞いた感想は?」
小野「のっぺりして抑揚のない声だな…」
僕「そんなもんさ。コーラス自体が抑揚ないからね」

歌の二人は置いといて、ギターのマナブ君はスゴイ成長を遂げていた。
4ヶ月前には出来なかったコード進行を、た易くこなす。
いざという時は、マナブ君のギター一本で演奏しよう。

練習後は、みんなで夕食を食べに行った。
車中、さきほど録音したCDを聴いてみる。
やっぱり下手だ。
小野「こうしてみると、プロの歌手がいかにすごいか分かるな。安心して聴けるもんな」
僕「そんなもんさ。うちらの歌は予断を許さないからね」

居たたまれなくなって聴くのをやめて、FMラジオに切り替えた。
ついでに結婚式場の場所だけ見ておいた。
(ここで演奏する事になるのか…)
気も引き締まる。

食事は鍋に決定。
食べ放題でたらふく食べる事にした。

肉や野菜が大量に運ばれてくる。
鍋は真ん中で二つに分かれていて、二つの味が楽しめるようになっている。
味は、唐辛子の効いた豆乳鍋と、昆布だしの普通の鍋にした。

運ばれてきた野菜盛りに、マロニーが乗っていた。
僕「おっ、マロニーちゃんだ」
小野「マロニーうまいよね」
マナブ「マロニーとシラタキとどこが違うの?」
小野「同じじゃない?太さが違うだけじゃん?」
マナブ「糸こんにゃくは?」
どうにもまとまらない、どうでもいい話だが、僕は僕で、春雨もビーフンも一緒かな?と思っていた。ビーフンは米が原材料だ。

マロニーが茹で上がったので、ゴマだれにつけて食べる。
とても美味しい。
僕「いや〜、マロニーちゃん美味しいねぇ」
他の二人が肉を食べている間、僕はマロニーを食べ続けた。
小野「またマロニー頼んでよ」
僕「了解」

またマロニーが運ばれてきた。
僕「マロニーちゃん美味しいよ〜」
自分ばっかりマロニーを食べても悪いので、小野君にもマロニーを食べるように勧めた。
小野「オレはこの豆腐が食べたいんだ」
マロニーが却下された。

よく見ると、マロニーを食べまくっているのは自分だけだった。
そして、食べたマロニーが胃の中で膨らんだのか、僕は急にお腹いっぱいになってきた。
マロニーはまだ鍋の中に残っている。

マナブ「おわっ、マロニーばっかり残ってんじゃん」
マナブ君がマロニーを掬う。
それでも残ったマロニーは膨張を続ける。
小野「食べても食べても、マロニーが出てくるぞ!」
僕「すまん、僕はもう限界だ…」

みんなで苦しくなりながら帰った。
もう歌の事など忘れていたかのように、食事中はいっさい曲の話はしなかった。
ニックネーム SNJ at 23:53| Comment(6) | 結婚式編

2006年01月02日

やっとイントロ完成

今日も一人コーラスに明け暮れ、なんとかレコーディング終了。

あんまり自分の歌が下手で、何度も録り直したが、酸欠になりフラフラになったので、妥協して終える。
家の中じゃ、大声で歌えませんしね。

それにしても、自分のヘタっぷり。
よく、こんなんでカラオケ行ってたな。

ついでに、どうするか迷っていたイントロも完成した。
ずっと、ピアノのソロで始めようと思って作っていたが、自分で作った時のいつものパターンになってしまって考えあぐねていた。

ふと、音色をピアノからオルガンに変えたら、ガラッと印象が変わった。
なんか結婚式っぽい。
(おお、結婚式と言えばオルガン…しかも、パイプオルガンだろう!)
と気付き、パイプオルガンのイントロにした。

何で今まで気付かなかったのかと思うくらい、結婚式の雰囲気になった(イントロだけ)。
曲調はバロックではなく、フォークなんですけど…。

うまくいくかな〜。
後は、みんなで練習です。

ああっ!ネンガジョーも描かなきゃ!
また今日も室温10℃!
ニックネーム SNJ at 21:57| Comment(0) | 結婚式編

2006年01月02日

一人コーラス

試しに一人でマイクに向かって歌ってみた。
深夜なので、小さい声でだ。

無事に録音できた!
新しく買ったマイクを使えて良かった良かった。

そして、コーラスに挑戦。
今までは楽器で和音を弾いていたけど、もし自分の声で和音を歌ったらどんな効果があるのか?
合唱のように上手くいくのだろうか?
多重録音開始だ。
まずメロディを録り、次にコーラスを録る。

…結果はなんと、ハモリになっていた。
自分で作っておいてなんだが、声がハモってビックリだ。
まぁ、ヘタッピなのがなんですが…。
やはり自分の声質は、力も張りもなくてダメだ。

また明日、寝て起きたらコーラスしてみよう。
ただ今、室温13℃。パソコンの熱で暖まったかな。
ニックネーム SNJ at 05:20| Comment(0) | 結婚式編

2006年01月02日

寒い夜だから

寒いな〜。部屋の中が9℃しかない。
息も白く、手もかじかんで動きません。
でも、プラモデルを1個作りました。
Zガンダムに登場する可変モビルスーツ「ガブスレイ」
ガブスレイ.jpg
虫の様なデザインが好きです。

そんな中、何時間も苦心していたマイクの設定に成功。
原因は音源でした。
音源の液晶ディスプレイに何も映ってなくて、それはパソコンに繋いでるから表示が消えてるのかと思ってましたが、実はうっすらと映ってたんですね〜。

寒さで液晶のコントラストが薄くなり、何も映ってないように見えていた。
指で液晶が滲むくらい押したら、ちゃんと映っているのに気付いたんです。

指で押したり、角度を変えたりしながら、なんとか液晶の文字を読み取り、やっと液晶のコントラストを変えるパラメーターを発見。
液晶を濃くしたら、マイクやギターなどの入力機材の選択のパラメーターがあり、OFFになっていました。
どうりで、入力を認識しないはずです。

これで、やっと音声入力が可能に…。
一曲、歌ってみるか〜。
でも、深夜なので明日にしよう。歌ってて、息が白いのも悲しいし。
しかし、寒くて寝れないな…。ストーブ点けるか。
ニックネーム SNJ at 01:30| Comment(0) | 結婚式編

2005年12月31日

大晦日

おお、ミ、ソか♪
ここはミとソの和音に決めよう。
曲を作り中。

昨夜に続き、マイクをノートパソコンの方に取り付けてみたら、入力を認識してくれた。
どうやら、原因はデスクトップパソコンの環境のようだ。
音源とインターフェイス、どちらかの設定が間違えてるのかもしれない。
しかし、設定するパラメーターが多すぎて、原因の究明に何時間かかるか分からない…。

ノートパソコンでマイクから取り込んでみると、ノイズが多すぎて使い物にならない。
録音レベルが高すぎかとレベルを下げると、ノイズは減るが、音声入力も下がる。

やはりなかなか上手くいかないもんだ。
昨日からヘッドホンをしっぱなしで耳が痛い。

そういえば、今日中に友人に借りた逆転裁判2をクリアしないといけない。
今夜、久しぶりにその友人に会うので、今日の夜7時がリミットだ。そこで返さないといけない。
今、最終話だが、ちょうどその物語の中でも、ヒロインがさらわれて命の危険な状態にあり、裁判のリミットがある。

僕の体力もリミットだ。
眠い…。
ニックネーム SNJ at 14:20| Comment(0) | 結婚式編

2005年12月31日

師走だな〜

年末休みを利用し、友人の結婚式の為に曲を作っているのだが、なかなか上手くいかない。
せっかく新しいマイクを買ってきたのに、パソコンが入力を認識してくれないのだ。

マイクとパソコンの間に、音源とインターフェイスが繋いであるので、どこかの配線が違うか、モードスイッチの切り替えが違うか、単に音声信号の入力レベルが小さいだけなのか、何がなんだか分からない…。

説明書も、音源やソフトを合わせると4つもあって、どれを信じていいのか分からない。
一通り試したが、ダメだった。
もう4時間くらいマイクと格闘している。

曲もまだ未完成だ。
今日は一日中、作っていたが、ドラムパートをどうするか迷ってしまい時間がかかった。
あとは、イントロ全体とピアノパートが残っている。ギターもか…。
年賀状も描き途中だし、無闇に忙しい…。
掃除もしなきゃな〜。
ニックネーム SNJ at 03:44| Comment(0) | 結婚式編