2007年03月02日

ちっぽけ

ちっぽけな自分が、ちっぽけなアリを踏み潰しても、
そんなちっぽけな事には気付かなくて。

だから、
甘いものが大好きで、甘いものばかり食べて大きくなっちゃったアリが、ちっぽけな自分を踏み潰しても、
向こうはそんなちっぽけな事には気付かないだろう。
ニックネーム SNJ at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩っぽり

2007年03月02日

冬の星空

冬の澄んだ星空を見ると、心も澄んでくる。

透明でどこまでも深い夜空に、散らばる宝石。
思わず数を数えてしまい、ふと思う。

向こうからも、誰かが数えてるのかな?

どこかの星に誰かが住んでいて、その誰かもこちらを見上げているのかもしれない。

きっと、向こうから見上げている誰かも、こちらを見てこう思うはずだ。

「宝石いっぱいだ」


…そして僕は、我に返るとこう思う。

地球は恒星ではなく惑星だから、向こうから見えるはずもないか。
だったら、こちらから見えている恒星にも人はいないだろう。

現実は厳しい。
ニックネーム SNJ at 01:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩っぽり

2007年03月02日

出来損ない

出来損ないが、自らを出来損ないだと認識した時、出来損ないではなくなる。

完璧なる者が、自らを一切出来損ないとは思わない事で、完璧なる出来損ないとなる。
ニックネーム SNJ at 00:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 詩っぽり

2007年03月01日

自転車

自転車に乗ってペダルを漕いだら、タイヤが一回転。
漕げば漕ぐほどにタイヤは回って、何回も回って、
僕はどんどん速くなる。
僕はどんどん遠くへ行ける。

何だか力が湧いてきて、
何だか強くなった気がして、
何だか誇らしくなったり。

朝、昼、夜。
どのくらい漕いだろう?
たくさんタイヤを回したはずだ。

朝、昼、夜。
地球が一回転。
僕が進んだ全ては、地球の自転で揉み消されてゆく。
ニックネーム SNJ at 02:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 詩っぽり

2007年03月01日

からっぽ

からっぽになったら、もう何もない。
何も入っていないし、何も出てはこない。

その分、何かを入れられるかもしれない。
たくさん何かを入れられるかもしれない。

詰められるだけ詰めていっぱいになったら、また出してしまおう。
入ってるだけ出してしまおう。
重かったものが、軽くなる。

軽くなったら、風任せ。
どこで何を入れようか?
そして何を出してみようか?

例えからっぽになっても器だけが残るなら、それはそれでいい。
ニックネーム SNJ at 01:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 詩っぽり

2006年10月05日

懐古王

「あの頃は良かった」と、今日この日に思っても、
いつかの未来にまたぞろ「あの頃は良かった」と、
今日この日を振り返る。

つまりは「今日この日」は良い日であって、
まだまだ落ちていけるのだ。

どこまでも、どこまでも、いつか来るその日まで。

落ちていこうさ、どこまでも。
上を見ようさ、いつまでも。


でも、体重は落ちていかない。
下を目指し続けるのみである。
ニックネーム SNJ at 02:46| Comment(2) | 詩っぽり

2006年07月23日

宝物

誰にだって宝物はある。

―記憶―。

それは財産、宝物。自分だけの宝物。

もちろん、忘れてしまいたい、捨ててしまいたい、そんな嫌な記憶もある。
しかし、宝物であり得る記憶もあるはずだ。

今は忘れているのかもしれない。
磨いてみよう。そこに原石はあった。いくらでもあった。
今日の何でもない原石は、明日の、一年後の宝物かもしれない。

そんな原石は、ひっそりこっそり磨いて、あとでみんなに見せてやればいい。
「すごい宝物持ってんじゃん!」
そう羨ましがられること受けあいだ。

なんでもない、どうでもない出来事も、受け止め方次第で、磨き方一つで、立派な宝物になり得るのだ。

毎日毎日、そこかしこに散らばる宝物を、僕は見落としているかもしれない。
それでも、抱えきれないほどの宝物を、自分では持っていると思う。

どこかに忘れた宝石は、ちゃんと心のどこかに仕舞ってある。

自分の宝物をみんなに見せて、みんなの宝物を見せてもらって、羨んで、羨ましがられて、そんな取り引きも日常茶飯事。

さぁて、明日はどんなお宝が見付かるのかな?
ニックネーム SNJ at 21:38| Comment(2) | 詩っぽり

2006年07月20日

シャープペン

シャープペンの芯がどうしても出てこなくて、

カチカチカチカチ、カチカチカチ

そんなに押しても出てこなくて、
振ってみても、音はするのに出てこなくて、
芯がシャープペンの中心からずれてるのかと思って、
真ん中になるように、また振ったのに出てこなくて、

カチカチカチカチ、カチカチカチ

やっぱり出てこないから、実は芯が入ってないのかと思って、
キャップを開けて、消しゴムを抜いて、
逆さまにしたら芯が出てきて、
やっぱり入ってたんだと思って、またキャップを閉めて、
元の状態に引っくり返して、

カチ…

1回で芯が出てきて、
せっかく逆さまにしてまで調べたのに、
もうそこまで芯が出てきていたなんて、
気付かなかったのは僕のせいだけども、
何度もカチカチしたのに勝った気はしないし、
とっても負けた気分。
ニックネーム SNJ at 23:42| Comment(2) | 詩っぽり