2008年01月24日

あけぼの山公園

寒いな〜。
春が待ち遠しいな〜。

気分だけでも春になろうと、去年の写真を見返してみた。
2007年4月、地元の柏にて。

柏市の北東部に、あけぼの山公園というのがある。
アスレチックやバーベキュー施設などもあるが、春には菜の花やチューリップが咲き乱れる。
僕は自転車でそれらを観に行った。

あけぼの山菜の花.jpg

あけぼの山公園の菜の花畑。
人出も多い。
葉の花が美味しそう!…いや、キレイだ!

あけぼの山チューリップ.jpg

こちらはチューリップ畑。
赤白黄色、ピンク、オレンジ、紫、色とりどりだ。
奥に見える風車が、ここのポイントだ。

菜の花とチューリップ.jpg

葉の花とチューリップが、競うように咲き誇る。
いいなぁ。
早く春になぁれ☆

でも、僕が好きなのは、冬の花のヒヤシンスだったっけな。
まぁいいや。
なんか、菜の花食べたくなってきたな〜。
ニックネーム SNJ at 22:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2008年01月05日

自転車奇行・碓氷編4 〜軽井沢、一瞬〜

碓氷峠で記念写真を撮ろう。
セルフタイマーをセットして、峠の石碑の前に立つ。

カシャッ


碓氷峠頂上.jpg

車が通りやがった!
自転車しか写ってねェ!

写真を撮った後は、軽井沢へ向けて坂を下る。
(寒〜〜〜〜っ!!)

峠から軽井沢駅までは2kmもない。
坂の勢いで、ほとんど漕がずに軽井沢駅到着。
軽井沢に来たら気温が低くなった気がするが、汗がひいたからかな。

軽井沢駅.jpg

軽井沢に来るのは、十年以上振りだ。
懐かしいというより、記憶にない。

駅周辺を走り回りたかったが、時間がない。
時刻は2時40分だが、クリスマスイブに会えなかった後輩と夜に会う約束があったので早く帰ろう。
だいたい、高崎までは40km以上あるのだから、途中で日が暮れるかもしれない。

さっき下ったばかりの坂を登って再び峠へ。
ここで着替えをして、下りモードに。

(行っくぞ〜〜!)
ゴォォォォ!ガタガタガタガタ

風の音が耳を裂く。
路面が悪いので、振動がすごい。寒くて震えているのではない。
振動で腕が痛くなるので、なるべく路面の悪くないところを通っていこう。

カーブの数を示すC184の看板が、180、170と減っていく。
せっかく苦労して登った道をすぐに引き返すのはもったいないが、自分で稼いだ標高を位置エネルギーに変えて楽をしているのは、とても気分が良い。

路面が凍結しているところは登る時にチェックしていたので、減速して踏まないように下りていく。
ちなみに、今日はちゃんとヘルメットを被っている。

ロードレーサーの乗車姿勢は前傾姿勢なので目線も低くなり、速いと思ってもそんなにスピードは出ていない。
50km以上出てると思ってメーターを見ると、42kmくらいだ。
折り畳み自転車の方がスピード出てたな…。

でも、さすがロード。
高速走行時のハンドリングは抜群だ。
折り畳みでは28km以上出すと思い描いたラインより膨らんだが、ロードなら30km以上でも大丈夫だ。

C140…130…120…
(こんなに登ってたんだ…)
下っても下っても、まだ下りは続く。
C100を切っても、まだ半分以上残ってるのだ。

(楽しいな〜〜〜)
寒いけど、車体を傾けて次々にコーナーを抜けていくのは面白い。
箱根の時の何倍もコーナーがあるのだ。
登った甲斐があるというものだ。

しかも、休憩はしたものの、自転車の押し歩きはしていない。
(箱根の時より成長したかな?)
ロードの性能だろう。箱根はMTBだったし。


下りが終わって横川駅まで戻ってきた。
ここから電車に乗って帰れば楽なのだが、高崎駅のロッカーに荷物のほとんどを置いてきてしまった。
自転車を仕舞う袋もロッカーの中だ。
だから電車には乗れない。
高崎まで残り20km以上を自走するしかない。

来る時に通った国道18号は、最短距離だがアップダウンが多いので少し迂回しよう。
松井田の街中を通ったが、平坦で楽だった。
後は再び国道18号に合流して、高崎まで真っ直ぐだ。

妙義山と夕日.jpg

振り返ると、妙義山の向こうに夕日が沈んでいく。
(高崎に着く前に日が暮れたらイヤだな〜)

ひたすら漕ぐ。
時速30km以上でも楽に漕げるのは、追い風というよりは、高崎に向かって微妙に下り坂なのだろう。

午後5時、薄闇の中、高崎駅到着。
駅のロッカーを開け、自転車を分解して袋に入れる。
(ロッカーに荷物入れてなければ、横川から電車乗れたのにな〜)
今日は、いろいろ裏目に出ている。

そして、上野行きの高崎線に乗る。
座席に座ったら、途端に眠くなってきた。
寝てないので仕方ない。

途中の駅で目を覚ますと、車内がけっこう混んできた。
このまま上野駅まで乗ってると帰宅ラッシュに巻き込まれるので、都内を通らないように熊谷駅で秩父鉄道に乗り換えだ。

羽生駅で東武鉄道に乗り換え、JR武蔵野線と乗り継いで新松戸駅で降りる。
自転車を組み立てて、午後9時、近くのびっくりドンキーで後輩と合流。

「お〜す!」
「え〜、ホントに軽井沢から帰って来たんすか〜?」

久しぶりに会ったので、長々と食べてしまった。
駐輪場に行くと、後輩の自転車がシャッターの向こうに。
閉店時間が来て、シャッターが下ろされたようだ。
僕の自転車は別の駐輪場に停めたので無事だった。

「今日は歩いて帰って、明日取りに来ます…」
「そう、呼び出しといてすまんね…」


後輩と別れて、午後11時過ぎ、帰宅。
この日の走行距離は108km。
久しぶりに100kmを超えたな。
徹夜で飲んだ後に寝ないで走った割りには、走れた方だろう。

寝て起きた次の日、記憶が薄い。
昨日軽井沢に行ったはずなのに、行った記憶があまりない。

たぶん寝ないで走っていたから、記憶がおかしくなってたんだろう。
写真には軽井沢駅や碓氷峠が写っていて、確かに僕は峠を越えたと確信した。

   〜碓氷峠編・完〜
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2008年01月04日

自転車奇行・碓氷編3 〜碓氷峠〜

碓氷峠を目指して、序盤の長い直線の坂を登りきる。
ここで、短パンに着替えて登坂モードにチェンジ。
寒いが、漕ぐ抵抗が減るので楽だ。

碓氷湖.jpg

碓氷湖が見えたが、下にあるので降りていくのはやめておこう。
再び自転車を漕ぎ出して、ポケットに手を入れて気付いた。

(地図がない!)

どこかで落としたようだ。
戻って探すと、また坂を登らなければならない。
地図は諦めよう。
後は登るだけなので、道に迷うことはない。

碓氷峠廃線跡.jpg

碓氷峠を登っていくと、横にトンネルが見える。
これは廃線跡だ。
今は舗装されて遊歩道になっているが、自転車は乗り入れ禁止である。

昔は横川から軽井沢まで、アプト式という方式で急勾配を登っていた。
簡単に言えば、2本のレールの間に設置された突起のあるレールに、車体下部の歯車を噛ませて登っていたわけだ。

詳しく書くと長くなるので省くが、鉄道のような直線路では距離に対しての標高差が大きく、急勾配になってしまうということだ。
僕が走っている車道も、曲がりくねって標高を上げていく。


坂を登っていて気付いたが、カーブごとに『C18』とかいう標識が立っている。
進んでいくとC25とか増えていくのだが、これはカーブの数だという事を思い出した。

(確か180ちょっとのカーブがあったっけな)
つまりC180を越えれば、碓氷峠を越えられるという事だ。
C30を越えると、6分の1ほど登ったという目安になる。

碓氷峠めがね橋.jpg

廃線跡の、めがね橋の下を通る。
あの上も歩いてみたいなぁ。

碓氷峠C60.jpg

ようやくC60。
3分の1ほど登ったかな。
この辺でお尻が痛くなってきた。ロードのサドルが硬いんだよな〜。
写真を撮ってると、バイクに二人乗りしたカップルが追い抜いていった。
女の方が、すっごい僕のこと見てた…。


脚は攣らないが、お尻はどんどん痛くなる。
座ってるのが痛いからと立ち漕ぎすると、すぐに息が上がってしまう。
バランスが難しい。

路面も荒れているし、振動も辛い。
MTBと違って、ロードは振動を拾いすぎだ。
ハンドルを握る腕も、常に続く振動で疲労してくる。

とにかく登る。
去年の箱根の時のように、自転車を降りて押し歩きで登るのはもうゴメンだ。
あれは惨めな気分になる…。


C90を過ぎる。
半分きたかな。
正直、かなりキツくなっている。
今すぐにでも自転車の向きを変えて坂を降っていきたくなる。

写真を撮ったり、飲み物を飲む時に、休憩がてら立ち止まる。
C120〜C140辺りが、カーブからカーブまでの間が直線的で長い。
あと半分からが、とても長い。

(まぁいいや。疲れたらカーブ10個ごとに止まって休めばいいや)
カーブに目安があるのはありがたい。
箱根の時は、曲がっても曲がっても続く上り坂にウンザリしていたっけ。

碓氷峠雪.jpg

標高が上がってくると、雪も残っている。
登った後は帰りに同じ道を通るので、雪の状況をチェックしとかないとな。

先ほどの二人乗りバイクが向こうから降りてきた。
峠を登りきって、戻ってきたのだろう。
バイクは楽そうだが、寒そうだ。
僕は汗をかきながら登っている。寒いけど暑い。

C150くらいで飲み物が費えた。
後は気力勝負だ。

C160…C170…次々にカーブを曲がっていく。
疲れたら休もうと思っていたが、クリアは目前だ!
もう行くしかない!(ホントは疲れてて休みたいけど)

C180!
(あと何個だ〜?)

181…182…183…
184!

そこで石碑が見えた!
どうやらここが峠っぽい!

碓氷峠長野側.jpg

14時20分、標高958mの碓氷峠に到着。
坂の向こうは長野県軽井沢町。
眺望はない。

碓氷峠群馬側.jpg

群馬側を見ても、眺めはよく分からない。
(どこが高崎だ?)
高崎は40km以上向こうなので、霞んで見えない。

眺めはイマイチだが、とにかく登りきった!
やった〜〜!

   〜続く〜
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2008年01月02日

自転車奇行・碓氷編2 〜峠の釜飯〜

碓氷川サイクリングロードを進んでいくも、浅間山は遠い。

霞む浅間山.jpg

ちょっと霞み過ぎじゃないのか?かなり遠いぞ。
高崎から見えたのと変わらないんじゃないの?
高崎から軽井沢は、予想よりも遠かったようだ。

崩れた道.jpg

川沿いに走っていくと、急に道が崩れ落ちていた!
この先にも崩れ落ちている箇所があったが、何があったんだ?

しかし、どうやら碓氷川だと思っていた川が碓氷川ではないようだ。
いつの間にか分岐して違う川沿いに走っていた。
丘を越えて国道18号に戻るも、遠回りしてしまったな。
高崎駅を出てから、すでに20km走っている。

妙義山.jpg

奇観の妙義山が近付いてきた。
お腹が空いてきたので何か食べたいが、もう少し走れば『峠の釜飯』で有名な『おぎのや』があるので我慢。

国道18号は、意外に坂道だらけだった。
地図でみれば最短距離を走っているが、登ったり降りたりでけっこう疲れる。
後で調べてみると、高崎駅が標高90m、横川駅が380mくらいだ。
地味に300m登っているので、疲れるわけだ。

峠の釜飯.jpg

おぎのやが見えてきて、予定通り釜飯にありつく。
時刻は12時40分。
高崎駅で大人しく次の列車を待っていれば、30分早くここに来れたろう。
自分の脚力を分かっていなかった…。

美味しかったが、日が暮れたらまずいのですぐ出発しないとな。
汗も冷えて寒いし、とっとと走り出そう。

釜飯パワーを充填し、いよいよ碓氷峠に挑む。
軽井沢までは20kmほどだ。
鉄道文化むらの先の分岐を、旧道の碓氷峠方面に向かう。

曲がりくねった坂を登っていくと、そこからさらに70mの標高差を真っ直ぐ登る、長〜い坂道だった。
序盤戦で気力を削がれるな…。

   〜続く〜
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2007年12月31日

自転車奇行・碓氷編1 〜高崎から〜

26日は忘年会で、徹夜で飲んでしまった。
飲んでる時、30分ほど横になったが、ほとんど寝てない状態だ。

忘年会へは自転車で来てるので、帰る時は自転車を持って帰らなければいけない。
時刻は朝7時過ぎ。

(さて、どうしよっかな〜?)
僕には野望があった。
飲んでいる間も、その事を考えていた。

去年の10月、自転車で箱根を越えた。
今年の秋もどこかの峠を越えようかと思っていたが、いろいろあって結局どこも行ってない。

今年も残りわずか。
行くなら行かないと。

どこへ?

峠へ。


僕は野望を実行に移した。
27日朝7時半、自転車に乗って練馬区から赤羽駅に向かった。
8kmほど走って、8時過ぎに赤羽駅に到着。

通勤ラッシュの時間帯だが、東京から遠ざかる分にはそれほど混んでいないだろう。
僕は自転車を分解して袋に詰め、改札を抜けた。
ホームに上がると、けっこうまだ混んでいる。

乗り込む電車は高崎線。高崎行きは20分待ちだ。
なぜ群馬県の高崎市に行くかと言えば、碓氷峠に登ろうと思ったからだ。
碓氷峠は標高958m。峠の向こうは長野県の軽井沢だ。

ホームの端っこで寒がりながら待っていると、高崎行きがホームに入ってきた。
車内は空いている。
僕は席に座ると、目を閉じた。
高崎まで1時間以上あるので、少しは眠れるはずだ。

しかし、流れた車内アナウンスにびっくりした。
『高崎行き、前5両は籠原止まりです。籠原から先に行かれる方は、後ろの車両に乗り換えて下さい』

乗り換えるのはいいが、自転車を持って5両も移動するのが憂鬱だ。
あと、熟睡してて乗り換えに間に合わないとまずいので、ほとんど眠れなかった。

10時16分、高崎駅到着。
信越本線に乗り換えて横川駅まで行けば、ほとんど碓氷峠の麓だ。
あとは登るだけでいい。

しかし、乗り換えは3分間。
僕が信越本線のホームへの階段を降りている前を、1両編成の電車が出発していった。
(まぁ、次の電車に乗ればいいか)

『横川行き11:19』

ガビ〜ン!1時間待ち!
高崎から横川まで電車で32分なので、1時間待っていたら横川に着くのは12時くらいになってしまう。

(待ってるのもヒマだし、これなら高崎駅から自転車で走った方がいいか)
僕は自転車を組み立て、10時45分に高崎駅を出発した。
荷物は軽い方がいいので、駅のロッカーにほとんど置いてきた。
この判断が、後で重くのしかかってくる。


高崎から浅間山.jpg

高崎はけっこう都会だが、駅周辺から外れると浅間山が見える。
軽井沢は浅間山の麓だから、浅間山を目指していけば良いだろう。

碓氷川CR1.jpg

碓氷川のサイクリングロードを往く。
快適だと思っていたら、すぐにCRは終わった。
どうやら川の対岸にはCRは続いているようだが、橋がないと渡れない。

少林山達磨寺.jpg

しばらく車道を走っていると、少林山達磨寺が見えてきた。
そういや、高崎はだるまが有名だった。
しかし、かなり煙にまかれてるけど大丈夫なのか?お焚き上げ?
立ち寄るか悩んだが、煙たくて退散した。

碓氷川CR.jpg

橋を渡って対岸の碓氷川CRに。
しばらく走ると、なんだか銃声が響いてきた。

クレー射撃の音だ。
川沿いにクレー射撃場があった。

パァン!パァン!…パァン…

射撃場は塀に覆われて内部は見えないが、岩山に向かって作られているので、銃声が岩にこだまする。
そういえば、鍋パーティーで使うのを忘れていたクラッカーを持っていたっけな。
峠を越えたら鳴らそうかと、ロッカーに入れずに持ってきていたんだった。

僕はクレー射撃の銃声に対抗して、クラッカーを鳴らした。

パァン!………

全然こだましない。

パァン!パァン!…パァン…

相変わらず銃声は響き渡っている。
僕も負けじとクラッカーを鳴らす。

パァン!………

音量が違いすぎるので、クレー射撃をしている人に聞こえてるか分からない。
アピールが足りないな…。

結局、川原で5個のクラッカーを鳴らし終えた。
なんか、空しかったな…。
止まっていたら寒くなってきた。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年12月28日

忘年会へ向かう

26日は忘年会だった。
集合場所が練馬だったので、柏から練馬へ自転車で向かった。

距離は35km程度で、車だと道が空いてれば1時間ちょいの距離だ。
練馬〜柏間は今まで何度か自転車で走っているが、今回は荒川のサイクリングロードを使って行ってみよう。

昼の2時に柏を出発。
いつものように国道6号を使わず、線路を挟んで逆側の裏道から行ってみたが、これが楽だった。
坂もなく車道脇が広いので、大型トラックが横を通っても怖くない。
江戸川を渡るときは国道6号に入らざるを得ないが、これからは東京に向かう時はこちらの道を通ろう☆

国道6号で中川を渡り、荒川を目指して国道を離脱。
荒川サイクリングロードに入ると、これまた楽ちん。
信号もなく車もなく、どんどん西に進んでいける。

でも、なんとなく脚が重いかな?
時速30km走行がキツイ。
二日前、24日に走った疲れが残っているのかもしれない。

荒川を遡ると、西から北へと流れが変わっていく。
向かう先は練馬区だが、その前に北区の友人に会っていこうかと思って多めに北上する。

江北橋下.jpg

午後4時、サンシャイン60とゴミ焼却場の細いエントツがシルエットで見える。

北区に入って友人に電話すると不在。
イェ〜!いねェ〜!
24日の時と同じ展開だ。

北区のコンビニで休憩がてら連絡を待ってみたが、音沙汰なし。
友人と会うのは諦めて練馬に向かう。

午後5時前、41kmの距離を走って練馬区内に到着。
その時、北区の友人から電話が掛かってきた。
電話に出れなかったものの、どうやら家にいたらしい。
あと30分早ければ…。
「また今度ね〜」

そして無事に忘年会に参加。
総勢12人が集まって、にぎやかで楽しかった。
飲み屋で飲んだ後も何人かのお宅にお邪魔して、朝6時まで飲んでしまった。
飲んでいる間に30分ほど横になっていたが、けっこうヘロヘロになっている。

朝7時、選択を迫られる。
僕は自転車で来ているので、自転車を持って帰らなければならない。
友人宅で寝かせてもらってから自転車に乗って帰るか、寝ないでそのまま帰るかだ。

朝の通勤ラッシュなので、自転車を電車に積んで帰ることは難しい。
自宅に帰るには都内を横切らなくてはならないのだ。

(どうしよっかな〜?)
僕には野望があった。
飲んでいる間も、その事を考えていた。

野望を達成するのはかなり困難っぽい。
さて、どうするか…?
それはまた後日。
ニックネーム SNJ at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年12月25日

都内からTDL

12月23日、仕事終わってそのまま鍋パーティー。
すっかり飲んで食べて、ついでに初めてWiiをプレイした。
Wiiスポーツをやったのだが、多人数でやるとかなり面白かった。
深夜4時近くまで遊んでしまった。

実は24日は自転車で碓氷峠に行こうと思っていたのだが、寝ないで行くのは無理だ。
クリスマスイブに峠越えも良いかと企んでいたのに、また流れてしまった。

代わりに都内でも走ろう。
昼頃、池袋を出発してとりあえず南下してみる。
地図を持っていないので不安だが。

新宿御苑前.jpg

30分後、新宿御苑に到着。御苑だ、イェ〜!
中に入りたかったが、先月ひとりで庭園を歩いて寂しい思いをしたので、今日は庭園を歩かない。

国立競技場前.jpg

御苑を素通り、国立競技場へ。
お腹が空いてきたが、この辺はオシャレなお店ばかりで入りづらい。
ちょうどすき屋の割引券を持っていたので、ぜひすき屋に寄りたい。

青山墓地横.jpg

青山を抜けていくと、急に歩道が狭くなって引き返す。
左手の木々は青山墓地だ。

有栖川宮記念公園1.jpg

さらに南下していくと、偶然庭園を発見。
有栖川宮記念公園だ。
庭園には入るまいと思っていたが、ふらりと立ち寄る。

有栖川宮記念公園2.jpg

庭園内の橋の下で、サンタ帽を被って一枚。
今日はクリスマスイブなのだ。イェ〜!
この写真を撮ってる時、外国人が二人通り掛かって恥ずかしかった。
英語で「He 〜〜」とか言ってたが、僕のことではないだろうな?

あまり南に行ってしまうと千葉県に帰る時に大変なので、白金台の辺りから東に向かう。
1時半を回って、お腹空いたな〜と思っていたら、すき屋を発見!
しかし、近付いてみると、1月から新装オープンの看板が…。
がっかり。

ふと自転車を見ると、タイヤの隙間に潰れた柿が挟まっていたが、落ち葉の中に混ざってたのかな?

お台場向かい.jpg

海に出ると、お台場が見える。
ちょっとお台場まで行ってみよう。

お台場は近くに見えているが、レインボーブリッジが自転車で渡れるのか分からないので、遠回りしていこう。
この辺は埋立地ばかりで、島から島へと渡っていく感じなので、橋を渡り間違うと遠ざかってしまう。

浜離宮、築地と過ぎ、ここから東へ勝鬨橋を渡れば良かったのに、地図がないのでそのまま北上してしまった。

お台場観覧車.jpg

近くに見えていたお台場に40分以上かけて到着。
時刻は3時になり、日も傾いてきた。
フジテレビの前とか行きたかったが、そろそろ戻ろう。

新木場、葛西などと埋立地を通っていく。
島から島へ橋を渡って辿りつくのは……



そう、ディズニー島!イェ〜!

TDL前.jpg

もちろんサンタ帽で記念撮影だ!イェ〜!
かなり人通りが多くて、とても恥ずかしかったが、今日はイブなので大丈夫だ!
みんな僕の心を分かってくれるだろう。

TDS前.jpg

サンタ帽のままディズニーリゾートの道を走って、ディズニーシーの看板をバックに一枚。イェ〜!
白バイが通っていったが、もちろんサンタ帽被っていてもお咎めなしだ。

さて、あとは帰るだけだが、もう4時を過ぎた。
本当は夜のイルミネーションまでディズニー施設周辺にいようかと思っていたが、寒い。
気温は11℃だが、風が冷たいのだ。
心も冷たいぞ!イェ〜!

一心に帰路に着くが、急に気力がなくなった。
ここまで50kmほどしか走っていないのに、日暮れと共にどっと疲れた。

暗くなった道を、車に煽られながら走る。
地図を持っていないので、どこを走っているかも分からない。

午後6時過ぎ、松戸まで戻ってきた。
確か国道6号線沿いにすき屋があったはずだ。

すき屋で夕食。イェ〜!
クリスマス気分を味わいに、新宿御苑とかお台場とかディズニーランド周辺を走ったのに、結局いつも通りになってしまった。

すき屋を出て思い出した。
近くに後輩が住んでたっけな。
今、食べたばかりだが、久しぶりに会ってケーキでも一緒に食べようか。

電話を掛けてみるが不在…。イェ〜!いねェ〜!

この日の走行距離は87km。
あまり目的もなく走ってしまったかな。
あ〜あ、メリークリスマス!
ニックネーム SNJ at 20:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年12月18日

鶴見川とか走る

先日、ロードレーサーで出掛けた。
地元の柏から川崎駅までは、タイヤを外して電車に積んでいった。

川崎駅.jpg

川崎駅で自転車を組み立てる。
折り畳み以外の自転車を組み立てるのは初めてなので、後輪のギアがうまく嵌まらず、走りだすまでに時間をくった。

川崎駅から鶴見川に出て、サイクリングロードを走る。
鶴見川CRには車止めの柵が多く、柵のたびにスピードを落とさなければならない。
加速して気分がのってきたところで柵に止められるので、平均速度は上がらない。

さらに未舗装路も多く、川の分岐も多いので迷いやすい。
20kmの距離を走るのに1時間以上掛かってしまった。

鶴見川CR.jpg

走りにくかったが途中、日産スタジアム(旧横浜国際競技場)が見えるなど、景色は良かった。
写真を撮ろうと自転車を止めると、エサでも撒くのかと勘違いした鳩が12羽くらい集まって僕の周りを歩き出した。
この前はネコが集まってきたっけなぁ。

鴨居駅から友人宅へ。
友人宅は丘の上にあるのだが、標高差は80m。
午後1時過ぎ、汗だくで友人宅に到着し、借りてたものを返して今度は別の友人宅へ。


横浜ズーラシアの動物園横を通って大和市へ向かう。
距離はないが、坂道ばかりだ。
油断していて、約束の時間に遅れて大和市に到着。

引っ越したばかりの友人宅にお邪魔し、ホントは話し込みたかったがすぐに退去。
時刻は2時過ぎだが、次は練馬の友人に会う約束があったのだ。


国道467号から246号を北に向かう。
この辺の道は、去年箱根を越えた帰りに通った道だ。
交通量激しく坂道だらけで、あまりよい道ではなかった記憶がある。

よくない記憶を確かめながら北に向かう。
去年はMTBで今回はロードだが、走りにくさは変わらない。
むしろ歩道の段差を苦手とする分、ロードの方が走りにくい。

かといって車道を走れば、真横をクラクションを鳴らしながら車が追い抜いてくる。
もちろんこちらが時速40km以上で走っていても抜かれるので、車道は走りにくい。

車道脇ギリギリを植え込みをかすめながら走っていると、路上駐車で行く手を塞がれる。
信号も多く、いくら時速40kmを出そうが平均速度は下がっていく一方だ。

日が暮れ始め、気持ちは焦る。
中野区で夕闇が訪れ、僕は迷子になった。
北に向かわなければいけないのに、新宿に向かっていた。
新宿は東だが、もう暗いので方向が分からない。

友人と会う約束の5時を過ぎた。
ライトを点けてはいるが、周りは暗いのでスピードも出せない。

5時20分練馬区に到着。
友人らと食事をする。
朝7時に食べてから飲み物以外は口にしていなかったので、オムライスがとても美味しかった。


食事を終えると、もうひとりの友人に会いにいく。
この日6人目だ。
道に迷いながらも無事に友人と会い、この日の予定を終えた。


この日の走行距離は80km弱だったが、かなり疲れた。
この前の週に花見川から千葉市に行った時も80kmくらい走ったのだが、その時はほとんど疲れなかった。

その差は、坂道の有無と交通量かな。
とにかくサイクリングロードがあれば、平坦だし信号はないし車は走ってこないし、楽なのだ。

思えば、僕の地元にはサイクリングロードが多い。
手賀沼、江戸川、利根川、利根運河、大堀川と、繋いで走るだけで100km近く走れるのだ。
印旛沼や花見川も併せれば、200km近くいける。

その中で家から最も近いのが手賀沼で、ここのサイクリングロードは広くて走りやすい。
走り飽きたと思っていたが、他のサイクリングロードを走ってみて手賀沼の良さが分かった。
ニックネーム SNJ at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年12月07日

花見川から稲毛の浜へ

先日、ロードレーサーで出掛けた。
柏市の自宅から、向かうは千葉市。距離は40kmないくらいだろう。

まずは国道16号線を南東へ向かう。
このまま16号を行けば千葉市内だが、交通量の多い国道を走っていても面白くないので、中間地点の八千代市から川沿いのサイクリングロードに入る。
この新川を千葉市とは逆方向に行くと、先月走った印旛沼へと続いているが、今日僕が向かうのは千葉市だ。

新川CRから.jpg

新川遊歩道の周りは田園風景。
長閑な雰囲気が良い。
紅葉もしてる。

千葉市花見川区に入ると、新川は花見川と名を変える。
25km以上の距離を走って、ようやく千葉市入りだ。
花見川は幕張へと続いているので高層ビルが見えてくると思っていたら、サイクリングロードが未舗装になった。

花見川CR.jpg

まるで渓谷みたいな雰囲気だ。
僕はホントに千葉市にいるのだろうかと不安になってくる。

花見川CR2.jpg

ガタガタと砂利道が続くが、砂利の粒が小さいのでロードでも時速24kmほどで走れる。
それにしても、山の渓谷を走っている気分だなぁ。

花見川CR3.jpg

この渓谷のような風景が数キロ続くと、急に視界が開けて幕張方面のビル群が見えてくる。
海まであと少しだ。

花見川河口.jpg

海が見えてきた!
自転車を停めて写真を撮ろうとすると、どこからともなくノラネコが3匹ほど近寄ってきた。
鼻をスピスピ鳴らしながら、僕の足と自転車のタイヤに身体をすり付けてくる。

横を見ると、さらに3、4匹のネコが草むらの向こうからこちらを窺っている。
エサをくれるか吟味しているのだろうか。
でもエサは持ってないので、僕はゆっくりと退散した。

花見川河口2.jpg

高層ビル群が対岸に過ぎ、海の匂いがしてくる。
(やった!もう少しで海だ!)
海がゴールというわけではないが、なんだか気分も高揚してくる。

3、2、1…
(海〜!!)

稲毛.jpg

堤防には釣り人が糸を垂らし、その横でネコが佇んでいる。
おこぼれにあずかろうと企んでいるのか。

稲毛2.jpg

海をバックに記念撮影。
峠での記念撮影も良いが、海も良い。

このあと、千葉に住む友人と合流して昼食。
1時間以上話しこみ、午後2時半、帰路に着く。
この時間で帰らないと日が暮れてしまう。

ここまで43kmの距離。
帰りは海へは寄らずに、ショートカットして花見川へ向かう。
最短距離を行こうとしたのに、歩道のない道が渋滞していてとても走れずに引き返す。
こんなことをしていては、日が暮れてしまう。

ようやく花見川に戻るも、時刻は3時を過ぎて日が傾いてきた。
また砂利道を行くのは気が引けたので、川の対岸の道を行こうと思い立つ。
対岸の道を走っていくと、行き止まり。
また戻る時間が惜しいので自転車を担いで階段を上り、車道を行く。

車道は川より15mほど標高が高い位置にあり、どんどん川から離れていく。
やがて周りは畑ばかりになり、畑で行き止まりの道ばかりになった。
どんどん時間が過ぎていく。

(戻ろう…)
15分以上はロスしたろうか。
結局、来る時に通った砂利道を走る。

たいぶ前に追い抜いた壮年夫婦が前を走っている。
迷っている内に先に行かれたのだろう。

花見川CR4.jpg

まだ3時半になっていないというのに、日が落ちていく。
果たして明るい内に帰れるか?
まぁ、もし暗くなってもライトを持ってるから大丈夫だけど。

国道16号を.jpg

午後4時前に国道16号に戻ってこれた。
これならギリギリ日が沈む前に帰宅できるだろう。

国道16号を柏に向けて走る。
10km以上に渡っていくつものアップダウンを繰り返すと、地元の柏市に入る。

そして午後4時40分。
薄闇の中、帰宅。
計ったようにギリギリだったな。あと5分で暗くなってたろう。

この日の走行距離は81km、平均速度は20kmだった。
やはりロードに乗ってると、距離の割りに疲れないなぁ。
ニックネーム SNJ at 17:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年11月26日

追い抜かれる

ずいぶん前、今年の春以前だったか、手賀沼のサイクリングロードをMTBで走っていた時のことだ。
後ろから走ってきた若い女性に抜かれた。

その女性は、赤い折り畳み自転車に乗っている。
タイヤは20インチか18インチの小径だ。
僕は26インチのMTB。

女性は上体を起こして漕いでいるので、スポーツタイプの折り畳みではないだろう。
タイヤが小さいのに僕より速いということは、その分たくさん漕いでいるはずだ。

僕も、気を抜き過ぎかと思ってスピードを上げてみたが、26kmでも追い付かない。
一定の距離以上縮まらないまましばらく走っていたが、僕は途中でサイクリングロードを外れようと思っていたので、橋の手前で川の土手へと右折した。
川へ離脱する前に追い付きたかったが仕方ない。

(女性で折り畳みの割りに速かったな…)
などと思っていると、視界の左端に赤いものが見えた。
左を見ると、川の対岸を赤い折り畳みの女性が走っている。

僕と同じスピードだ。
女性は橋を渡ってから土手に入ったので、僕より橋の長さ分、多く走っている。
なので、ちょうど川を挟んで僕と女性が並んで走っている状態だ。

しかし、土手は雑草の生えたデコボコの未舗装路だ。
僕はMTBだから問題なく走れるが、女性のはサスペンションは付いていない。
MTBでさえガタガタ振動がくるのに、なんで折り畳みであんなに速いのか?

僕の土手側は、直角に2回曲がるシケインがあったので、その隙に女性が先行する。
(土手ではMTBは負けられん!)
僕は飛ばした。

川に架かる橋が見えてきた。
橋に着いたのはほぼ同時。
橋を渡って、僕はさらに加速する。
いつの間にか女性は見えなくなった。
橋のところで曲がっていったのかもしれない。

速い折り畳み自転車を見ると、ビックリするなぁ。


この前は、信号待ちから加速していったら、後ろからママチャリの若い女性に抜かれた。
前カゴと荷台のカゴには買い物袋が入っている。

脚の回転数を見ると、僕より重いギアで漕いでいるようだ。
24kmのスピードでも追い付けなかった。

速いママチャリを見ると、ビックリするなぁ。
ニックネーム SNJ at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年11月25日

印旛沼へ 後編

印旛日本医大駅.jpg

印旛沼へ向かう途中に通り掛かった印旛日本医大駅は、特徴的な作りをしていて面白い。
時計塔の上には登れるのだろうか?

さらに南東へ。
印旛沼はもうすぐだ。

印旛沼水路.jpg

印旛沼に到着。
印旛沼は北と南に分かれていて、水路が繋いでいる。
橋の下に見えるのは、その水路だ。
そして、水路沿いにサイクリングロードが見える。
僕はそこを走りたい。

…でも、下りていく道がない。
上流には橋があるが、高い位置にある。
となれば、下流の橋か。
けっこう遠くに見える下流の橋は、低い位置にある。
そこまで行けばサイクリングロードに入れるだろう。

来た道を少し戻って、下流の橋に向かう。
(でも橋まで行かなくても、サイクリングロードに下りる道はあるかも?)
僕は適当に、水路の方向へ道を曲がってみた。
道は砂利道になり、土の道になり、そしてなくなった。
行き止まりの広場に重機が置いてあるだけだ。

(行き止まりやんけ〜)
また戻る。
森の奥に下に続く道が見える。
下っていくと重機が見えたので、また戻る。

迷いながら結局、下流の橋まで来てしまった。
上流に向かえば利根川方面、下流に向かえば花見川などを伝って幕張に行ける。
地図で確認すると、下流の橋に来るなら最初の橋を渡ってきた方が近かったようだ。
また無駄足を踏んだ…。

時刻は午後2時になろうとしている。
そろそろ帰路に着かないと、帰り道で日が暮れてしまいそうだ。
ライトは持ってきているが、知らない道で日暮れを向かえるのは好ましくない。

道に迷っていた鬱憤を晴らすかのように、時速30kmで印旛沼上流へ向かう。
渓谷のようなサイクリングロードで気分も良くなる。
日陰のせいか、水際のせいか、気温が低くなった。

でも渓谷っぽい部分はすぐに終わり、見晴らしの良い道になる。
どうやらここが印旛沼だ。

印旛沼北.jpg

広いなぁ。手賀沼より広い。
何人ものロード乗りとすれ違う。

印旛沼を北に向かって走ると、やがてサイクリングロードは終わった。
そこからは農道を走って国道356号に合流。
356号を西に向かえば、地元の柏市だ。

しかし356号にはほとんど歩道がない。
それでいて交通量は激しく、大型トラックも多い。
自転車で走るには、とても怖い道だ。

車道脇の白線の外は、余白がなく畑のあぜだったり溝だったりする。
白線の内側も大型トラックの通行でアスファルトが変形し、盛り上がっている。
自転車は白線上を走るしかないが、白線から外にはみ出ると畑に落ちてしまうし、白線の内側にずれると盛り上がったアスファルトにハンドルを取られて危ない。

怖くなって国道を外れて裏道を走る。
最短で帰るには国道を走るべきなのだが、危ないので曲がり角の多い農道や住宅地を走るしかない。

せっかく国道をそれたので、来る時に寄れなかった小林牧場を通って帰ろう。
小林牧場に着くと、柵の向こうに大きなトラックが見える。
ここは競馬用の馬の養成などをする牧場だった。
てっきり牛がモーモー言ってるのかと思っていた。

牧場前の道は広く、桜並木が続いている。
春に来ればとても良さそうだ。

そんなこんなで、木下駅まで戻ってきた。
時刻は3時半近いが、あと25kmで帰宅できる。
日暮れ前に帰れるかな?

県道を往くが、これまた歩道がない。
左側はガードレールなので、車が来てもよけるスペースはない。
さらにガードレールからはみ出してきている草や木の枝が、左半身を叩いて危なっかしい。

これなら、距離が延びても曲がりくねった農道を走った方が良かったか。
でも、日が暮れるのも嫌だ。
車が追い付いてこないように、飛ばして走る。

4時半過ぎ、地元に辿り着いた。
まだ日は暮れておらず、思惑通りだ。

喉が渇いたのでスーパーに立ち寄ると、妹に会った。
「お兄ちゃん、なにで買いに来てんの?」
「自転車」
「じゃあこれ買ってって」
夕食の玉子を買わされた。

自転車と言ってもロードレーサーだぞ。
カゴもないし、今日はリュックも背負っていないんだぞ。
ロードで玉子を買って帰らされるとは…。

この日の走行距離は90kmだったが、平均速度は17〜8kmほど。
迷ったり、森に立ち入ったり、のんびり走っていたなぁ。
久しぶりに長距離を走ったが、脚はそんなに疲れていない。

日が暮れてなければ100kmいけたなぁ。
さすがロード。
ニックネーム SNJ at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年11月24日

印旛沼へ 前編

昨日に引き続き、今日も自転車で出掛ける。
もちろん、昨日買ったばかりのロードレーサーでだ。

昨日は江戸川→利根運河→利根川→手賀沼と走った。
今日はどこに行こうかな?

よし、手賀沼だ!
昨日と変わらない…。

手賀沼の南岸のサイクリングロードを東に向かう。
今日は土曜日。
何人ものロード乗りとすれ違う。

しばらく走っていると、左後ろからロードに乗った人が近付いてきた。
僕は右によけた。
しかし、追い付いてきた人は左後ろに位置したまま、僕を抜いていかない。
追い付いてきたなら、僕より速いはずなのに。

(風除けに使ってるのかな?)
でもそれなら、真後ろに付く。
(もしや、僕のロードレーサーを鑑定してるのか?)
ロードには似合わないスタンドを取り付けているのが珍しいのかも。

(ヘルメット被ってないからか?)
ロード乗りは、ヘルメットにレーサージャージ姿の人が多い。靴も自転車用の靴だ。
僕はノーヘルで、ジーンズに運動靴。
やる気のない格好だ。

(何か言われたら嫌だな…)
早く追い抜いて欲しいが、ピッタリ付いてくる。
スピードを上げても付いてくるし、遅くしても抜いていかない。
振り切るために一気にスピードを上げて、もし振り切れなかったら恥ずかしい。

気まずくなってくる。
緊張して、喉も渇いてきた。
道の駅しょうなんが見えてきたので、サイクリングロードから離脱して小休止。

再び走りだして、手賀沼の水門を越えて手賀川へ。
手賀川へは、今年の正月にMTBで走って以来だ。
手賀川のサイクリングロードは途中から未舗装になる。
MTBなら面白く走れたが、ロードでは面白くない。
(未舗装になる前に離脱しよう…)

離脱前にダートに踏み込んだ。
昨日と同じく、砂利道をいく。
砂利の振動に耐えかねて、畑の中の道を一般道へ向かう。

やはり舗装路は走りやすい。
ほどなく、木下(きおろし)駅へ着いた。
ここも正月に来た。

正月と同じく、駅前のライフでパンを買って食べる。
正月は美人店員がいたが、今日はいなかった。

木下貝層.jpg

木下駅のそばの、木下貝層へ向かう。
この辺りは昔、海の底だった。
貝の化石を含んだ地層は、その大地の歴史を示している。

木下貝層図解.jpg

看板の図解を見ると、東京はすっぽり海の底だ。

木下公園西.jpg

この貝層の上は、木下公園になっている。
けっこう高い位置にあり、階段しかない。
僕は自転車を担いで階段を登っていった。

それにしてもロードは軽い。
10kgしかないので、楽に肩の上まで持ち上げられる。
いつも持ち歩いている折り畳みは17kgはあるのだ。

木下公園北.jpg

公園の上からの眺め。
今日は霞んでいて、遠くは見えない。

木下公園南.jpg

公園から下る。
こちらが公園の表側だったようだ。
こっちは階段とスロープがある。

さて次は、小林牧場というところを通って印旛(いんば)沼へ向かおうかな。
ここまで30km近く走ってきているので、帰りも合わせると今日は60km以上走りそうだ。

丘が点在している地形の下総台地は、上って下っての繰り返しだ。
標高こそないが、意外に疲れる。

ショートカットをしようとして、道に迷った。
畑の中を進んでいくが、全然小林牧場が見えてこない。
馬糞だか牛糞だかの匂いに誘われて走っていくと、畑の肥料の匂いだったりする。

別所.jpg

完全に迷った。

別所2.jpg

どこまでも広がる畑。

別所3.jpg

この先はどこに続いているんだ?

別所4.jpg

柵で囲まれている、広い土地があった。
草が生えてるだけで、何もない。
立て看板には『千葉県企業庁』と書いてある。
開発待ちの土地だろうか?

柵に沿って走っていくと、行き止まりだった。
この柵の中を突っ切れれば向こうに行けるのに!

だんだんと場所が分かってきた。
たぶん、開発著しい印西(いんざい)牧の原駅の近くだ。
だとすると、牧場からは離れてしまったようだ。
牧場は諦めて、この辺の田園風景を楽しんで走ってみよう。

印西の里山.jpg

あ〜、いいなぁ。
里山の風情だ。
僕の横をトラクターが抜けていった。

印西牧の原.jpg

たいへん良い風景だが、目を返せば新しい道が建設中。
農地も縮小されていくのだろう。

印西滝.jpg

里山の中へ消えていく上り坂。
僕は吸い込まれるように登り始めた。

かなり急勾配で、漕ぐと後輪が落ち葉で滑って空回りする。
(MTBならなぁ…)
でも、さすがロード。
低い重心のお蔭で、前輪が浮き上がりそうになりつつも登りきった。

印西滝2.jpg

奥に進みたかったが、落ち葉と枯れ枝と倒木でロードでは走れない。
せっかく登った坂を下りる。

農道を進んでいくと、また砂利道になった。
どこまで続くのか分からないが、引き返すとまた迷子になりそうだ。
いや、今も迷子状態だけど…。

印西滝3.jpg

砂利道が民家に近付いていく。
もうすぐ舗装路だろう。
この道が、新興住宅地と古くからの農地の境目なわけだ。

砂利道が舗装路と合流し、迷子は終わった。
改めて印旛沼に向かおう。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 22:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年11月23日

ロードレーサー購入

本来なら今日は新潟に行っているはずだった。

3年前の今頃、中越地震のボランティアで川口町に行った。
先月、川口町から『ボランティアありがとうございました』と、街の写真入りの葉書が届いたので、復興した街を見がてら新潟に行こうかと思った。

去年の10月は自転車で箱根峠を越えた。
それから1年が経ち、今年は新潟に向けて三国峠を越えようと思っていた。
でも10月中は太股が痛くて自転車は無理だったので、先延ばしになってしまった。

そんでようやく自転車に乗れるようになった。
新潟行きは11月23日にしよう!


……雪でやんの…。
今週は新潟は雪模様。
三国峠のライブカメラをチェックすると雪が降り積もっているし、路面は凍結。気温は氷点下。

また流れた…。


その代わりではないが、今日はロードレーサーを買った。
6月頃から買おうと思っていたのだが、自転車で車に突っ込む事故などで10万以上飛び、購入も先延ばしになっていた。
ちょうど今日は誕生日だったので、自分へのプレゼントとして購入に踏み切ったのだ。

電車に乗って、お目当ての自転車があるお店に行く。
そして念願のロードレーサーを購入。
重量は9.7kg。
ついでにスピードメーターとスタンドを取り付ける。
ロードにスタンドは似合わないが、寝かさずにどこでも停められるのは便利だ。

乗って帰るわけだが、家に直行すると8kmくらいの距離しかない。
せっかく買ったので、遠回りして家に帰ろう。

まずは西に、江戸川へ向かう。
時刻は昼過ぎだが、風が強くて冷たい。
江戸川の土手のサイクリングロードに登ると、風は一層強さを増す。

江戸川CR.jpg

次に北へ向かうと、もろに逆風だ。
頑張って漕いでるのに、時速14kmくらいしか出ない。
これじゃ、ロードの軽快さは味わえない。
向こうから走ってくるロード乗りは30km以上出してるみたいで、風の様にすれ違っていく。
まぁいい。今は向かい風でも、その分あとで追い風になるだろう。

西の方には秩父の山々が見える。
北に見えるのは栃木の日光方面か、群馬の赤城方面か?
本来なら、今日はあの山の向こうを走っていたろうに。

運河CR2.jpg

江戸川CR(サイクリングロード)から利根運河のCRに入り、今度は東に向かう。
利根運河は、水運のために江戸川と利根川を結んで作られた。

利根運河CRに入った途端に向かい風から解放されて、28km巡航になる。
先ほどの2倍だ。

運河CR.jpg

利根運河は初めて走るが、なかなか雰囲気が良い。
他と比べて狭いが、それが箱庭的で良い。

運河CR3.jpg

ちょっと休憩して、愛車の写真を。
この写真を撮っていたら、風で自転車が倒れた。
起こすと、ハンドルにキズが付いていた。さっき買ったばかりなのに…。
改めて撮ろうとすると、また倒れた。
ハンドルにキズが増えた。

運河の南岸を走っていたが、急に未舗装路になった。
マウンテンバイクなら問題ないが、ロードではパンクが怖い。
戻って南岸から北岸へと橋を渡る。

運河CR4.jpg

河岸段丘みたいな土手だ。

理窓会公園.jpg

森発見!
急停車して森へ下りていく。

理窓会公園2.jpg

森の入り口。
丸木橋がとても良い。
森の中は落ち葉だらけだ。

理窓会公園3.jpg

一本だけ、妙に赤いモミジ。
いいなぁ。

理窓会公園4.jpg

横から撮ると、薄っぺらい。
まるでポリゴンの木みたいだ。
ポリゴンの木の表現は、現実と合っているという事か。

森の中を走ると、どんぐりがたくさん落ちている。
パキパキと踏みしめながら走っていくが、落ち葉の下に枝が突き立っていたりするとパンクは必至だ。
MTBなら楽なのになぁ。
こういう道はMTBに軍配が挙がる。

運河水門.jpg

再び利根運河を走り、水門から利根川CRへ。
向かう方角は南東。
さらに追い風になったのか、時速37km巡航が可能になった。
短時間でどんどん進んでいく。
これぞロードレーサーの醍醐味だ!

41kmまでスピードを上げると、1分で息も上がる。
35〜38kmなら数分間は持つ。
疲れても30km以上だ。

筑波山方面.jpg

筑波山がはっきり見える。
つくばエクスプレスの陸橋が、筑波方面へ続いているのが分かる。

快適に走っていた利根川CRだが、急に舗装路が途切れた。
また砂利道だが、迂回路はない。
パンクしないように、時速14km以下の巡航になってしまう。

MTBならこういう砂利道は逆に張り切って、23kmくらいで後輪を滑らせて走るんだが…。
やはり、ロードは舗装路だけだな。

砂利道の振動もツラくなってきたし、パンクも怖いので一旦、土手から下りて一般道を走る。
しかし狭い上に交通量が多く、僕が35km以上で走っても車は50km以上で走ってくるので追い付かれてしまう。
僕の後ろに渋滞を作るのも嫌なので、また土手に向かう。

利根川CR.jpg

砂利道を我慢して走っていると、道が途切れた。
自転車を担いで堤防を下りていくと、低く設定された堤防があり、その上を走れる。

利根川CR2.jpg

ここは、利根川が増水した時に、敢えて川からここに水を引き入れて氾濫を防ぐためのものだ。
田畑は水浸しになってしまうが、民家は助かる。

手賀大橋.jpg

国道6号が見えてきたので、6号を渡って今度は手賀沼へ向かう。
手賀沼CRを西に向かうとまた向かい風だが、さっきよりは風が弱くなっている。
時速26〜28km巡航が可能だ。
MTBだと頑張っても22km巡航だったので、平均速度で5kmアップだ。

江戸川→運河→利根川→手賀沼とCRを繋いできた。
車が走ってないし、信号はないし、やはりCRは良いなぁ。

今日の走行距離は51kmだった。
折り畳み自転車で51km走るのと比べると、全然疲れなかった。
さすがロードレーサーだ。
ニックネーム SNJ at 21:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年11月18日

六実の体育館へ

今日は半年振りくらいに体育館に行って、フットサルをした。
夕方5時から7時まで、2試合やって1試合休みという具合だったが、長いと思うくらい大いに走った。

最後の方は、ヘロヘロで腰砕けになっていた。
軸足が踏ん張れず、ボールを蹴るのもおぼつかない。

久しぶりだったのもあるが、実は体育館に来るまでに自転車で12、3km走っていたからかもしれない。
イチョウの葉が舞う中を走るのは面白かった。
枯れ葉を踏むと砕け散ってしまう。
それが儚い。

道沿いの民家の人が舞い散る枯れ葉を掃き掃除しているので、あまり枯れ葉を粉々にする事はできない。
僕は掃かないし。儚いから。

そんで昔、通っていた仕事場付近のお店に寄って、昔よく食べていたラーメン屋に寄ってから体育館に向かったのだ。
運動の20分前にラーメンを食べたので、走っていてラーメン吐きそうになった…。
吐かなかったけど。儚いから。


問題は帰り道だった。
7時を過ぎ、真っ暗で寒風も吹いてきている。
その中をヘロヘロの脚で自転車を漕いで帰らなければいけない。
体育館から自宅までは、7〜8km。

体育館は、これまた昔通っていた高校の近くなので、この辺の地理は知ってるつもりだった。
(近道をして帰ればいいや)
そう思って、車で来た友人と別れて住宅街を進んでいく。

(知らねーッ!)
僕が高校に通っていたのは15年前だ。
道も変われば、住宅街も増えている。
僕は住宅街で迷子になった。

住宅街の路地に入っては行き止まりで戻るの繰り返し。
周りは暗くて、どこだか分からない。
民家の窓の灯りが暖かそうに見える。
僕は迷子になって、心も身体も寒い。

かなり迷って走っても、見覚えのある道に出ない。
この辺は坂道も多いので、下ってから間違えに気付くと登るのがキツイ。
(そうか、もう高校時代の事は忘れてしまっているんだな…)
暗くて見えないのもあるが、通学していた道を覚えてないのが悲しい。

ようやく知ってる道に出た。
(こんなに遠かったっけな?)
迷って無駄に走っていたので、距離ばかりが増えていく。

かつて毎朝挨拶していた犬はもういない。
僕に吠え掛かった犬もいない。
(あの日々は、やはり遠い過去の事なんだな…)
思い返してみるが、そういや高校時代は面白い事なんてなかったな…。

すごいテンションの落ちっぷりで帰宅。
走行距離は23kmだった。
かなり坂を登ったが、高校時代も毎日そんなに登っていたんだろうか?
ニックネーム SNJ at 23:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年11月17日

庭園

昨日は久しぶりの休みだったので、友人2人に会いに自転車で出掛けた。
友人は池袋の西側に住んでいるので、僕の地元の柏からだと遠い。
なので、とりあえず池袋までは電車に自転車を積んで輪行した。

池袋駅から西に向かう。
1人目の友人とご飯を食べて話してから、2人目の友人宅を訪れると外出中。
はるばる走ってきたが、会えずに残念。連絡が急すぎたか…。
渡す予定だった3千円を郵便受けに入れてから、東に向かう。


目白駅.jpg

新青梅通りから目白駅前を通過。
目白通りから神田川へ下って行くと、新江戸川公園というのがある。

新江戸川公園.jpg

園内に入ると池があり、紅葉も少し始まっていて和む。

新江戸川公園2.jpg

公園は丘陵地に設置されていて、高低差もあり歩いていて飽きない。

新江戸川公園3.jpg

女子高生たちが散歩をしているが、日本庭園に学校帰りの女子高生がなんか似合わない。
修学旅行みたいな…。

この公園は、友人RA君が先月結婚式を挙げた椿山荘の隣りに位置する。
新江戸川公園という事は、江戸川公園もある。

新江戸川公園前.jpg

江戸川公園は川沿いに設置されている。
椿山荘の日本庭園と合わせて、緑豊かな地域である。

椿山荘と新江戸川公園の間に激坂があり、胸突坂という。
自転車で登ってみたが、前輪が浮き上がりそうになり、半分も登らずに自転車を降りた。
動悸は激しくなり、正しく胸突坂だ。

坂を登ってまた自転車に乗って走っていたら、後ろからロードレーサーに抜かれた。
道は一本道だし、あの坂を猛スピードで登ってきたのだろうか?
スゲェ…。


目白台から坂を下っていくと、神田川沿いに出る。
住所は水道。そして後楽となる。
東京ドームや水道橋駅の辺りだ。

後楽園.jpg

東京ドームの隣りに位置する小石川後楽園に立ち寄る。
水戸藩主の祖、徳川頼房と2代目光圀の世に渡って造成された庭園だ。
入場料は300円。

後楽園と東京ドーム.jpg

庭園に入ると、まず大きな池が見え、その向こうに東京ドームの屋根が見える。
日本庭園とドーム球場の対比が面白い。

後楽園とジェットコースター.jpg

静寂な庭園だが、時折りジェットコースターの音と絶叫が聞こえてくる。
目の前の風景と音の違いで、不思議な気分になる。

後楽園2.jpg

園内には老人も多いが若い人も多い。
カップルもいるが、若い女性が一人で歩いていたりもする。
何故に若い女性が一人で…。僕も一人だけど。

後楽園滝.jpg

園内には滝もある。
滝のそばでつまずいているお年寄がいた。庭園に見とれていたのかもしれない。
庭園の起伏は意外にある。
お酒の匂いのする老人を追い抜いて先に進む。

円月橋.jpg

円月橋。
水面に映った影が満月に見える。

後楽園の鳥.jpg

鳥だ!

後楽園船着場.jpg

船着場。
かつてはここから池に漕ぎ出していたのだろう。
暗いとこから明るい池に飛び出ていくという、ワクワクする仕掛けだ。

後楽園3.jpg

庭園はアトラクションだ。
庭園を歩くだけで、ストーリーがある。
ふと、旅をしている気にもなる。

後楽園内庭.jpg

峠(庭園内における盛り土)を越えて内庭へ。
この池に流れ込む水は、寝覚滝と木曽川と表記してあったので、信州をモチーフにしてあるようだ。

手元を見ると入場券がない。落としたらしい。
退園する時に入場券提示を求められたら嫌なので、探しに戻る。

戻るとすぐに、券が落ちているのが見付かった。
が、歩いてきたおじいさん軍団が、気付かずに僕の入場券に歩み寄っていく。
踏まれたらマズイ!
僕が早いか、おじいさんが踏むのが早いか!

おじいさんの足が、券の上に被さった。
「すいませ〜ん」と言いながらおじいさんの足元から券を拾う。

(またいつものように間が悪いのか…)
そう思いながら見ると、靴の隙間に入ったようで汚れていなかった。ラッキー。

後楽園ゴミ箱.jpg

いちばんキレイな紅葉の木の下に、ゴミ箱が4つ置いてある。
紅葉を大きく写すには、ゴミ箱の隙間に入り込まなければ撮れない。

後楽園4.jpg

僕はゴミ箱の狭い隙間に入って写真を撮った。
あの置き方はなんとかして欲しいもんだ。

そして後楽園を後にする。
園内の売店の甘酒が飲みたかったが、先を急ごう。

不忍池の蓮.jpg

後楽園から出ると日も暮れてきたので、上野の不忍池を通って上野駅から電車に乗って帰った。
この日の走行距離は43kmだった。

東京を走るのも楽しいもんだ。
だが、一人で庭園を回るのも寂しい。
誰かと語らいながら庭園を散策する方が、きっと楽しいだろう。
ニックネーム SNJ at 23:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年11月03日

新松戸

今日は文化の日。祝日。
午前中は曇天模様だったのが午後から晴れてきて、居ても立ってもいられずに自転車で出掛けた。
太股は痛むが、漕げないほどではなくなった。

出掛けるのはいいとして、どこに行こうか?
夏以来の手賀沼も捨てがたいが、今日は新松戸駅の方へ行ってみよう。

友人のキューピーさんとの待ち合わせで新松戸を使ったが、自転車で近道を行こうとすると迷子になる。
2回行って、2回とも道に迷った。
どうやら僕は、新松戸駅周辺がよく分からないらしい。
今日は駅周辺を覚えよう。


電車で新松戸駅を通るとき、ホームから見える東側の丘が気になっていた。
緑の多いその丘の上に行けば、見晴らしも良いかもしれない。

国道6号から新松戸駅の方へ入っていく。
国道6号と常磐線と武蔵野線に囲まれた一角が、丘陵地帯になっている。
登って下りての繰り返しで、さらに道がカーブしていて目的地を見失う。

坂の上から向かいの丘を見ると、あの辺に向かえばいいと分かるが、坂を曲がりながら下りると民家で見通しが利かず、どこに向かってるのか分からなくなるのだ。
太陽を目標にしておけば方向は間違わなかったのに。

坂を下りていって道なりに右に曲がって、また右に曲がって坂を登ると、さっき走っていた道に出る。
住宅街の迷路だ。

武蔵野線沿線.jpg

ようやく武蔵野線の線路に到達。
この線路に沿っていけば新松戸駅だ。
しかし、線路沿いに道はない。

武蔵野線沿線2.jpg

道なき道ならあるが、どこに続いているのか不明だ。
乗っているのがマウンテンバイクなのでこれくらいの階段なら走れるが、ヘタに下りるとまた登らなければならないのでやめておこう。

武蔵野線沿線3.jpg

線路から一旦離れ、再び線路に出くわす。
ここはなかなか見晴らしが良い。
右端に見える駐車場のある高い建物は、僕がよく行くトイザらスだろう。
線路脇で写真を撮る僕を、少年がサッカーボールを蹴りながらじろじろ見て通り過ぎていった。

武蔵野線沿線4.jpg

さらに丘陵地帯を走っていくと、駅の近くまで来た。
この階段の右下方向に新松戸駅があるが、長い階段しかない。
住宅街の中を走り回ってみたが、階段以外に駅に降りていく道はなかった。


新松戸駅探索の後は、大きな自転車屋に行ってみる。
大量に陳列された自転車をみて、新しい自転車が欲しくなった。
また今度だな。

行き止まり.jpg

そこから家に帰る途中も、坂を見つけるたびに登ってみたが、見晴らしの良い場所はなかった。
やはり山に行かなければ…。

今日の走行距離は22km。
多くの坂を登って疲れたが、そんなに走らなかったな。
ニックネーム SNJ at 23:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年11月01日

2005年7月の日記より

2年前の夏、2005年7月の日記より引用してみた。
その頃は泊まりの仕事中、寝る前に自転車に乗って走り回っていたようだ。
だいたい夜の11時から深夜1時過ぎくらいの時間帯だろうか。就寝前のひと運動といった趣きだ。

そして季節柄、走っていたのは霊園沿いの道だった。
何を思っていたんだろう?

==========

今日は、仕事を終えた夜中に、自転車で近所の大きな霊園に行く。
とは言っても、夜に霊園内を無目的に走り回るのも罰当たりなので、霊園の周りを一周することにした。

ノリノリの音楽を聴きながら、右手に霊園の塀を見ながら走る。
大きな霊園だ。
もちろんお墓も多いが、塀で隔てられているからか、そんなに怖くない。

だがふと見ると、左側も墓地であるのに気付いた。
墓地に挟まれた道だった。
左側は、お墓がすぐそこなので少し怖い。
雰囲気のある、なかなか良い道だ。

一周して、仕事場に戻る途中、自転車のギアが固まり動かなくなったり、ポケットから携帯が落ちてフタが開いて電池が飛び出たり。
なかなか良い夜だった。

仕事場に戻り、独りでキョンシー映画を観る。昔、キョンシー映画が好きだったので、この前買ってきたのだ。
最近はDVDをよく買う。1ヶ月で15本くらい買ったろうか。
買いすぎだな。霊園を走って涼しくはならなかったが、懐は寒くなった。

==========

楽しそうに書いているが、このあと僕は霊園サイクリングをやめた。
それは何故か?

==========

先日、霊園サイクリングをしたと友人に話したところ、その霊園は「出る」という事を聞いた。

友人が、その霊園のそばに住む先輩の家に行った時、先輩の家に犬がいたそうだ。
犬が廊下を歩いていたという。

「先輩、犬飼ってんですね」
「昔飼ってたけどもう死んじゃったよ」

その友人は、特に霊は信じないが、見てしまったからそれはしょうがないと言っていた。
これを聞いて、僕は『霊園サイクリング』を引退する事にした。

==========

という事だ。
そんな僕も、この前は心霊トンネルに入ったりしている。
変わらないなぁ。
ニックネーム SNJ at 13:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年10月20日

自転車奇行・青梅〜飯能編11 〜帰路〜

ズッピュリ、グチョリ

濡れた靴で自転車を漕ぐ。
天気は良いのに気持ち悪い。

高麗川駅.jpg

モニュメントが特徴的な、高麗川駅に到着。
自転車を折り畳むも、日陰がなく汗だくになる。
駅前の自販機で麦茶を買おうとしたら、ガコッと音がしたものの、引っ掛かって出てこない。
取り出し口から手を突っ込んでみても、引っ掛かってるとこまで届かない。

自販機に表記されてる連絡先に電話すると、後日150円を書き留めで送ってくれるという。
正直150円はどうでもよかったが、このまま故障してると後が迷惑になるので連絡しただけだ。
電車の時間が迫っていたので、早口でのやり取りになってしまった。

電話を切ると、急いで改札を抜ける。
そろそろ川越行きの電車が来る時刻だ。
しかし、ホームに電車が来ない。
向かいのホームにディーゼルの列車が停まっているが、それは逆方向の高崎行きだ。

そこで気付いた。
ディーゼル列車の向こうに、いつの間にか電車が来ていた。
「あ!向こうのやつだ…」

電車は発車していった。
ディーゼルの音がうるさくて、電車が来たことに気付かなかった。
乗り遅れるんだったら、もっとゆっくりしてればよかった。

20分以上待つと、次の川越行き電車が来た。
乗ろうとするも、ドアが開かない。
慌てて開いてるドアに回って乗り込んだ。
どうやら、中からボタンを押して開けるドアのようだ。

車内を移動中、脚を組んで本を本出るおじさんのスネに自転車のタイヤが当たった。
「すみません」
僕は謝ったが、おじさんはよほど痛かったのか舌打ちして自転車を蹴ってきた。
靴は濡れるわ、自販機は出ないわ、電車に乗り遅れるわ、踏んだり蹴ったりだ。

後は電車を乗り継いで、出発駅の新松戸へ。
学生の下校時間帯に被って、電車内は女子高生でいっぱい。
自転車を引き連れた僕らは、とっても邪魔モノになってしまった。

そして新松戸に帰着し、自転車を組み立てて解散。
この日の走行距離は、43kmとなった。
50kmに届かず、残念。新松戸から家までの往復距離を入れれば、56kmくらいだけど。
登った標高は、合計で500m弱だろうか。まあまあかな。


新松戸から自宅へ帰る途中、急な坂があった。
自転車に乗った母親と小さい女の子が、二人とも坂の手前で自転車を降りた。
その横を僕は自転車に乗ったまま登っていく。

「あの人、自転車で登ってる〜」
女の子はビックリしていたが、さっき登った山王峠に比べたらこんな街中の坂など大したことない。

帰宅して体重を計ると、1.8kgほど減っている。
だが、目標の2.5kgにはほど遠かった。
ラーメン食べた時に、水を7杯飲んだのがいけなかったかな。


今回の旅は、初めての青梅が楽しかった。
のどかな風景が脳裏に焼きつく。
キューピーさんも青梅を気に入り、また訪れてみたいそうだ。

   −青梅〜飯能編・完−
ニックネーム SNJ at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年10月19日

自転車奇行・青梅〜飯能編10 〜お彼岸の巾着田〜

クリーンセンターから入間川に向かって下る。

割岩橋.jpg

入間川を渡って数百メートルで飯能駅だ。
僕は飯能駅に来るのは、去年の年末から数えて3回目だ。
なんだか駅周辺も覚えてきて、馴染みの駅になっている。

時刻は午後1時過ぎ。
駅の近くのつけ麺屋で昼食にしよう。
店の前に自転車を停める時に、キューピーさんが自転車ごと転びそうになった。
かなり脚にきているのだろう。

二人とも、つけ麺を注文した。
麺が運ばれてくるまでに、僕は水を3杯飲んだ。
身体が水分を欲している。

つけ麺は美味しかった。
僕は大盛りを頼んでしまったが、食べきれずにキューピーさんに食べてもらった。
食べ物は入らないが、水は7杯飲んだ。

お腹いっぱいになって、再び自転車を漕ぎだす。
向かう先は巾着田(きんちゃくだ)。
僕が春に桜を観に行ったところだ。

飯能駅の北側から日高市にかけての道は、ほとんど歩道がない。
歩行者は、真横を大型トラックが通るので大変だろう。トラックからすれば歩行者が邪魔だろうが。
僕はいつも苦労するので通りたくないが、他に道がないので仕方ない。

僕はタイミングを計ってトラックの来ない隙に飛ばすが、脚にきているキューピーさんが心配だ。
トラックを背負って走ってくるキューピーさん。
写真を撮りたかったが、僕にも余裕はない。

巾着田への脇道に入った。
車が擦れ違えない狭さだが、人で溢れている。
出店も多い。
何故かと言えば、巾着田ではヒガンバナがシーズンだからである。

巾着田ヒガンバナ.jpg

人の流れに沿って行くと、巾着田に到着。
ヒガンバナが咲き誇っていて、すごい人出だ!
春は菜の花と桜で黄色&ピンク、秋はヒガンバナで真っ赤に染まる。
これで僕は、春と秋と巾着田のベストシーズンに来たことになる。

当初のダイエット計画では、ここから見える日高山に登る予定になっていた。
日高山は、僕が春に登って楽しかった山だ。
僕は自転車で登ったが、今回は徒歩での予定だ。

「日高山に登りますか?」
「もう限界です…」
キューピーさんが限界を迎えているので、名栗湖に続いて日高山も却下。

巾着田川原.jpg

巾着田の周りの河原で一休み。
川を自転車で渡ろうと思ったら、タイヤが川底の砂利に沈んで転びそうになり、僕は靴ごと川に入ってしまった。

高麗川で.jpg

どうせだから裸足になって川遊びだ。
裸足で川に入るのは、何年振りだろう。
あれ?8月の旅行で、河原の露天風呂に浸かった後に川にも入ったな…。

砂利が痛くて、川の中は歩きにくい。
川には小さな魚が泳いでいる。
魚を踏まないか心配なくらい泳いでいる。
(さっき自転車で川を渡ろうとした時に、轢いてないだろうな?)

時刻は午後2時半。
とてものどかな昼下がりだ。

これで、計画してたことは終わった。湖と山は却下したけど…。
少し早いが、帰路に着こう。
僕は濡れた靴で自転車を漕ぎ出した。

   〜続く〜
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2007年10月18日

自転車奇行・青梅〜飯能編9 〜畑トンネル〜

山王峠を下ってから向かう先は、畑トンネル。
先ほど通った旧吹上トンネルに続いての心霊トンネルだ。
飯能市内のクリーンセンターの裏手に位置し、今では使われなくなったトンネルである。

トンネル南側からアプローチしようとすると、工事車両が道を塞いでおり、工事のおじちゃんが道に寝ている。
その横を通り抜けていくのは気まずいので、トンネル北側から向かうことにする。

クリーンセンターに向かって上り坂を往く。
さっきの山王峠で今日のキツい登りは最後だと思っていたのに、ここの上り坂もキツかった。
一直線に登っていく。
そうか、トンネルがあったという事はやはり山だったのだ。

キューピーさんは自転車を降りたらしい。後ろを見ても付いてきてない。
僕は坂に喰らいついたが、ヨレヨレになって道沿いの植物に突っ込んだ。
枝に棘があったらしく、肩を擦り剥いた。
そこに汗が滲みる。

畑クリーンセンター.jpg

クリーンセンターが見えてきて、登りは終わった。
センター脇に草が生い茂った道が見えるが、そこが畑トンネルへの道だろう。
キューピーさんが登ってくるまで、どろどろに溶けたチョコを食べて待つ。

キューピーさんが来るとトンネルへ向かう。
道は未舗装だが、元々は舗装路でその上に泥が溜まったのかもしれない。

畑トンネル北側.jpg

畑トンネルは草に覆われて、その口を開いていた。
昼だからいいものの、この草模様を見ると夜は怖くて入れない。

トンネルは短い。
内部には落書きが多いが、キレイなトンネルである。
路面も荒れていない。

畑トンネル1.jpg

写真を撮ると、1枚目は何もなかったが2枚目に玉が写った。
上に一つ、下に一つ。

畑トンネル2.jpg

トンネルを進んで行くと、場所を変えて写る。
位置関係は上に一つ、下に一つのままだ。

トンネルを抜けると、日差しが眩しい。
こちらは南側なので、北側よりも明るい。

トンネルを戻る。
戻りは何も写らなかった。

カメラなどをリュックに入れて帰る準備をしていると、どこからか声が聞こえる。
トンネルを見ても誰もいない。

「声が聞こえません?」
「どこですかね?」

二人でキョロキョロしたが、何の事はない。
トンネル横のクリーンセンターで、清掃員がしゃべっていた声だった。

「さて、行きますか…」
クリーンセンターの前に戻る。

畑クリーン前.jpg

センターの向かいには削れた山があり、その向こうは真っ平らな空き地が広がる。
空き地のさらに向こうには大きな団地があり、元々は畑峠といったこの辺は開発の波に飲み込まれたようだ。

その開発地区に押されて森林が消え往く中、今は廃トンネルとなった畑トンネルが、クリーンセンターの陰に隠れてひっそりと存在している。
人を寄せ付けない心霊トンネルとして…。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 13:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年10月12日

自転車奇行・青梅〜飯能編8 〜小沢峠から山王峠〜

小沢トンネル手前で、勾配10%はあるのではなかろうかと思われる坂が出現!

小沢トンネル手前.jpg

キューピーさんは一切登らずに、諦めて自転車を降りた。
僕は坂の下で呼吸を整えてから登ってみたが、半分で失速。足を着いた。
最後にこんなのが待ち構えていたとは…。


さて、この後は目の前の小沢トンネルを抜ければ、東京都青梅市から埼玉県飯能市になる。
トンネルを行っても構わないが、長いトンネルだと呼吸がツライ。
6月に、日光から足尾に抜ける長さ3km近い日足トンネルで苦労して、交通量の多いトンネルは嫌いになっている。
現に目の前で車がトンネルに入ると、轟音が響いている。

小沢峠へ.jpg

これなら、トンネル右手から登山道を行ってみるのも手だ。
山道を標高で5〜60mも登れば小沢峠だろう。

試しに登山道を登ってみると、もの凄い勾配だ。
しかも、木の枝や折れて横たわった竹が邪魔で走りにくい。
登る時は自転車を手押ししていけばいいが、峠を越えて下りる時も地面がこんな感じだと、自転車に乗れずに手押しして疲れるだけだ。

「ちょっと先を見てきます」
自転車を置いて、僕だけ山道を登って先の様子を窺ってみると、丸太が倒れて道を塞いでいる。
ただでさえキツイ勾配で、丸太を避けながら自転車を押していくのは難しそうだ。

「戻りましょう…」
僕らは、せっかく登ってきた山道を引き返した。
自転車に乗って下ってみたが、怖いのなんの。
横たわった竹でスリップして崖下に落ちそうになった。

小沢トンネル.jpg

結局、小沢トンネルを往く。
心霊トンネルではないのだが、中はとても涼しい。
どのくらいの長さか分からなかったが、すぐに通過できた。

ここから待望の下りだ!
「ヒャッホ〜ゥ!」

2分も掛からずに下りは終わった…。
分岐に差し掛かり、ここで選択。
右に行くと飯能市街地、左に行くと名栗湖がある。

名栗湖への分岐.jpg

向こうの山々の間に名栗湖があり、100mの標高を登る。
当初の予定では名栗湖に向かうはずだった。ダイエット目的なのだからキツい計画になっていたのだ。

「名栗湖どうしましょうか?」
「やまめすか…」
僕らは右へ、飯能市街地へ向かった。

入間川沿いの道を下る。
何人ものロードレーサーとすれ違う。
僕らの2倍のスピードで走っている。

山王峠への分岐.jpg

数キロ進むと、東京への近道、山王峠への分岐。
僕らは山王峠に向かう。90mほどの登りだ。

日差しが強くなってきたので、僕は自販機で飲み物を買った。
その隙に、木陰でキューピーさんが弁当を食べ始めた。
朝、青梅駅前で買った弁当だ。
すっかり温まっている。

山王峠へ.jpg

エネルギー補給の後、山王峠に挑む。
標高差が少ないと侮っていたが、勾配がすごい。
キューピーさんはすぐに足を着いた。
僕も今にも足を着きそうだ。

急勾配を蛇行しながら登るも、峠まであと少しで自転車を降りた。
大量の汗が垂れてくる。
腕を振ると、腕の汗が手の先に集まって、もう一度振ると汗が飛んでいく。
水芸だ!汚い!

その僕の指先にテントウ虫が止まった。
塩分が欲しかったのだろうか?
指を高く翳すと、テントウ虫は飛び立っていった。

山王峠.jpg

どうにか山王峠を登り切る。
『勾配10%』の標識があった。そりゃあキツイわけだ。
今日はここまで、合計400m以上の標高を登っている。

日陰のない山王峠から下っていく。
道端には花が咲いていて、気分が良くなる。
民家には蔵があり、風情もある。

山王峠から.jpg

花越しにキューピーさんを。
テンションも上がる。
心なしか、気温も上がったかな。31℃以上だ。

この道を真っ直ぐ行くと、また青梅市に戻ってしまうのだが、僕らはもう青梅には戻らない。
青梅市寸前で、東に進路を取る。

なぜ青梅に戻らないのに山王峠を越えたかと言えば、ダイエットの為と、もう一つの目的の為だ。
僕らは、そこに向かってひた走る。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年10月12日

自転車奇行・青梅〜飯能編7 〜鈴の音〜

旧吹上トンネルを抜けると、下に新吹上トンネルを通るトラックが見える。
これから僕らが走っていく北の方向の眺めも良くなる。

旧吹上から下り.jpg

新トンネルへ向かって坂を下る。
旧トンネルが現役だったころは、この道を車が通っていたのだろう。
対向車線もあるが、今はアスファルトが草に覆われてしまっている。

リンリン、リ〜ン

坂を下ってる途中、鈴の音が聴こえてくるのに気付いた。
(どこから聴こえてくるんだ?)
心霊スポットを通った後なので不安になる。

リンリン、リ〜ン

音はずっと付いてくる。
まるで僕の後ろを追い掛けてくるかのように!

そこで気付いた。
そういや、背中のリュックにお守りを入れてた。その鈴だ…。


坂を下りて車道に合流すると、成木街道を北西へ進む。
ここから次の小沢トンネルまで、標高差200mほどの登りになる。

成木の集落.jpg

成木の集落も沢に沿って広がり、雰囲気が良い。
気温も上がり、汗が噴き出してくる。
それでも、坂が緩やかなのでけっこう楽だ。

楽だと思っていたら、だんだんと勾配がキツくなってくる。
楽だった分、ここからが踏ん張りどころだ。

でも、踏ん張る前に一休み。
休憩中の僕らの前を、ロードレーサーに乗った人が猛スピードで走り抜ける。
まるで平地を走っているかのようだ。

それに触発されて僕らも走り出すが、キツくなった勾配と暑さにやられ始める。
民家が減って森に囲まれてきたが、集落と集落の間なのだろう。
「ヒィヒィ、ハァハァ」
前を走るキューピーさんも苦しそうだが、何とか登っている。

背後に気配を感じたので振り返ると、またロードレーサーが来ている。
サングラスを掛けた60歳以上の方に思えるが、どんどん僕らに追い付いてくる。

抜かれた。
背中が遠ざかる。
やがて見えなくなった。
ロードレーサーと折り畳み自転車の性能差があるとはいえ、年齢差を考えると僕らが不甲斐ない。

負けるもんかと踏ん張って登っていると、今度は前方からランニング中のおじいさんが下りてきた。
先ほどの方より、年齢は上っぽい。

「こんにちは〜っ!頑張ってるね〜!」
おじいさんは元気に挨拶をしてきた。
「こ、こんにちは〜」
僕らは元気のない挨拶を返す。

おじいさんは上半身が裸。
日焼けをして引き締まった身体である。
僕らは日に焼けず、青白い肌。タプタプのお腹である。

おじいさんは風のように駆け下りていった。
この差は何だ!?

「この辺は、ああいう人多いんですかね?」
「山に囲まれてるから、老人でも体力あるんですかね?」
僕とキューピーさんで不思議がる。

そしてまた休憩。
脚はまだ大丈夫だが、暑くて参った。

成木の登り.jpg

一休みしてまた登り始めると、民家が多くなってきた。
坂は緩やかになるが体力がなくなっているので、やっぱり坂はキツい。

リンリン、リ〜ン

また鈴の音が聴こえる。
僕の背後からではない。
(どこだ!?)

見ると、横の民家の軒下に風鈴が揺れていた。
なんの事はない。過敏になっているだけだ。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年10月11日

自転車奇行・青梅〜飯能編6 〜旧吹上トンネル〜

旧々吹上トンネルから戻ると、停めておいた自転車に乗って、今度は旧吹上トンネルを目指す。
心霊スポットとしては、旧々トンネルの方が怖いらしい。
怖い方を先に見終えたので、いくぶん気は楽になる。

坂を上っていると、僕の前を何かが横切った!
ムカデだ!
無事に回避。
こんなとこでムカデに出会うと不気味だ。

キューピーさんが追い付いてくると、二人で旧トンネルへの分岐を入っていく。
蝉時雨の中、トンネルが見えてくると、僕は思わず叫んでいた。

「怖ッ!!」

なんと、トンネルの前に我々を拒むかのように霧が立ち込めている!
先ほど…40分ほど前だろうか、僕だけ道を間違えて一旦ここへ来たが、その時には霧はなかった気がする。
あくまでも気がするだけで、きっとさっきも霧があったのだろうが。

旧吹上霧.jpg

時刻は午前9時過ぎ。
この日の最高気温は31℃以上だったので、この時間で26℃以上はあったと思うが、朝靄のようになっている。
トンネルの入り口に湧き水が溜まってるので、トンネル内の温度が冷たくて温度差で霧になっているのかもしれないが、不気味だ。
トンネル内は、そんなに寒いとでもいうのか?
冷気が、いや、霊気が漂っているのだろうか!?

不気味だが、このトンネルを抜けないと先に進めないので、自転車を押して通り抜けよう。
セミの鳴き声が、現実に引き戻してくれる。

霧は、僕らが着いた時にはかなり出ていたが、不思議とどんどん晴れていった。
霧の中に入ると、霧は見えなくなる。そんなとこだろう。

キューピーさんにビデオカメラを渡して、僕が先に入っていく。
キューピーさんのモニターには、暗闇に入っていく僕の後ろ姿が映し出されている。

旧吹上入り口.jpg

「ああ、ちょっと怖いですねェ。田中さんが暗くて見えなくなりました」
僕はトンネル内に入りきった。
キューピーさんも後から入ってくる。

ミーンミンミンミン、ミ〜〜ン
カツーン、コツーン

トンネル内にセミの鳴き声と靴音が響く。
僕はデジカメで写真を撮りながら進む。
この上に位置する旧々吹上トンネルではいくつもの玉が写ったが、ここではどうか?

旧吹上トンネル2.jpg

写った!
見やすいようにコントラストを明るくしてあるが、実際はトンネル上部にライトが点いてるものの真っ暗だ。
矢印を付けた以外にも、玉はたくさんある。

旧吹上トンネル4.jpg

キューピーさんを写すと、また囲まれている!
先ほどと同じく、キューピーさんの真横に写っていたので、僕はまた何も言えなくなった。

ここから先の写真は、暗すぎてデジカメのモニターでは確認できなかった。

旧吹上トンネル7.jpg

パソコンでコントラストを変えると、浮かび上がる玉。
僕も囲まれてた!?
トンネルの模様の可能性も大だが…。
たぶん埃や塵。

旧吹上トンネル8.jpg

振り返って、入ってきた方向を撮る。
元画像は逆光で真っ暗だが、コントラスト変更で見えてくる。

出口が近付いてくる。
何枚撮っても、真っ暗な写真しか撮れないので、あとは適当に流そう。
(もう写らないかな)

旧吹上トンネル9.jpg

…と思っていたのに、コントラストを変えるとたくさん写っていた。
しかも、僕の目の前。

念のため、今までに撮った他のトンネルの写真のコントラストを明るくしてみたが、玉は浮かび上がってこなかった。
浮かび上がるのは、ここだけだ。

旧吹上トンネル出口.jpg

僕がデジカメのモニターを確認して止まっている内に、キューピさんは先にトンネルを抜けた。
僕も続いてトンネルを抜ける。
現実の光が眩しい。

玉は写ったけど、顔が写ったり声が聞こえたりとかはなかった。
病も霊も気から。
気分を保てば、ただの塵。場所柄もあるし、思い込めば、霊。
それでいいか。

これで吹上峠は越えた。
さぁ、青梅の山々へ走り出そう。

   〜続く〜
ニックネーム SNJ at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車奇行2007

2007年10月07日

自転車奇行・青梅〜飯能編5 〜旧々吹上トンネル〜

逆光かもしれない。
カメラの汚れかもしれない。
埃や塵、水滴にフラッシュが反射しているのかもしれない。
妄想かもしれない。

逆光なら直線状に並ぶだろうし、カメラの汚れならば同じ位置に写るはずだ。
水滴にしては落下のブレがないし、埃や塵ならもっと細かいのではなかろうか?

その玉みたいなモノは、我々のそばに寄ってきているようにも見受けられる。
果たして…?
ただ一つ言える事は、何かがそこにあり、光学的には捉えられたという事だ。


旧々吹上トンネルに入って1枚目の写真には、前述した通りに何も変化がなかった。
2枚目にもキューピーさんの後ろ姿以外は何も見えない。
そして少し奥に進んで、3枚目…。

出口のところに、丸い玉みたいのが薄っすらと写った。
僕は、出口の光がブレているのだろうと思っていた。

旧々行き.jpg

だが、家に帰ってパソコンで確認してみると、いくつかの玉が写っていた。
僕の真ん前、キューピーさんの前方にもある。
画像は見やすいようにコントラストを明るく変え、矢印を書き込んだが、それ以外に加工はしていない。
壁の模様かもしれないが、円状になっているので壁の模様ではないと思う。

僕は光の加減だと思って先に進む。
念のため、もう一枚撮ってみたが何もない。

旧々行き2.jpg

…と思ってたが、帰宅後に確認すると、やはりキューピーさんの前方に小さく写っていた。
僕は気付かずに、そのまま出口へ。


今度はトンネルを戻る。